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2020.03.10 Tuesday

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    once in a blue moon〜 青月色

    2012.08.31 Friday

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      青月色・aotsuki-iro



      once in a blue moon 極めて稀なこと〜


      ひと月のうちに2度、満月がある時をブルームーンと言います。


      そして隕石が落ちたり、火山噴火の後の火山灰など大気中にチリが舞い


      紅い波長の光が遮られた時、稀に月が青く見えることもブルームーン


      と言われてきました。







      赤味のない静かで神秘的に見える青月色。


      静かに静かに自身の中に積もる自身の願いが、


      静かに静かに自身の心の中に根付く時。




      8月2度目の満月は


      1学期!終わったよ!


      ちゃっと、復習&消化した??根付いたかい?


      ってな感じで、


      ある意味、覚悟を決めて2学期へと〜


      そんな感じがするのでございます。












      上から

      瑠王色・ruou-iro

      花雨色・hanaame-iro

      青月色・aotsuki-iro

      宇月色・soratsuki-iro

      絵空色・esora-iro



      シルクカシミヤたおやかストール wide  135cm  220cm
      ¥47,250-






       

      玉手箱を開けたら織姫の道だったのね〜。

      2012.08.30 Thursday

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        さてさて 今日は着付け教室の日でございます。

        はいはい!!

        朝から老眼鏡をかけてアイロンがけでございます。







        母が洋裁教室&オートクチュールのお店をしていたので

        私のミシンデビューは5才!!でございまして

        ミシンも手縫いもおちゃのこさいさい!

        バンドをしていた時のステージ衣装なんてのも

        フリーハンドでパターンなしで裁断、縫製〜なんて激しい

        ドレス何ぞも朝飯前でございましたので






        裁縫が身に染み付いているのか、

        老眼で糸が見えなくても、感覚で針に糸を通す私は

        すご〜いのでございます。そして手縫いもすいすいのす〜い!

        で半襟を縫うことも心地よく〜。


        老眼織姫も、パラレル気分で準備は軽やかでございます。










        さてさてお着物は、そりゃなんたって大島紬でございます。

        奄美大島の織元さんとこで、練習用にとお安くわけて頂いた

        大島紬を箪笥から出して、準備でございます。


        はいはい!

        先生から、やっぱり色の方ねと、お褒め頂いた八掛の

        美しい色合わせ。やっぱり私の色選びってすごい!

        なんぞとも褒めたおしながら

        箪笥の中を気分良くほいほいしていると〜〜



        ありゃりゃ、遠い遠い昔に姑から頂いた帯が出て参りました。

        その当時は、地味な帯だなと思っておったのでございますが

        ここ数年、大島紬と関わるようになって色々な品々を見て

        まいりましたので、やっとわかるようになったので

        ございましょうか。


        「ま!なんて粋でコクのある美しい帯だこと!!!」

        と感動でございます。














        姑は文化度も高く、大島紬のお仕事にも関わっておられたので

        すが、その審美眼の高さに今更ながらあっぱれでございます。



        なんともなんとも、私の人生は衣とは深い縁で結ばれているなと

        あああ、今のお仕事は天職なのでございましょうかと、

        幸せと感謝な気持ちで準備でございますが.....




        はてはて、この帯はなんでございましょうか?

        と思い、今日はこの帯も持って先生のところへ出かけました。






        今日の先生は、美しい美しい琉球絣でございます〜☆





        先生曰く、

        こりゃまた何と!!!

        塩沢紬の帯じゃないかしらと......。

        おおおおお、重要無形文化財でございますよ。

        カジュアル普段着用の帯の、この粋な色合わせの塩沢紬の帯。




        いやはや何とも

        箪笥を開けたら玉手箱、私の人生も振返ると玉手箱。

        織姫ロードなアイテムや経験がずっしりと詰まっておったので

        ございます。



        umu-waka、大島紬のお仕事は、神様から与えられたお仕事と

        出会えたことに感謝感謝でございます。





        碧時のなかに.....碧時色・aotoki-iro

        2012.08.28 Tuesday

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          ☆〜シルクカシミヤうるわしストール碧時色・aotoki-iro〜☆
            冬仕様のふわふわ暖かストールでございます。






          とてつもなく 長い時間を重ねたような

          とてつもなく 長い長い日々であったような

          とてつもなく 濃い苦悩な時間であったような



          そして とても温かな日溜まりのような時間が

          ゆっくりと流れていたような....

          そして あの時は すぐに今でも手を伸ばせば触れられるような




          そして その時の中に

          まだまだ自分も生きているような.   ...。




          それなのに

          それなのに

          今では あの長い時が つかのまで

          瞬間のことであったようにも思う。




          碧時色のなかに........









          金香茶色・kinkoucha-iro 光明の中の静けさ

          2012.08.27 Monday

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            2012年秋冬の新色は、こちらの金香茶色・kinkoucha-iroが

            一番最初に、難産の末、生まれました御色でございます。







            シルクカシミヤたおやかストールwide 金香茶色・kinkoucha-iro






            2012年春夏の色の新色、蓮花水葉色シリーズと

            ネリヤカナヤシリーズの時は、半日で8色のスペシャルな

            色々が生まれ、安産中の安産なうえ、色を並べれば黄泉の国か

            極楽浄土な世界観となりいつでもそっちに行けるね〜だったのですが





            今回は、この金香茶色の難産から始まり

            不思議な程、瞳に描いている色が生まれない

            生多良も意図して染めた色と全く違うニュアンスになる。



            色の神様は、何を伝えようとしているのか?

            長い時間の合間に、目の前に起ることに問いながらも

            不思議な沈黙の時、その静けさがとても哲学的でもあり

            その静かな時が、尊く感じました。








            2012年の秋冬は

            ゴールドとオリーブ中から始まりました。

            空港から染め工房まで走る時間、車の中で

            生多良とオリーブ色の界隈についてずっと話していました。

            そのSTORYがそのまま、今回の秋冬の新しい色達となりました。








            苦難の中から生まれる智慧と光明の静けさ〜


            2013年の新しい時代を迎える前の最終章。

            近視眼にならず、そこに何か?と答えを捜すこともなく

            その経(時のみち)の中にすでにある、自身の智慧を

            拾い出す時であると。

            自身の光明は静かに、すでにその経の中にある。



            なんぞや

            南無〜なのでございます。

            はい。















            時は年老いたペテン師なのでございます。

            2012.08.26 Sunday

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              ☆〜umu-wakaの奄海色・amaumi-iroも秋の気配を感じたのか
                   ストール自身が変容〜秋色な顔になりました〜☆






              イギリスの作家、ベンジョンソンは

              「時は年老いたペテン師だ」と言った。




              幼い頃は、一日が今よりずっとずっと長く感じて

              ずっとこんなふうに毎日、夕暮れを少し寂しく思いながらも

              温かな夕ご飯を食べてくつろいで、永遠にこんな風に時は過ぎて

              行くものと思っていた。




              ま!

              でも、この時期、8月の月末が近づくと

              溜め込んだ夏休みの宿題を目の前に、神様、もう少し時間を

              下さいと。時のペテン師になりたくなったものですが。




              ☆〜大好きな父と〜その時の空間はまだ温かく存在し続けている〜☆





              時は流れゆき、そしてその時は一瞬のこと〜





              今は、毎日が時のペテン師になりたいと思う日々が続いておるので

              ございます。