花雨色・hanaame-iro
2012.02.27 Monday
まだまだ寒い日々。
それでも冷たい空気の中に、沈丁花の香りを感じ
春の訪れが近いことを感じます。
2月下旬に降水量が多いこの頃を「催花雨・saikau」といいます。
植物が花を咲かせるための大切な雨のことです。
眠っている桜を目覚めさせるかのように冷たい雨が桜の肩を叩く。
早く咲きなさいよ。とせかされて
桜の花も自分が桜であったことを思い出すかのごとく。
まるで、人の人生と同じ。
花開く前、様々な試練や苦境。
内側から溢れ出る感情、外側から流れ込む感情の渦。
感情は雨。心に降る雨。
そんな溢れくる感情の洗礼を受けた時、
「私は花だったのだ。わたしという花を咲かせよう。」
そんな風に思うのかもしれないと。
6月になれば
紫陽花も一雨ごとに色合いを変えてゆきます。
温かな雨も冷たい雨も
花を咲かせ、美しい花の色合いをこの世の中に咲き誇らせる。
umu-wakaの花雨色・hanaame-iroは
そんな自分の私自身の花を咲かせる、私自身の花を彩り描けますように
という願いから生まれた色です。
幸せな私の花が開く前の、少しばかり厳しげな洗礼をも
美しく雨とともに流していけますように〜。
LOVEジャングル〜サバイバルな女子ターザンは可愛いもんです〜☆
2012.02.24 Friday
釈迦誕桃色・shakatanmomo-iro
2012.02.23 Thursday
"shakatanmomo-iro" is the color that was born from the "teaching" of
the Buddha was put in the "Rebirth" of birthday.
They say that sense of "Rebirth" of your birthday, "carefree, big,
lie, lie, bullshit"
In the sense that, and it came out the first image is somehow very different.
Buddha, He have preaching this about "Rebirth" that.
Impermanence world (all of which are always changing) is a struggling
eternal peace does not exist, and bitter and has begun at the time of
birth. Born as human suffering, everyone is sure to experience. What
visit to everyone equally.
Buddha said, "Rebirth", the world of the fictional world is, and go
live happily without attachment to suffering.
Take the good with the bad, the acceptability of such pink, the color
of the humor also be unpleasant laugh.
In addition to just a little bit yellow, was dyed a color "shakatanmomo-iro".
shakatanmomo-iro is also the color of ultimate healing.
And all that kind of wraps, who did not make this thing,
The Color all wrapped around the heart, to stand by us to own the
largest of all tangible,
is the nearest, even fascinated by beautiful Japanese skin tone tired skin,
also, color me beautiful and also let me know their own mind.
The world is an imaginary world .... and.
New for my birthday, "Rebirth"
irogasaneー時重ね・花重ね に寄せて
2012.02.22 Wednesday
大島紬を残したい。親父の色を残したい。
そんな言葉から、
日本伝統工芸士・大島紬染色家・生多良(うむたら)と
出会い、今年で6年になります。
初のumu-waka Exhibitionを開催して4年。
umu-wakaの色も350色を越えました。
幾重にも時を重ね、たくさんの稀稀な出会いを重ね
umu-wakaの色も、私自身の未来の色も
その時からは、想像できない色合いへと変容していました。
☆〜水翡翠色・mizuhisui-iro〜☆
ひとつの時という時点に、
人それぞれの重ねたその時と、その重ねた時が出会い
そして、その「時の重ね」と「時の重ね」の時点に
それぞれの時が流れ込む。
出会いの「その時」
私自身のあなた自身の色合いが変容する。
未来に観えようとする色合いも変わって行く。
2012年生まれたumu-wakaの新しい色たち。
「これが、今のwakaさんの心の色なんだよ」と生多良は言います。
☆〜2012年、いちばん誕生させたかった宇月色&絵空色〜☆
色名などの説明は、umu-wakaホームページ内にある
umu-waka色blogにて3月から綴ってまいります。
わたしは、
風景を想像し、その中に存在する人の心を語り、その風景の中にある
存在達の言葉を生多良に伝えます。そして、その色その物の成分、
光具合、濃度、彩度、明度、色具合を具体的に伝え、生多良がその色を、
今この時、この世に取り上げる。
それは、生多良が人生で経験してきた心の色。
生多良の心の目で観てきたその色で染め上がり、ひとつの色が生まれる。
umu-wakaの色は、生多良と私、それぞれの心が感じてきた色と色が
重なって生まれてきます。
☆〜蓮花水時色・rengemizutoki-iro 慈愛の色群です〜☆
umu-wakaの色が生まれ
その色たちが自立して、たくさんの人たちと出会う。
その出会いの瞬間は、本当に尊といものです。
その人の、その人が重ねてきた時の色合いで
umu-wakaのひとつの色が、いかようにも変化していく。
そして、
その人自身の、いちばんの美しい色合いを映し出す。
わたしは、幾度もその時に心が震えます。
その人自身の美しさへの感動。
美しい花。
その花々が、
時を重ね、時を重ね、
また美しい色合いの、あたらしい色合いの花々へと
変容していく。
今年も、
皆さんの美しく花開くirogasaneを
楽しみにしております。
☆〜花珊瑚色・hanasango-iroが蒸し上がった瞬間です〜☆
2012年、新しく生まれた色たちは
わたしも生多良も、美しさに戸惑うほど。
たくさんの方々に、お見せしたいと強く願っております。
皆様とお会いできる日を楽しみにしています。
umu-waka 若山真由美