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2020.03.10 Tuesday

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    時の変容〜秋の訪れ〜

    2011.08.31 Wednesday

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      ☆〜沖縄那覇空港から中部国際空港へ〜午前5時頃のお空〜☆



      明るい夏の沖縄を後にして、早朝6時名古屋へ到着。

      昼頃には気温もまだまだ上がっていくのでしょうが、陽りのニュアンス

      風の匂いが、秋の訪れを感じさせ、激しく暑い夏の終わりを告げる。



      先日の新月のエネルギーというのが、「今後の発展的エネルギーとの

      協調的なニュアンス」と聞きました。

      種まきの春、成長の夏と勢い良く背丈が伸びた視界の中、収穫の秋を観る。

      今日は8月最終日。収穫の秋の発展的エネルギーの中でしっかりと

      立てるように、今日は調整日ですね。







      9月7日・静岡伊勢丹様から、umu-wakaも秋冬ストールフェアが

      始まります。

      私自身の視界の色も、今日から秋色に変化させようと思います。

      しっとりと、ゆっくりと時の変容を〜。


      扉〜

      2011.08.29 Monday

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        月光織り
        ☆〜泥大島紬・月光〜2005年グランプリ作品〜☆




        大島紬染色家・生多良(うむたら)と出会い

        そして大島紬と出会い

        大島紬誕生地、奄美大島と出会い、その歴史と文化、自然と出会い

        人生の中で惹かれる土地と経に走り出したわたし。

        人生観や様々なものの変化の扉。





         



        出会いとは不思議なものです。

        奄美大島、南西諸島、琉球、薩摩.......日本の扉......。

        その歴史や文化、不思議な引力。



        アトリエを奄美大島にと考えていたのですが

        縁があって、琉球に小さなアトリエをとなり

        自然や、手つかずの日本の文化や歴史が近いこの地で

        umu-wakaの色を深めていこうと思います。




        ☆〜琉球あげは〜☆




        幻夜色・genkoku-iro~

        2011.08.28 Sunday

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          こちらは

          umu-waka、この秋新色の幻夜色・genyaーiro

          昨日の偶然出会った、幻想の世界。



          幻想&異界との接点の中で知る

          人間の性(さが)を、慎ましやかに自分の中に納める。

          そんなイメージを染め上げた御色でございます。








          艶紫色・tsuyamurasaki-iro

          で染めた後、黒を施し染めあげた

          大島紬染色家・生多良(うむたら)が一色入魂で生み出した

          御色でございます。



          幻想の世界への扉〜エイサー

          2011.08.28 Sunday

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            沖縄地方、台風11号の接近のために、楽しみにしていた

            うるま市のエイサー大会が中止となった。

            うるま市のエイサーは、古い型からエンターテイメント性の高い

            エイサーまで様々な種類のものが一同に観られるので

            とても楽しみにしていたんですが、残念〜と諦め、

            近所のスーパーへ夕食の食材を買いに車で出かけました。



            ☆〜沖縄中部・闘牛大会前の余興で踊られた屋慶名のエイサー〜☆
              エンターテイメント性の高い屋敷名のエイサーは
              ラスベガスのベラージオホテルの・Oショーと並ぶほど凄い!!






            沖縄の夜は、風が涼しく吹き、多少台風の影響もあると思いますが

            内地よりも過ごしやすく、窓を全開にして夜の黒い海を見ながら

            ドライブ〜なんて走っていたら、風と共にエイサーの音が全開の窓から

            車中に〜。道路脇に車を停め、集落へ通じる暗い道を歩いていくと

            暗がりの先に、異界のごとくライトで照らされたエイサーの集団が見えてくる。





            ☆〜総勢50名ほどの平安名エイサー〜☆




            沖縄民謡のヤマト音階とは違う、異国の歴史を感じさせるその音階が

            闇と対比する明かりが、脳を高揚させる。

            大人数のチョンダラー(道化もの)達が鳴らす指笛の音が

            日常をかき消し、涼やかな海風が何故か異界への幻想を誘う。








            50名ほどの、平安名青年団のエイサー。

            その集落の中にある一軒のお家の新築祝いの奉納でエイサーが

            振る舞っていたよう。




            ちょっと夕食の食材を買いに出かけただけだったので

            携帯電話のカメラしか持っていなかったので映像もぼやけてしまって

            残念なのですが、動画はこちら








            闇の中の異界のような明かりの中で出会った

            チョンダラーの白化粧、念仏僧スタイルでパーランクーを持ち、

            日常の動作よりもゆっくりと踊るその時は、幻想の世界。

            涼しげな夜の海風が肌にあたり、

            人間の身体の内部をのぞいたような官能的な時間でした。




            神聖な織物をたどる〜沖縄より〜

            2011.08.26 Friday

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              これは神社拝殿です。

              中央にある水色と白の飾りは、神様へのお供え物で絹と麻を

              表した飾り物です。絹や麻は、食べ物と同じように神様に奉納され

              神事に従事するものたちの装束にも意図がありました。



              古代から神事には織物が重要な役割を担っていたことから

              機織りは女性にとって神聖な仕事でした。

              umu-wakaは、神聖な日本の織物のストールですし、神々が近い

              奄美大島で誕生した大島紬がルーツです。

                




              ☆〜国指定重要無形文化財・塩屋海神祭(屋古)〜☆
                芭蕉布の葉を敷き詰め、芭蕉布の葉を蜘蛛の巣状に編んだ屋根
                ノロの装束も最初は芭蕉布をまとって始まります。






              「日本は八百万の神様の国。モノには魂が宿る。

                     神々が宿る日本の色〜 umu-waka」





              大島紬の誕生地・奄美大島には、神々が近い場所。

              そして手つかずの古い本来の日本の文化が残っていますが、

              奄美大島をふくむ南西諸島、そして沖縄には封印された日本の秘技など

              内地の権力闘争の臭いが影響を及ぼさなかった祭りが素朴な形で残っており

              民族文化、日常に密着した織物がいくつも残っています。







              なので

              私もumu-wakaのストールを生み出すことに、奄美大島、南西諸島

              そして沖縄の歴史や民俗学、織物を探求しておりますが、地形なども含め

              面白いつながりや背景がわかり楽しくてしかたがないのですが....














              昨日も、沖縄北部にある塩屋の海神祭へ行ってきました。

              国指定重要無形文化財です。

              こちらの模様は、facebookに写真などをアップしておりますが

              こちらのブログにも少しずつアップしていこうと思います。



              ☆〜芭蕉布の装束を着たノロ〜☆



              こちらでも、その土地に密着した織物、芭蕉布が神事に使われています。

              (今じゃ、芭蕉布の反物を注文して3ヶ月待ちなどと高価で希少価値が

              ある織物として着物問屋は大騒ぎをしておりますが.....)








              先月行った沖縄の芭蕉布会館には

              芭蕉布の染の材料として大島紬の染めで有名な車輪梅が展示されていました。

              また、昨今、奄美大島では芭蕉布は生産されていませんでしたが

              昔は奄美でも芭蕉布が織られていました。


              そして

              沖縄北部の山並みや土、木々は、奄美群島のそれらとそっくり。

              沖縄南部のものとは全く違います。

              そんなことを知ると

              昔は陸でつながっていたのかな〜などと

              創造が果てしなくつづくのです。


              あ。

              沖縄滞在中は、新しい織物制作などをかねて来ておりますが

              時間を見つけてまたブログを更新していきます〜。