umu-wakaExhibition 粒子@神楽坂 終了致しました。感謝。
2016.03.28 Monday
さゆさ〜、流るる波の間に間に〜♪
さゆさ〜、時の間に間に〜♪
umu-waka Exhibition 粒子@神楽坂・光鱗亭ギャラリー終了致しました。皆様、大切な時をありがとうございます。
強い強い風は、誰にも、それぞれ一応に吹くなか、自身の根を張りながら精一杯、前を向き、時には立ち止まり
自身を純正する過程、自身の色が美しく立つ。ing。
今回のExhibitionは、そんな新しい旅立ちを皆様の色合いの中に感じました。美しい。それぞれのとても美しいその色光に私自身が癒され勇気を頂きました。
さゆさ〜、流るる波の間に間に〜♪
さゆさ〜、流るなみの まにまに
さゆさ色。
鶸色の光の色は「さゆさ」という曲の中に感じた色です。
間に間に(まにまに)〜
間に間に、粒子は純粋化して行くのでしょうか。
自身の真の粒子をみるために。
皆様、
ありがとうございます。
春陽の中、ますます皆様のくつろぎと笑顔が華やぎますよう。
愛と感謝をこめて。
生多良&若多良。
セピア色の中で〜受け継ぐこと
2016.03.13 Sunday
枯淡桜茶・kotanoucha 薄桜香茶色・hakuoukoucha-ro 桜香茶色・oukoucha-iro
桜の木々は、花を咲かせる前のこの時期
幹、枝々は桜の花色を含んだ茶色でいっぱいになる。溢れんばかりの生命力は節々に、そして桜の木に共存する苔たちの
緑も光が強くなり、桜の木から放たれる目に見えないエネルギーのようなオーラのような「そのもの」は町を山を世界を
芽吹の春の生命力を与える。しかしながら、その溢れんばかりの桜の木々の全体の中に、薄グレーのピンクの中に枯れ枝
が静かに美しい。花が咲く前の桜並木を遠くから見る美しいグラデーションは、若い枝たちに命を託した古枝の命の美しさが
ある。心を打つ美しさは、その陰影を写しているからだろうか?
枯淡桜茶色(こたんおうちゃ)は、その美しさを染めた色。
枯淡桜茶色を含んだグラデーションの桜並木
一の実のしづかに枯れてをりにけり/日野草城(ひのそうじょう)が詠んだ俳句を思い出す。
受け継ぐ事、受け継ぐその世界観を感じたりもする。枯淡の境地。
そして2008年に見た山口伊太郎の源氏物語絵巻の錦織展の時を思い出す。
https://info.linkclub.or.jp/nl/2004_1_2/yugou_sinka.html
枯淡の境地とは、よく耳にする言葉ですが、
枯淡とは、
柄・性質などがあっさりしていて、しつこくないこと。世俗的な名利にとらわれないで、さっぱりしていること。
また、そのさま。「―な(の)境地」
俗っぽさがぬけ、あっさりとした中に趣があること。また、そのさま。
と辞書には記されています。
枯淡桜茶・kotanoucha
人も同じなのかな。と年を重ねた世代の会話や日常の行動や暮らしと重なる。プライベートでは母のこと、
そして仕事のことも重なります。いや、今まで、その枯淡の境地の視線で「こりゃ大変だ!」な事態も編集というか
クリエイティブに変換させて、色やモノを生みだしてきたのかもと、この句読点の時期に思う。
すべて有り様のまま。
すべて有り様のまま。
受け入れるだとか、無条件の愛をクリエイティブエネルギーとか、マジナイの言葉なんて言ってられない現実。
ただ有り様のままでしかない。ただそういうこと。
仕事も家庭も同じキーワードの中にある。
伝統工芸を受け継ぐということも同じで、大島紬だけでなく、うちのストールの布地を織ってもらってる
古くからの絹織物産地、甲斐の国も同じで、受け継ぐ者同士、その皺寄せに泣きたいところだが
屈せず、色々なルーチンを説明書をと努力をしても高齢世界、そしてセピアな曖昧さの中では「報連相」なんて
通用しないのです。良いも悪いもない世界では「報連相」、ほうこく、れんらく、そうだんはセピアに消える。
枯淡桜茶色の中には
人間の試行錯誤、小さな智慧や悪あがき、小手先が及ばない「自然の摂理」を見せられる。
自然の中の粒子の一粒が、私であり、誰かれであるものと。
新たな世の摂理の中での粒子。
今までの本能とは別の「その本能」に委ねよう。
umu-waka Exhibition 粒子
2016.03.12 Saturday
2016年3月25日(金)〜27日(日)
11:00〜19:00(最終日18:00終了)
神楽坂・光鱗亭ギャラリー
〒162-0805 東京都新宿区矢来町41 tel03-6265-0630
http://www.kagurazaka-kourintei.com/
5月20日(金)〜22日(日)
場所:ほとりギャラリーさん
高松 香川県高松市中野町32-3(栗林公園北門前)
6月10日(金)〜6月12日(日)
場所:Medelucafe 2階
札幌市中央区南1条西24丁目1-14
TEL : 011-616-3175
(前回のExhibition会場のカーニバルビルの隣のお店の2階です)
アセンション&タイムトラベラー
2016.03.12 Saturday
middleサイズ(45cmX220cm)2枚でピエロアレンジ。
高楼色(こうろういろ)&薄高楼色(はくこうろういろ)
2016年3月9日、新月の雨の日にAPPLEコンピューターまでMACを修理に持って行った。
再会を誓って、手術入院をするMAC君に励ましの言葉。そしてまた一緒に仕事をしようねと。
同日、softbankへ行き、iphone契約終了、携帯乗り換えの手続き。
次の日は、docomoへ行き、母と私のガラケー、乗り換えのiphone、アトリエのネット環境もdocomoへ移行。
料金シュミレーションをして、たくさんの書類を書いてで半日かかった。
世間の通信環境が変わると、自身の環境もシェイプアップ。
時代ってこんな風に変わって行くんだなと。
数日、書類書き、設定変更が続く。
新しい時代への申請書。
新しいiphoneの設定をしながら、同時についてきたミュージックアプリで、懐かしい音楽を。
soul,R&B。懐かしさに深夜まで踊る。爪先立ちになっているのは、当時は高いヒールで踊っていたということ。
近々、開催される懐かしのディスコ&クラブイベントは、久しぶりにヒールを履いてみようか。
ドライブデート、大人の恋をイメージして深夜に聞いていた曲。
次々と音楽サーフィンをするたびに、懐かしい顔、声、空気、温度、匂い。その時代へとタイムトラベル。
iphoneからデザリングで音楽を飛ばす先はBOSEのスピーカー。
アナログから地デジにテレビが完全シフトしたごとく、インターネット環境も音楽環境もアセンション。
青春時代のお洒落なお店のスピーカーはBOZEだったな。
懐かしいそれぞれの時代の曲を聞きながら温かくなる。
楽しい思い出も、辛い思い出も、この世の終わりがずっと続くのか?と思った程の思い出も全て温かく感じる。
思い出は発酵して温かくなるのだろうか?その継続が人生なのか?
今から30年前の20代前半。
今から30年後は80代か。。。。。
50代になって死生観は変わったが、80代の頃は死生観なんて考えることもなくなっているのだろうか?
macを修理に出した新月の晩は、20代の友人と美味しい美味し過ぎる和食ディナーの後、水パイプのBarへ遊びに行った。
初めての「水パイプ」ナイスな音楽の中、恋のことなんか話しながら、久しぶりの夜遊びは楽しかった。
20代の頃は、朝まで踊っていたな。まるでスポーツクラブ活動のごとく。これも私らしさなんだな。と。
今年の書き初めは、「遊」だったから、また夜遊び解禁。
30年後、80才に突入したら
また思い出して、真夜中に水パイプを加えて、軽く踊っちゃおう。
なんか、ここへきて、今まで手にしていた人生地図を新たに書き直す。
そんな気配がする。
今回の新月から、タイムトラベラーです。
生きながら幾つもの前世を確認、アセンション。
三億円強奪事件のようなケースに入ってMacは修理から戻りました。
Macも無事に戻った本日。
本格的に再誕生がはじまった。
さゆさ色の中に
2016.03.07 Monday
樹々が芽吹き、鳥達の集いに梅の花びらが啓蟄の土に舞う。
樹々の幹の節々が力強さを増し、その活力の波紋が空気中に漂い、町が目覚めの色合いに融合していく。
1年のうちで、この時期はとても印象的な時。
さゆさ色&芽吹色(めぶきいろ)
昨年の今頃は、23年ぶりに故郷へと住処を移し、芽吹きのシーズンの自然の優しい目覚めに心が潤い、故郷へ戻った
心地よさは、23年間の戦地生活からの帰還の後の緊張からの和むときのような震えのような。
退院して社場に出てクラクラ震える感覚と似たような。そのように自分を思う。
そしてこの1年は、探求探求、故郷の自然や歴史の探究と共に、アトリエに取りあえず入れこんだだけの荷物に
右往左往しながら、実家での母との暮らしに翻弄した1年。
昨日のブログにも、少しだけ憂いが感じられるかと思いますが http://umu-waka.jugem.jp/?eid=1516
実家のリノベーションも、アトリエ建設も、母の身体の具合が悪くなった事で中断した昨年。
同じ場所で、バタバタと立ち泳ぎをしていたような気もします。
順繰り、一回りをしてこの芽吹きの春に、季節とともに日常を楽しむ暮らしにしようと思う。
左:新色/まだ色名が決まっていません 右:鶸色(ひわいろ)
新色:さゆさ色
来年の今頃は
どんな気持ちで、この季節を抱きしめているのだろうか。
新色の「さゆさ色」が優しく笑う。
さゆさ
さゆさ流るる 時の間に間に
遠き いつか あの日のような風
瞳とじて 胸の記憶を辿る
https://youtu.be/eF4BiKCTuPw