奄美大島になるよ!『泥染めストール・白泥&黒泥シリーズ』
2010.04.29 Thursday
5月21日Friー5月23日-Sun
umu-waka Exhibition 朝花
神ぬ引き合わせに 稀れ稀れ 汝きゃば拝でぃ
@Star Poets Gallery 東京三宿 http://bit.ly/aeHHN7
今年は短い期間になりますが、Exhibitionを開催します。
拝み(うがみ)とは、奄美の方言で『出会い』という意味です。
奄美大島の方言では、『拝みん候らん・うがみんしょうらん』と言って
挨拶をします。手を合わせて出会いを引き寄せて下さった神様に感謝、出会った方を
敬う。そんな気持ちが想像できます。
奄美の方言、言い回しには、敬語が基本だと聞いています。
万葉集の敬語調の言い回しで、掛け合って唄う、奄美の島唄は万葉集のルーツ
とも言われ研究されています。
そんなあたたかな言葉で招かれた奄美大島の素晴らしい文化と自然の香りを
今年はお届けします。
今回は、たくさんお届けするものがあるのですが、そのひとつに
奄美大島&大島紬の世界を色品・ストールで表現した世界があります。
大島紬がなくても、大島紬の色合いに染まるシリーズ。
『泥染めストール・白泥&黒泥シリーズ』
大島紬の染色技法を用いた、手の込んだ時間をかけて仕上げた色合い達です。
1週間という長期戦で染め上げる!そんなストール達です。
今日は、最終色校正ができあがりました。
続きは後日〜。
大島紬染色家・生多良(うむたら)三代目・伝統工芸士
2010.04.28 Wednesday
〜色には感情がある〜
〜生多良三代目・プロフィール〜
1950年 鹿児島生まれ 奄美大島育ち
1967年 大島紬染の世界へ
1950年 鹿児島生まれ 奄美大島育ち
1967年 大島紬染の世界へ
1972年 大島紬染め工房設立
生多良の色は、ひとつの生命体。
時には人を包みこみ、時には勇気づける。
生多良は言う。
その人が惹かれる色は、その人が求めていた優しさだと。
そして、その色との出会いは、
その人が求めていた”優しさ”との出会いであると。
生多良とwakaの出会い→http://bit.ly/cbKPHk
2005年本場大島紬 グランプリ受賞作品
2008年、日仏国交150周年式典で、生多良氏が染め上げた『月光』が披露されました。
日仏国交記念式典→http://umu-waka.jugem.jp/?eid=72
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2005年本場大島紬 グランプリ受賞作品
*他、各賞受賞(大会賞4点)
2005年受賞作品詳細→http://umu-waka.jugem.jp/?eid=78
2006年大会賞 梅碧沫
*他4反各賞受賞(優秀作品賞1点 大会賞3点)
(個人的に好きな泥染大島・総絣の醍醐味美しい海のようです)
2006年受賞作品詳細→http://umu-waka.jugem.jp/?eid=77
2007年本場奄美大島紬グランプリ受賞作品
恋待ち菊(9マルキ地スリ総絣ー色大島)
*他にも4点各賞受賞
2007年受賞作品詳細→http://umu-waka.jugem.jp/?day=20100328
2008年本場大島紬グランプリ受賞作品
*他、4点各賞受賞(優秀賞2点 大会賞2点)
2008年受賞作品詳細→http://umu-waka.jugem.jp/?eid=75
2009年本場奄美大島紬グランプリ受賞作品
牡丹 ¥1,449,000-
*他、7反各賞受賞(優秀賞1反 大会賞6反)
2009年受賞作品詳細→http://umu-waka.jugem.jp/?eid=73
生多良氏は、指先に感じる色のニュアンス、そして全身でその色の心と一体化して
生多良自身もその色になる。
色は感情の織部。生多良氏の色づくりは、感情の色の重ね。
生多良氏は、控えめな色、色の明度を下げる時に黒は使わない。
色は感情の織部。生多良氏の色づくりは、感情の色の重ね。
生多良氏は、控えめな色、色の明度を下げる時に黒は使わない。
単的な感情の色を存在させない。
遠回りにはなるけれど、生命力の赤、自己を見つめるある種の孤独の青、
遠回りにはなるけれど、生命力の赤、自己を見つめるある種の孤独の青、
そして少しばかりの黄の望み。それぞれの感情の色を重ね合わせ、
幾重にも深みのある存在の色を生み出す。生多良の濃色、暗色の中には
命と色格が存在する。
umu-waka・白泥シリーズ☆赤翡翠色☆
2010.04.27 Tuesday
こちらは、赤翡翠(アカショウビン)というキュートな鳥君です。
奄美大島を代表する画家 ・田中一村もよく描いた赤翡翠(アカショウビン)君
です。
今日の私のコーディネートは、赤翡翠(アカショウビン)そのものでございます。
大島紬の糸染めの技法・絹糸を白泥で揉んでしとやかな光感、艶感に抑える
手法を用いたストールなので、朱赤と珊瑚色のハーフみたいな強い色ですが
朝の白い光があたろうとも、穏やかな表情を魅せてくれます。
お隣のブラウスは、合繊のふふふ。
forever21で購入した格安ブラウス。
よく似たような色合いなのに光があたると
こんなに差が出るんでございます。
umu-waka白泥シリーズ・赤翡翠色〜☆