琉球へと〜
2016.10.23 Sunday
さて今日は、どの切手を貼って書類を送りましょうか?
たくさんある切手の中から送り先のニュアンスを考えながら切手箱を開ける。
ふと琉球女性の髪型に目が止まる。
この切手は、実父の遺品の中にあったたくさんの切手の中の一つ。
実父は、祖父から受け継いだ種苗の会社を営んでおりましたが小説家になるのが夢だったようで
昭和一桁生まれで国公立の大学を卒業したくさんの書籍や詩のような手紙がいくつもあった。
繊細な実父であったようで、切手も美しいものがいくつも保存されていた。
父を思いながらこの切手はいつ発売されたものなのか?ググる。
1986年切手週間に発売された「南波照間」。
南波照間を検索していくとニライカナイ、奄美大島まで繋がっていく。
沖縄ではニライカナイ、奄美大島ではネリヤカナヤ。
ネリヤカナヤは、海の彼方にある神様がおられる豊穣の国。
umu-wakaには、ネリヤカナヤ(ニライカナイ)の色を染めた絵空色(えそらいろ)という色がある。
大島紬の誕生地奄美大島。大島紬のルーツにあるumu-wakaですから、ネリヤカナヤについて
色々と探求した私。
そして私のルーツの実父からの、また送られてきた波照間のメッセージ。
不思議と奄美大島、沖縄とつながりが深いようで
幼い頃は、住み込みの大工見習いのお兄ちゃんは沖縄の人だった。
沖縄のお兄ちゃんが里帰りすると、お土産のアメリカ牛の大きな肉の塊や
甘い大きなホールケーキ、きっとjimmy'sのケーキだったんじゃないかな?
そして5年ほど前は沖縄で再婚の話があったしね。。
今回、また急に巡ってきた沖縄のモモトという雑誌の中には、新居となる予定のうるま市の歴史の
シリーズもあった。
私の人生のシナリオはベタに面白い。
奄美大島で稲作する秋名集落の柄、秋名バラの「バラ」は「ザル」の意味。秋名バラ柄は女性の最高位の柄です。
近年、手に入りにくくなった秋名バラの大島紬
そういえば、
ホームページに秋名バラの大島紬の問い合わせがあった。
こういう問い合わせがあると、やはり大島紬、奄美大島の歴史に惹かれて探求が始まったumu-wakaの初心の
時を思い出す。
umu-wakaを通して出会った友人は、何かしら沖縄とのつながりがある方が多い。
実際に沖縄へも定期的に行っているのだが
こちらの写真の知子さんは札幌在住のバイオリニスト。
こう、不思議なご縁は
またまた探究心に火をつける。
そしてumu-wakaの初心を思い出させる。
そして疼くように探究心が私の中からまた始まる。
シンボリックな祝福
2016.10.21 Friday
お客様の色の御見立て。
色とテーマがリンクした時に
祝福するがごとく
外の景色が、シンボリックに動きだす。
この日も
色とテーマがリンクして清々しく、外を見ると、
国宝犬山城下の川面を「御旗を立てた船」が行ったり来たり。
あの旗には、なんて書いてあるのだろう?
ベランダから身を乗り出し川面の船を追いかけていると
厚かった雲が割れ出し、陽光が射し始めた。
すると、遠くから飛行機がこちらへと。
水色の飛行機は、国宝犬山城の周りを
幾度も幾度も旋回する。
外の景色が忙しい1日でした。
そういえば、
今日、お越し下さった神の手を持つゴウスケ先生御一行様が
以前、名古屋のアトリエへお越しくださった時も
皆で祝福をしている時に
外を金色のお神輿が通っていった。
ゴウスケ先生が
素敵なシナリオを持ち込んでいらっしゃるのかしら?
あ!
飛行機が旋回し出した時は、
ゴウスケ先生が来月、沖縄に行かれた時に、私のまぶ友のところへ遊びに行く話や
いつもExhibitionを開催している神楽坂のギャラリーのCafeの石丸さんとも
ゴウスケ先生が仲良しよ。という話をしていた時だったかしら。
繋がるはずのないと思っていた、遠方の友人たちが、繋がっていたことに
驚いていた時でした。
シンボリックな計らいはハッピーをよりハッッピーにさせますね。
感謝感謝〜。