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2020.03.10 Tuesday

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    とっぷり実験室におりました。

    2017.02.25 Saturday

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      お誕生日が明けた頃から、アトリエは実験室になっておりました。

       

      2013年にくも膜下出血で倒れた師匠の生多良が昨年から体調を崩し、暫くは、こちらのアトリエで染めて行くことになったので、

       

      染め場を改装ということで、電ドルを片手に材木と格闘しながら、大工仕事をしていたのですが、

       

      染めたい欲求がおさまらず、改築途中で染め始めてしまいました。

       

       

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      大島紬ならではの染め、白泥染の染料は廃盤になることもあって、泥や鉱物、顔料の染めの研究の結果

       

      イオン処理で染められるようになり、欲が出て、全国のいろんな色の土や鉱物を染めたいと思い、実験が始まった。

       

      理科の実験室のようになった染め場。

       

      泥や鉱物のまた、その化学式までに及び、そして、グーグルマップで見る航空写真に映る、そこかしらの土地の土の色に反応して

       

      してしまい、その土地の歴史まで調べたくなる。また、化粧品の粉にまで手を伸ばし始め、何かに取り憑かれたように

       

      染めながらインターネット検索をしたり、学術書を取り寄せる。

       

       

       

       

       

       

       

       

       

      また、色物も洗濯堅牢度(色落ちなどのケア)が以前よりも高い染料への変更。この染料は、本場、京都の友禅の染め工場

       

      でも使用されていルものですが、以前、京都で染色を学んでいた頃から使っていた染料でもあるのですが、

       

      一からその一色一色の質や癖を知るために研究です。

       

      染料も、製造年月日の違いで、微妙に癖が違うので研究です。と言いながら、実験自体が楽しくなって止まらなくなっておりました。

       

       

       

       

       

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      そして実験器具のビーカー、試験官、シリンダー、スクリュー菅などなど、その器具の美しさにもはまり

       

      さらに実験器具を取り寄せたら、試験官100本が割れて納品される。

       

      これは、そろそろ現実に戻れということなのだと気付き、実験を中止してストールを染めておりました。

       

       

      なんでも深掘りしたくなる質。

       

      しかしながら、まだ自分がどこへ到着するのか?着地点は見つけられないままなのですが、それも気持ちがいいような。

       

      色んな、様々な色を染めて行くうちにきっと着地する場所が見えてくるのでしょう。と。

       

       

      色探求の美学

       

       

       

      客観的世界と主観的世界〜チームラボ

      2017.02.08 Wednesday

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        2月1日の誕生日当日は、地元の神社参拝の後は、

         

        「チームラボ★アイランド踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」

         

         名古屋市科学館へと。  チームラボ

         

         

         

         

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        チームラボアウランドは、最新のテクノロジーを使い共創(共同で創造的な)体験ができるアート展。

         

        来場者は映像アートの中をスマホ片手に、写真を撮りながら各スペースを体感しSNSに投稿する。

         

        体感アートの後、もう一つの次元への投稿でまたアートが広がっていく。

         

        スマホ環境も進化して、今の時代は誰もがクリエーターだ。

         

         

         

         

         

         

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        ギャラリーを営む友人の今村仁美ちゃんとは、

         

        21年前オーラソーマカラーセラピーのレベル2のコースで知り合った。

         

        現在オーラソーマのティーチャーでもあり数々のアート展を主催。

         

        彼女は、融合したアートとヒーリングを日本で彼女スタイルで表現している。それはずっと変わらぬ彼女のテーマ。

         

        もともと、アートとはそういうものでもあるが、現在の日本では、まだその領域が成熟していない。

         

        表現スタイルは違うけれど、私も彼女も同じ方向を描こうとしていると思う。

         

        それも「極」を目指しているので、中々、道のりが長い。

         

        編集されたアート的な商品や、上っ面の言葉で型押しされたモノやコトなんて興味がなく、アイディアだけを

         

        なぞった、なんちゃってなものを毛嫌いする質は、生き方も楽しみ方にも同じ線状にあるので

         

        まあ、一般よりは浮いているので21年前のオーラソーマのコースの時から、異端児同士、よく遊んだ。

         

         

         

        しかし、同じベクトルを向いているので思い以上のことも

         

        共有できるので、楽しく、そして遠くへとそして螺旋のようにクリエィションが広がる。

         

        そして今、熟した季節を前に、自身の表現スタイルも純度を増し、本番の幕前。

         

        今の私たちの中で、このチームラボアート展で、全力で遊ぼうとスタートダッシュをきった。

         

         

         

         

         

        第1ゾーン

        http://exhibition.team-lab.net/nagoya/art/art03.html

         

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        古典的な日本画のような世界の映像、美術の波、自然に対して畏敬の念のような波や海の3次元空間上に

         

        立体的に構築された映像が流れる中、立体的な画面の前にクッションが置かれ、自由なスタイルで観る。

         

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        客観的世界と、主観的世界

         

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        どうこの映像の中で一体化するのだろうか?トランス状態へ自分を誘導するかのごとく、画像の中に自分を誘う。

         

        仲良くくつろぐカップルもいたが、皆、この映像の中での体験をと画像に集中していたように思う。

         

        私の隣の席が空き、お母さんと小学3年生ぐらいの女の子が座った。

         

        お洒落さんで可愛い女の子は、動く波を追いかけて画面の前で遊び始めた。

         

         

         

        「まぁ〜可愛らしい。この無邪気さが大人にも必要なんだわ」と、左脳が常識的に自分に呟く。

         

        しかし、女の子はずっと画面を右へ左へと行ったり来たりしながら、自分パフォーマンス。

         

         

        少し集中力が途切れるな。いいのかな?なんて感じ始めたとき、

         

        どうも、彼女は自分が可愛いって知っていて、みんなの注目を意図的にしているようだと、その振る舞いや

         

        表情の中に感じた私。

         

        もし、私が彼女の隣に行って、一緒に画像の前で同じことをしたら、彼女は不機嫌な顔をして席に戻るのだろうか?

         

        戻ったら、彼女の「思惑」は証明されるのだろう。なんて意地悪的な考え方。

         

         

         

         

        しかし、それぞれの主観。

         

        私の視点から見るとそれであって、彼女の視点から行くと、大人たちの注目する視線

         

        見えるわけで、それでも、遠近法で全体像を見ると、

         

         

         

        それは全て、一つ一つのデザインパーツのような

         

        この立方体のブースの画像の、そのアートの一部。

         

         

         

        少女の「みんなから注目されて嬉しい」という感情も、

         

        私のような意地悪な思いも、

         

        周りの大人たちの「可愛い〜」て思う人

         

        それぞれの感情の色も、全てアートの一部。

         

         

         

         

        動きも感情も、全てアートの中のモチーフでしかすぎない

         

        存在する私たちは、その画像の中の色であったり、その形でしかない。

         

         

         

        日常にある営みも同じなんだろうな。

         

        テレビのニュースの中の出来事も、隣の家の晩御飯も、ワンコやニャンコが遊ぶ風景も。

         

         

         

         

         

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        常識によって固定化された現代の客観的世界と、主観的世界。

         

        主観的世界で見れば、忙しく時間がないときに、メールの返信が多少、遅れたって問題はない。

         

         

         

        それぞれの事情は、地球規模、いや、宇宙から見た遠近法の中では、

         

        デザイン、モチーフの一つであると

         

         

         

         

         

         

         

         

         

        第2ブース

         

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        このブースでは、画像の上から降りてくる象形文字をタッチすると

         

        その象形文字の物語が画面上に広がる。

         

         

         

         

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        こちらは、

         

        また改めて、ブログにしましょう。

         

        今、ここへ戻ってこられたプロセス、そして染めることへの今に繋がっておリますので長くなりそうですから。

         

         

         

         

         

         

         

        さて

         

        チームラボのアート展では、他にも楽しく遊ぶことができるブースがたくさんあります。

         

        無邪気に遊んで、話題のクリスタルのインスタレーション。

         

        平日だというのに

         

        混み合うブースは、前へ進めとのインフォの中。

         

        立ち止まらないでくださいのインフォが続きに続くので、ただ、写真を撮って過ぎるだけ。

         

        インスタにも#チームラボでたくさんの投稿写真。

         

        時代の流れ、トレンドということでしょうか?

         

         

         

        デザインをすること、DIYを楽しむこと、今まではプロフェッショナルな分野が一般化している。

         

        だからこそ、デザイン関係を仕事関係者も進化をしなくちゃ行けない時代。

         

        アイディアだけでは続かない時代。

         

         

         

         

         

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        十分に楽しんだチームラボから、1週間を過ぎた頃、

         

        そのメッセージ性は、自身の中で消化され、自身の価値観や言葉が生まれる。

         

        それがアートだと思う。

         

         

        しかしながら、受け取り手の感性によっては、SNS用のコミュニケーションツールだったりする。

         

        それぞれの視点で、いろんな受け取り方があってこそ、その自由さがアートでもある。

         

         

         

         

        客観的世界と主観的世界だなと。

         

         

         

        新時代突入で、降り立った円谷プロの円盤宇宙ステーションから、昭和生まれの私たちは

        未来のアート、自身のアートを探求するために飛び立つのであった。

         

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        人生Holiday〜純粋な魂の結晶を造っていくこと

        2017.02.07 Tuesday

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          冬の寒さの合間の太陽が水面に煌る暖かな日には、毎年、この時期にはたくさん写真を撮っているようで。

           

          立春は過ぎたものの、朝晩の冷えはまだ強く、霜も降りる。

           

           

           

           

           

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          だからこそ、

           

          この昼の束の間の時にみるこの輝きに感動する。

           

           

           

           

           

           

           

           

           


          今日は暖かなのに

           

           

          風に乗って、遠くから雪粒が運ばれ、

           

           

          雪虫のように遊んでいる。

           

           

           

           

           

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          きらきら輝く川面を風が遊んでいるように、

           

           

          あちらの川面、こちらの川面に描き、

           

           

          音楽のセッションをしているようにも感じられる。

           

           

           

           

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          50歳を越えて3年目。

           

          ここへ越してきて3年目。

           

           

           

          風に乗ってやってくる雪粒をみながら思う。

           

          20代、30代、40代と激しく働いてきたと思う。

           

           

          ずっとクリエイターで、肉体労働で、時間の隙間なく動いてきた。

           

          仕事をすることが正義と。

           

           

          動いていないと、働いていないと非国民(笑)ぐらいに思って自分を責めたり反省したり。

           

          でも、敦盛のように人生50年の時代と思うと、これからの50歳からの人生は

           

          Holidayで良いのかな。と。

           

           

           

           

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          自分を大切にするとか、自分を愛するって呪文のように唱えたって若く肉体が脳が動く頃には

           

          とても難しいことのように思う。

           

           

           

          身体に脂肪がついて、視力が今までのように見なくなって、今までのように動くことができなくなるのは

           

          自分をいたわること、

           

          そして自分視点になりなさい。ってことなのかなと思ったりする。

           

          自分に余裕がなくたって、相手視線で見ると、動かなくてはいけないって思って無理をする。

           

          限られた時間と肉体的エネルギー。

           

           

          そのしわ寄せの中で、疲労困憊して大切な1日1日を描くことはもうしたくないなと、やっと思うようになった。

           

           

          誰かのため、生活のため、お金のためとか、生真面目勤労セオリー。いらないな。

           

          やっとそんな手放しができたら、

           

          体が緩んだ。

           

           

          呼び水があるからこそ、そんな案件がやってくるんだと思ったりもして。

           

           

           

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          53歳の誕生日を迎え

           

          これからは人生Holidayって過ごそうと思う。

           

           

          家の家事だって、人生Holidayだったら

           

          コンドミニアムで休暇を過ごし中の楽しい家事になる。

           

           

          生活の合間に、心を豊かに過ごす時間に、好きな色を染め描く。

           

          仕事じゃなくて、仕事でもあるけれど、

           

          仕事だから、と言うわけではないけれど、自分の美学の中でのものづくり。

           

           

          そう自分の美学の中でのものづくり。

           

          なんちゃってでは気持ち悪いから、自分の美学の中で極のものづくりを続ける。

           

           

           

          妥協とかそんなじゃなく、自身の美学。

           

           

           

          自身の美学の中で物作りをする。

           

          誰かのために、何かのためにの美学はエゴだったのかもしれないなと振り返る。

           

           

           

           

           

           

           

          美しい宝石のように

           

          純度を高めていこう。

           

           

          自身の魂の純粋な結晶を作っていこうと思う。

           

           

           

           

          お誕生日おめでとうございます。〜マダム編

          2017.02.06 Monday

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            お誕生日おめでとうございます。

             

             

             

             

            露天風呂で仲良くなったマダムが、朝食バッフェのバナナをプレゼントしてくださった。

             

            ほんとうは、お花を1本プレゼントしたくてホテルの売店に行ったんだけど、

             

            ここのホテル、お花を売っていなくて。。。

             

            だから可愛い色のバナナを。と。

             

             

             

             

             

             

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            たぶん70代前半ぐらいかしら?

             

            美人さんタイプのマダムは、俳優の山崎 努さんに似たハンサムな旦那様とご一緒だった。

             

             

             

            ハンサムな旦那様ですね〜。

             

            べっぴん&男前ご夫婦ですね〜。

             

             

             

             

             

            そう言うと、

             

            マダムは

             

             

             

            競争率が高かったのよ〜!!!

             

             

            今は、変わっちゃったけど〜〜(笑)

             

             

             

             

             

             

            私達のすぐ後ろの席で、ご主人は静かにサラダを食べていらっしゃった。

             

            寡黙な雰囲気のご主人とキュートなマダムは、私達より先にレストランを後にした。

             

            オリーブグリーンのセーターに、ペールオリーブグリーンのデニム風のパンツを履かれたマダムは

             

            少し、脚が悪いようだった。

             

             

             

             

             

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            その後も、温泉で一緒になり

             

            備え付けの紙コップ3つに少しだけお水を入れて御神酒代わりよと言って

             

            私達の前に置き、3人でお誕生日のお祝いを。

             

             

             

             

            私、お祝い事が大好きなの。

             

             

             

             

             

            露天風呂では、もう一人、70代前半のマダムに話しかけられた。

             

            温泉談義で盛り上がった。ご主人はコーラルピンクのセーターを着ていた。

             

            こちらのマダムは、この後、お孫さんのご祈祷に犬山成田山へ行くと。

             

             

            脱衣場では、バナナマダムとコーラルピンクのご主人マダムと3人で、また更に温泉談義で盛り上がった。

             

             

             

            二人とも、ご主人と二人で近隣の温泉旅館を旅することが趣味であると。

             

            名鉄犬山ホテルは、近場では一番良い温泉。

             

            そして食事がおいしいと太鼓判を。

             

             

             

             

             

             

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            53才のお誕生日犬山旅行で一緒の友人は、同じ年。

             

            21年来の友人で、出会った頃は、お互い今よりずっと痩せていた。

             

             

            どうも、計算すると、二人とも出会ってから毎年、1kgずつ増えていったような感じでもある。

             

            離れた場所に住む友人とは、毎年2度3度会う事が続いた21年ですが

             

            たまに会って少しずつ大きくなっていく彼女に安堵感を覚えていた。

             

            「ああ〜。私だけじゃない。」と。

             

            先月も一緒に温泉旅行に行き、やはり年齢に伴う様々な劣化な話を共有して笑い合った。

             

             

             

             

            ほんの数年前の40代の頃も、いや、その前、30代の頃から「死生観」ってことも

             

            念頭に置いて、人生計画、チャレンジをしてきたが、やはり先人が言うように50代に入ると

             

            感じ方や、捉え方が大きく変化する。

             

            50代に入ると、その1年1年、皮膜を覆うように変わる。

             

            今までのようなチャレンジ方法では無理だな。なんて。

             

             

             

            でも今回、私も第二創業のような。

             

            そして彼女も新しく居を移した京都で、新しく立派なギャラリーを営む。

             

             

            年齢的に逆算して考えるニュアンスも筆頭に来るテーマが変わる50代。

             

            それでも「コリン族」と命名した友人だが、お互いコリナイ世代だと笑う2017年。

             

             

             

             

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            私達が25才の時、テレビのドラマでは「25才のクリスマス」

             

             

            30代になった頃には、「アラサー」な言葉が世間では話題となり

             

            40代になった頃には「アラフォー」そして今は、「アラフィフ」と、時代の変わり目を生きてきている

             

            ように思う。18才19才の頃にはDCブランド時代。カフェバーとか新しいカルチャーが芽吹き

             

            イタリアンカジュアル、インポート時代の後はバブル崩壊。

             

            まっただ中を生きて来た。

             

             

            だからなのか?懲りない世代のようにも思う。

             

             

             

             

             

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            私と同じ年のホテル。この地元の町内にあるこの名鉄犬山ホテルに、同級生の友人と宿泊した誕生日。

             

            案内された部屋は、母の誕生日ナンバーの部屋。

             

            自宅とアトリエのちょうど中間地点にあるこのホテルの窓からは、自宅もアトリエも見ることが

             

            できる。なんだか私自身を見るようで。

             

             

             

            そしてそこで出会った二人のマダムは、二人ともオリーブグリーンのお洋服を着ていた。

             

             

             

            未知の領域の年齢。

             

            女性としてのこれからのゴールに向けてどう描こうかと、はっきりとは何も見えないけれど

             

            色々と越えてある、その「今」を生きる女性の先輩。

             

            80代の母、出会った70代のマダム達。

             

             

            生きる輝きを魅せて頂いているように感じた53才の誕生日でした。

             

             

             

             

             

             

             

             

             

            お誕生日ありがとうございます〜神社編

            2017.02.03 Friday

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              産土神社の針綱神社さんにて

               

               

               

               

               

               

               

              2月1日の53歳の誕生日。21年来の友人と犬山で迎えました。

               

              この土地で育って良かったと感謝の思いでいっぱいになったお誕生日の旅は、

               

              神様の計らいのような、有難いことがたくさん続き、神様を近くに感じる誕生日でもありました。

               

               

               

              誕生日当日に、産土神社の針綱神社さんでご祈祷をしている時、神様のご加護にあることの有り難さに

               

              涙が溢れました。ただただ感謝の涙。そんな感覚で涙が溢れたのは初めてでした。

               

              隣で一緒にご祈祷を受けた友人も、同じだったようで、二人とも涙していました。

               

               

               

               

               

               

               

               

              誕生日イブ

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              https://ja.wikipedia.org/wiki/尾張富士

               

               

               

               

               

               

              誕生日イブは、犬山にある尾張富士・大宮浅間神社へ参拝。

               

              大宮浅間神社は、織田信長、徳川家康、犬山城城主、小笠原氏、成瀬氏の保護があり、戦場へ赴く時は

               

              必ず参拝したと伝えられています。

               

               

               

              御祭神は、木花咲耶姫比売命、天照大御神。子供の守り神として信仰が厚く

               

              預け子発祥の神社でもあります。

               

               

               

               

              預け子とは、子供が成長するまでの20歳まで神様の御子として預け、

               

              その御神徳をいただき、穏やかな成長を望む願い。

               

               

               

               

               

              尾張富士大宮浅間神社、針綱神社、三光稲荷神社、猿田彦神社と地元の神社をお参りした

               

              今回の誕生日の旅の中で、大人になった今でも、預け子と言いますか、今でもご加護を受け、

               

              神様の子だなと感じることが多くありました。

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

              誕生日の前日に訪れた尾張富士大宮浅間神社。

               

              午後3時頃に着いたのですが、社務所は帰り支度のようだったので、先に御朱印を頂こうと社務所に寄りました。

               

              宮司さんは、今から用があって出かける直前、「タッチの差で良かったですね。」と。

               

              犬山の話題で盛り上がり、宮司さん、待ち合わせの時間大丈夫かしら?と思いながらも楽しいおしゃべり。

               

               

              そして神社参拝は、社務所近くの本宮から、さらに献石が連なる御山を軽くトラッキングしながら

               

              中宮、奥宮へと、まだまだ先が長い。日が暮れることもちょっと心配。宮司さんとの楽しいおしゃべりは

               

              まだまだ続きそうだったのですが、お礼を言って神宮社殿へ向かうことにしました。

               

               

               

               

              と、その時、私たちの目の前を

               

              大きな翼を広げた白鷺(しらさぎ)が降り立ちました。

               

               

               

              白鷺が広げた羽は1mぐらいあったのでしょうか?

               

              夕日が差す眩しい視界の中に、神々しく神々しく、

               

              その白い羽が優雅にはばたく様は、驚きの何ものでもありませんでした。

               

               

               

               

               

               

               

               

              まるで神様の化身のようと、私たちは白鷺の後に着いて行きました。

               

               

              白鷺は、社務所より下にある弁財天の池へと私たちを誘導するように歩きました。

               

               

              「わ!弁財天さん!!!」

               

               

               

               

               

               

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              私たちが弁財天でお参りを終えると、白鷺は大きな羽を広げて飛び立ち

               

               

              白い羽で祓うかのように、私達の頭上を旋回して社殿の方角へ消えて行きました。

               

               

               

               

               

              宮司さんとの長いおしゃべり、そして白鷺の羽ばたきは、禊、お祓いだったように今は思います。

               

               

              小学生の時の遠足以来の尾張富士。神様は帰ってくることを待っていて下さったように感じました。

               

               

              素晴らしい誕生日の旅が始まり。

               

               

              犬山に戻って2年。この誕生日を迎えたら、やっと犬山に着地できるようにも感じていた。

               

               

               

               

               

               

               

               

               

              本宮は、静かで美しい。

               

              二人並んで参拝。

               

               

               

               

              確かに存在するその陰に、先ほどの白鷺の形を感じる。

               

              友人は祝詞のような詠のような言葉を聞く。

               

              神様との対話のように二人は長い時間、手を合わせる。

               

               

               

               

               

               

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              縁結びの松の前で記念撮影

               

               

               

               

               

               

              参拝の後は、

               

              女性は左回り2回、男性は右回りに2回、縁結びの松を回る。

               

               

               

              とてもとても美しい縁結びの松。

               

              こんなに美しい松を見るのは初めてかもしれない。

               

               

               

              この松の近くには、絶滅危惧種のヒトツバタゴの木もあります。

               

               

              特別な地であると感じました。

               

               

               

               

               

               

               

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              中宮を目指して急斜面を登る。

               

               

              もしやこの赤土も、木曽川対岸の坂祝町(さかほぎちょう)に落ちた隕石跡の土と

               

               

              同じチャートの赤?なんて思いを巡らせるのもつかの間。

               

               

              日頃の運動不足のため、二人の息は切れる。

               

               

               

               

               

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              次はここまでおいでよと知らせるように、献石が夕日に照らせれ鏡のように光り知らせる。

               

               

              たくさんの献石の中には、王貞治選手、故千代の富士の献石もあるそうだが

               

               

               

              探す余裕もなく。。。。。

               

               

               

               

               

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              中宮到着。

               

               

              猫ちゃんお出迎え。

               

               

              とても気持ちの良い場所なので、お弁当を持って一日過ごしたい。

               

               

              テントでも張って泊まりたい。なんて思うほど素晴らしい場所でした。

               

               

               

               

               

               

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              さて

               

              山頂まで400m。

               

               

               

               

              本宮まで目指そうか?

               

              帰りの体力の温存。下りは、登りよりも足腰に負担がかかりますからね。

               

               

               

               

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              と迷いながらも、山頂の本宮を目指すことにした。

               

               

              献石が立ち並ぶ坂道を登って行くと、

               

               

              特別な石が、私たちを呼ぶ。

               

               

               

               

               

               

               

               

               

              説明の立て札を見ると

               

               

               

              昔、人魚の肉を食べて、八百歳まで生きた尼さんが五郎丸に住んでいた。

               

              人魚の肉?に驚き読み入る。

               

              五郎丸(犬山市民は、昔から五郎丸を「ごろまる」と読む)

               

              五郎丸という場所は、昔、キリシタンが多く住んでいた場所でキリシタン燈籠がたくさん発見された場所でもあり

               

              また五郎丸を探索したくなった。

               

               

               

               

               

               

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              そして

               

              昔は、中宮以上は女人禁制と知り、本宮を目指すことをやめにすることにした。

               

              そうそう、尾張富士が本宮山より高くなるために持って上がる石を今日は持って来なかったこともあって。

               

               

               

              昔は女人禁制だったことを、八百比丘尼様が、知らせて下さったんだと。

               

              手を合わせてありがとうございますと。

               

              記念にお写真をいただけますか?と聞いて、二人並んで自撮り。

               

              カメラを向けると不思議なことが起こりました。

               

              八百比丘尼様も一緒にお写真におさまってくださいました。

               

              ありがとうございます。

               

               

               

               

               

               

               

               

              行きはヨイヨイ、帰りは怖い。

               

              下り坂に難儀しながら山を降り、この先、70歳になっても尾張富士に登ることができるように

               

              体を鍛えなくちゃと誓うのであった。

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

              さてさてお腹も減ったことですし、わが町の自慢のホテル、犬山ホテルへと。

               

              このホテルは私と同じ年で、同じ町内。

               

               

              国宝犬山城下にある源泉から組み上げられた温泉は、日本の三大名湯の下呂温泉と似た泉質で

               

              自慢の温泉。ホテルへ向かう車の中でも犬山自慢のお話が続く私。

               

              温泉とそして美味しいご飯、魅力のご飯を目指して。

               

               

               

               

               

               

              チェックインしたお部屋の番号は

               

              母の誕生日と同じナンバーだった。

               

               

               

              誕生日は母親に感謝する日でもあります。

               

              この偶然に案内されたお部屋の番号が母の誕生日のナンバー。

               

               

               

               

              お部屋の窓からは自宅の屋根が見えます。

               

              自宅の屋根を眺めながら、母への感謝。

               

              一緒に暮らしだしての、なかなか、いや、そうとう大変な日々だった2年ですが

               

              母が愛おしく。初めて母と出会った時の幸せ、いろいろなことを思い出しました。

               

              神様からの計らいのお部屋へチェックインでした。

               

               

              〜お誕生日ブログは続く〜

               

               

               

               

               

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