早起きさんの潤い。
2016.05.12 Thursday
蔵のある大きなお屋敷は家庭画報にも特集で取り上げられる宮田眼科のお屋敷
朝散歩を始めた翌日から雨降り続き。
昨晩は大雨。ここ数日の嵐のような日々や霧煙る日々を洗い流したような。本日は雲ひとつない晴天。
朝も早くから姫子&たま子の運動会で目が覚めたけれど、可愛いお二人さんが大騒ぎするのわかる。
快晴がとても気持ちよくて、朝から母と裏庭&畑の草むしり。
っと。
午前9時。
うん。浦島のモーニングへ行こう!!!
母と連れ立って豆腐かふぇ浦島へ。
豆腐かふぇ浦島のオーナーのご実家は山田豆腐店。
作りたての熱々、熱すぎる嬉しすぎるお豆腐は生姜が効いた甘めの八丁味噌と共に。
お粥さんは、しっかりとお米の奥まで熱が鎮座する。
お出汁もしっかりと、いえ、
優しくお米に寄り添い、お粥さんを口の中に含む時にだけにふんわりと感じる
上品な出汁の香り。
お粥さんが終わると、珈琲が届く。懐かしいミレーフライビスケット付き。
これだけのモーニングが400円です。
珈琲に添えられるフレッシュは、本物のフレッシュ。スジャータではありませんからね。
本日はテーブル席でしたが
カウンター越しに見える中庭には六宝柱が配置され美しい風景の中で珈琲がいただけます。
赤とらめだかさんとは名残惜しくも、浦島を出て母を送り
そのままアトリエへと。
快晴心地良く、今日は一気にストールの洗い仕上げを。
来週は高松でExhibitionですから。
と、
その前に。
今朝、裏庭の畑で摘んだ、ミントでお茶をしましょう。
地場のエネルギーが強い裏庭のミントはエネルギー源。
これからは、お迎えするお客様も裏庭ハーブでいたしましょうと。
山の麓の土の匂いの中で眠り、水の光の中で染め仕事。
豊かな生活って、ちょっとしたスイッチを自分が押すだけで日常になるんだなと。
女3人集まれば、かしましかしまし、文殊の知恵です。
2016.05.11 Wednesday
犬山城下にある公園橋のたもとにある甘味処・玉富久さんにて〜
GWの名残りな本日も犬山観光大使。
本日は名古屋からのお客様。名古屋から犬山へは電車で30分ほど。
犬山を案内しながらも、反対に犬山やアトリエ近辺にある「びっくりぽん!」な情報をいただく。
3人集まれば文殊の知恵。ではありませんが、持ちつ持たれつです。
昨日は美味しいランチを食べた後、食後のコーヒーが食後の甘味処となり
女性3人が集まれば、かしましかしまし。
メニュー表を見ながら心が躍り、食べたいものが多くてハイテンション。
まずは磯辺餅、きな粉餅、わらび餅を3人でシェア。
女3人集まれば、かしましかしまし、文殊の知恵です。
玉富久さんは、犬山城下町に古くからある和菓子屋さんが営む甘味処。
季節の生菓子がとてもきになるところです。
お店の奥のお茶室から
お抹茶も、生菓子も美味しいよ〜。
という声が聞こえたので(笑)
お抹茶と生菓子のセットを、各自銘々、追加注文いたしました。
女3人集まれば、かしましかしまし、文殊の知恵です。
季節の生菓子も、3人でシェアです。
幾つになっても、甘味は女子のエネルギー、パワースポットです。
古い公園橋の柱が置かれた玄関脇の小庭
かしましかしましな甘味をいただきながら
お店の方と懐かしい犬山のお話を。
小学校の時の通学路にある玉富久。浮かんだ幼い頃の景色の中に幼い私、父や母が暮らしている。
50歳を超えた私は、その当時は存在さえ知らなかった50オーバーの女性二人と甘味中。
今を美味しく楽しく生きていられることの尊い幸せを大切にしたいと。
古い犬山焼きのお抹茶茶碗が店内奥の棚に展示されている玉富久
夢が叶い始めた1日。
2016.05.09 Monday
故郷犬山へ戻って2度目の春。
幼い頃から好きだったこの風景の中を散歩する生活がしたい。その思いは故郷を離れている時も描き続けていた。
昨年から、色々とバタバタとしていたせいか、こんなにも豊かな場所に暮らしながらも、味わっていない。
だから〜
GWが過ぎたら、毎朝、散歩をしようと決めていたので、昨晩は10時に就寝。今朝は5時起床で家事を済ませ
朝散歩に出かけた。
ずっとこの景色の中に、寄り添いながら暮らしたいと思っていたのに
目の前にあるのに、その暮らしをしていなかった。
仕事だとか、家族のケアだとか、なんだかんだと雑多な日常をかぶっていた。
今日は、夢が叶い始めた1日。
産土神社を参拝する嬉しさ。
うちの家からはなぁ〜。犬山城が見えるんだ!といつも自慢していた父。
父を思い出しながら、お城の麓まで歩き、
産川の木曽川を渡ってと......。
気づけば、朝散歩は1時間半を超えていた。
少し喉も渇き、お腹も減ってきた。
このままアトリエ行こうとする道すがら大きな蘇鉄を発見。実がなればナリ味噌でも作れるかも?
なんて思いながら、大きな蘇鉄に近づくと、その向こうに実をいっぱいつけたサクランボと遭遇。
食べられるのかしら?
そう思いながら、一つ赤い実を口の中へ。
甘い。お店で売っている山形サクランボのよう。
野鳥達のお食事処ですから
あまりたくさん頂いては失礼であろうと、8つだけ頂きました。
道草は楽しいなぁ。
故郷、自身のルーツに根付く暮らし。
故郷に戻って1年半。この時間があってやっと観えてきたり消化が進むのだろうか?
NHKドラマの「あまちゃん」じゃないけれど、♪〜地元へ帰ろう〜♪
何かしら力強くなれるような気がします。
GW犬山三昧3
2016.05.09 Monday
GWのまたある日。
犬山LOVEのお客様を伴って犬山城下町へ。
お客様がオーガナイズするイベントを犬山で開催したいとのことで犬山の新しい公共の施設を訪ね
ちょいと休憩のために城下町にある古民家のカフェへと。
一息ついて、私の座った席の真横の本棚を見ると
奄美大島、沖縄のキワな本が山のようにこちらを見ている。
日本全国の中でも、この本を持っている人は少数派の中でも少数であろう。
いやはや、このキワな書籍が私の手元以外に、この犬山にと思われることに驚き、くらくらする。
図書館のような書籍の数を所有するcafeの本棚。興奮で写真を撮る手が震えました。
オーナーとお話をすると、奄美、沖縄へは定期的に行かれ
このカフェでは、音楽のライブもしているという。
奄美の竪琴奏者であり唄者の里国隆、盛島のおっちゃんを知っている人が犬山にも?
過呼吸になってしまいますよ。
こちらは私の本棚
手に入らなかった書籍がある。
ああ〜!こちらへ来れば、高くて購入できなかった奄美&琉球の書籍が読み放題。
情報交換もできる。
犬山にいながらにして探求できる幸せ。
戻ってから珈琲ふうさんのfaceページを開くと、私のオーラソーマカラーセラピーの師匠からの
お世話になった方の顔写真つきの投稿に驚く。
大興奮です。
故郷犬山に戻って二年目の今日この頃。
また新しい風が吹いております。
古きの中に新しいニュアンスを感じたGW。
過去を旅しながら、今の時点を感じ、そして未来の地図をも描き始めた2016年の立夏です。
GW犬山三昧2
2016.05.08 Sunday
あら〜仲良く二人とも大吉ね〜。
うちのおみくじは、大吉と凶が極端に少ないのよ。
だから、とても珍しいことよ。運が開けますね〜。
と
犬山桃太郎神社の宮司さんは言う。
仲良く大吉ペア♡
凶のおみくじを食べてくれる「悪運サル」
犬山といえば、昭和なシュールなニュアンスで有名な桃太郎神社。
幼い頃の私の遊び場でもあるのですが、実は実は、こちら、重要なエネルギースポット。
多分、裏山の桃山が信仰の場所ではなかろうかと思うのですが、
その裏の桃山にあるストーンサークルがあります。
巨石文化研究で有名な鳥居龍蔵が昭和初期に分析したストーンサークルには、縄文のニュアンスが漂っております。
そしてこの界隈は、栗栖鉱山があり昭和13年から30年ごろまでマンガンを1トン以上
出鉱したそうです。日本の中で風水が効かない唯一の場所が犬山でもあるのですが
狗奴国説もあり、弥生時代の文化を象徴する遺跡なども多く残る犬山。
それも犬山は丸ごとパワースポットと言われる由来なのでしょうか?
この桃太郎神社の近所のお土産やさん(今はない)には、Mr.マリックが幼い頃に住んでいたそうです。
そんな話題豊富な桃太郎神社のお話は、またゆっくりいたしましょう。
GWは、懐かしい場所をいくつも回りました。
食も同じく。
母校の隣にある犬山の老舗、田楽の松野屋さんへ。
器もメニュー表も細かな調度品は昔から変わらず。
もちろん味も変わらず。
その変わらずの積み重ねが、ますます、味わい深く、焼きやタレのこくが旨味を増し特急品へと。
町の宝であると同時に、温かさと、そして、変わらぬ矜持を知らせる。
いくつになっても、育まれた土地は、
ずっと、私を育み続けてくれているように感じました。