今年もお世話になりました。
2016.12.31 Saturday
2016年、皆様、今年もお世話になりました。
たくさんのご縁をありがとうございます。
皆様と共に過ごした時間が、皆様の笑う2016年の顔が、場面が浮かび
感謝の思いが湧きあがります。
今年は、取引10年目にして、初めて京都の仕入れ先の染料屋さんからカレンダーが届きました。
来年は、しっかりと染めて行くぞと身が引き締まる思いになりました。
2017年は、新しい染めの分野へも入り、作品作りから始める予定です。
完成までに時間を、たっぷりとかける予定ですが
ストールフェアの時に、各地で少しずつニュアンスをお見せできることもあると思います。
新たな時代へと入り、皆様の色合いも光具合も多様となってまいりますね。
umu-wakaも、美しく世界観を広げて行こうと
今、私自身がときめいています。
そのトキメキが、幸福に感じるのは、思い浮かぶ皆様の眼差し。
2017年もお笑いを携えてまいりますので
どうぞ宜しくお願いします。
感謝
染色家・若多良 (若山 真由美)
人生の宿場にて〜
2016.12.29 Thursday
昨日は、ご縁があって深田剛史先生の整体を受けてまいりました。
THE 職人!!!の腕と懐はでかく
長い年月、奥底にしき積もり、封印されていた疲れや、色々なものがごそっと!!外れ、
新月前に東北地方も大きく揺れましたが、私自身のBODYもマグニチュード7.6の大地震。
天の岩屋戸が開くがごとく、新月開けに色々なグリッドが、きちんとハマり出し、色々なものが見えてきました。
深田剛史先生は、古神道研究で数霊の研究の一人者でもあり、
関ヶ原の合戦以前の、犬山城主の末裔でもあります。
考古学、歴史研究と共に、いくつかの書籍を出版されているのですが、中にはフィクションで犬山の城下町
を舞台にした小説も書かれております。
面白いご縁と共に、天岩屋戸開きのごとく、先に染めて行くものが明瞭に見えてきました。
2016年の様々な出来事の意味が理解できたというのか、
水面下、肉体下ではすでに準備が進んでいたというような。
新月ジャストの時間が過ぎると、よりその先の輪郭が肉感的に理解ができるようになりました。
飛行機の窓からの日の出。窓についた霜が朝陽に輝きうつくしかった
染め場の掃除をしている時に
紺色の染料を見ながら、この色と共に雲母、銀のつぶつぶを染めたいと。
一枚のストールに、ロイヤルブルーの光と、鉱物の銀を染めたストール。
思わず、染め始めようかと思ったのでしたが
年明けにと。
今回のご縁は
マコモ作家の田中佐和子さんとのご縁から。
このしめ縄は、
マコモは、出雲大社のDNAを持ち、
稲穂は、伊勢神宮に奉納される稲のDNAを持つ。
陰陽、ともえのしめ縄。
昨日、佐和子さんにお願いして作っていただいた。
umu-wakaのアトリエのしめ縄は、相当な上等品となりました。
しかし、
umu-wakaを通じて出会ったご縁が広がり、昨日は佐和子さんの御宅で、深田先生のご縁で
整体を受け、天岩屋戸が開くような、
そして、umu-wakaのご縁で出会ったミサちゃんから、琉球ヘナ&琉球藍で毛染めをしていただき
さらに自身の感性に透明感が増す。
皆それぞれの人生の途中に、こうしてご縁が交差し
心や体の疲れを癒し、
そして、新たな札を持って旅に出るような。
まるで宿場のような。
そうそう
深田先生との楽しいお話の中で
神様は、お願い事や真面目な事ばかりのお参りに飽きているからね〜
神社参拝では、神様を笑わせる事をしたほうが良いのよ。
そして
「明るい執着」
「爽やかな嫉妬」
「謙虚な図々しさ」
これが必要よと。
2017年の書き初めは「謙虚な図々しさ」にしようと決めた私です。
謙
虚
な
図
々
し
さ
2017 wakatara
二十一回忌
2016.12.27 Tuesday
本日は父の命日。
21回忌。
時が過ぎるほど、亡き父が近くに感じはじめ、
最近は、もっと立体的に父を感じるようになった。
毎年、12月27日は
父を思いながら、父と一緒にその一年を振り返るので、大晦日感が強くなる。
今年、一年を振り返ると一言で言うと、どんな年なんだろうとイメージすると
絞った雑巾を広げるような感じだった。
色んなねじれを解くような、綺麗なタオルではなく雑巾とはね。
余分に背追い込んだ何かを降ろし、
自分のために生きることを示唆されているような2016年。
父の墓石の横に建てた「大工の棟梁人形」。
勤勉な職人だった父。
それを受け継いだのか、「極める」
物作りや、何かにつけて、深く探求する質がある。
そこそこでは、何もやっていないのと同じと。
「精神」
無とは言わないまでも、息を殺して自身を「目」にして、その環境を感じ取る。
素材の声を聴き、そこに携わる人たちの心のニュアンスを聴き、
それを使う人たちの心や五感を聴く。
だからなのか
そうだからなのか?
そこから発生した何か違う質をも含む私である。
「内省」として、自身の心を正すように自身の内側の探求に、いそしんできたようにも思う。
しかしながら、自分の「欲」と言うのか、
「自分自身を見る」ことをしてこなかった自分を発見する自分。
先日行った、タイ旅行での4時間以上のマッサージの時もそうだったが、
いつも誰かに施してもらう「リラックス時間」の時でさえ、
自分の哲学からなのか、相手を気遣って施そうとする自分がいることに気づいていた。
「誰かのために」
「何かのために」
父の命日。二十一回忌。
21と言う数字は、再誕生の意味を持つ。
自分自身に自立して生き始めよう。と思う。自分のために。
仕事もプライベートも
「誰かのために」「何かのために」という文言が必要だった私。
どれだけ自分が偉いんだよ?
そして、誰かのためにと言うカクレミノ。
ちょっとニュアンスは違うが、「誰かのせいで〜できない」と何か繋がっているように感じる。
誰かを褒め讃えることも、誰かのために頑張ることはたやすいが
自分を褒め表現することは難しいもの。
だから父の21回忌、再誕生の21を機会に
自分のために生きようと思う。
「自分を見る」
内省ではなく、外省とでも言いましょうか?
自分の本当に描きたい、送りたい人生に忠実にと。
2017年は、もっと作りたかったアイテムや、
新しい染めも始めようと思う。
きっとその作品は、手に取る方にも自由が始まるはず。
と
父の21回忌、
立体的になった父との会話の中に〜。
忘れ物サンタ
2016.12.25 Sunday
メリークリスマスな12月24日はクリスマスディスプレイの撤去日。
大きな脚立を積んで名古屋までレッツゴー。
そうそう
昨日のアトリエでの忘れ物。
お買い上げいただいたオブリージュの洗剤&お金も持って名古屋へGO。
クリスマス撤去を2件済ませ、
車のオイル&フィルター交換を済ませ
忘れ主2名に電話すると、
数時間後、その近距離でフリーになる感じ。
そうそう昨年まで23年住んでいた街の中でフリーになる感じ。
オイル交換も早めに済んだので
待ち合わせの時間まで、馴染みのスーパー銭湯でくつろぐことにした。
一人露天風呂で、うつらうつら。
この二十数年の激しい日々、この空の下で眠っていたんだと思うと
涙がじんわりじんわり。
もう、この街に暮らしていないけれど、二十数年過ごしたこの土地は、フィット感がある。
今ままでの人生の半分を過ごした土地。
今は、別の土地に、暮らす私は、人生バージョン、人生のテーマが変わっているはず。
サプリメントや薬は、急にやめると、反対に体を壊すとかよく言われますが
この二十数年住んだ街と、今住んでいる街、土地のエンルギーは激しく違うので
こうして、この場でくつろぐことは、穏やかに、そして更に進化できるはず。
これからの暮らし方、人生の描き方は、新しくできるはずだよな。と。
なんのかんのと思いを巡らせながら....。
2時間ばかりのこの時間は特別なトランジットタイムとなった。
お風呂から上がって
30代イケメンをピックアップして
私より一つ年上のレディーと待ち合わせの、シーシャバー(水タバコ)。
なんともたわいもない話をしながら
そうそう真髄真髄なお話。
あらあら
カウンターには、白い大きな袋を担いだサンタクロースがくつろぎシーシャ。
あらあら
忘れ物2件のクリスマスサンタ。
なんだか
とっても突然で、特別なクリスマスイブになりました。
うん。
等身大の特別なクリスマスイブ。
ひとつの選択
2016.12.20 Tuesday
今回は団体旅行だったので自由時間は初日の深夜と昨日だけ。
若い頃からフィリピンやアメリカへ仕事でディープな場所へ、
時間の隙間まで潜り込み、探索し倒した。
今回はそのエネルギーはない。
友人が来年の春からタイへ赴任するので、
観光も探索も友人を訪ねた時で良いかな。と。
今回は、ゆっくりしようと最終日はボディーエステ4時間の選択。
年齢が変わったからのか?
低価格で掘り出し物を見つけるワクワクより、
良いものを自身にまとわせてあげたいなとも思い、
「好奇心&欲」を捨てる選択。ある意味、そんな捨てる選択は初めてでした。
ホロスコープ上、大切な方角の旅の後、明日の冬至の太陽を迎える。
これからは丁寧に暮らして行きたいと思いながら、
今回の旅でまた、今世の前世を見てきたような気がしました。