染め人の先へと

2017.06.17 Saturday

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    気づくと6月も半ばすぎ。

     

    大きなこと、そして色々なことがあったり、それは染めとともにであったりと。

     

    時と心、そして人生そのものの「ing」の重ね、重ね。

     

    今日は、染め人の先に入ったんだと、まるで富士山の7合目まで登って、登ってきた自分の道を振り返るような日でもあり

     

    そして、確実に違う段階に入ったんだと確信した日でもありました。

     

     

     

     

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    今朝は、染め続けての朝陽の中に

     

    umu-wakaの、全くなかった方向性の新しい色に自分が嬉しくなっていた。

     

    昨晩は、夜の宴の会で名古屋まで出かけ、帰ってきてから、また染めたくなってずっと染めているという毎度の

     

    タイミング。

     

     

     

    染めている時は、平穏なんだが、なかなか、自身が失敗したものではないストールの色を、イオン処理の煮込みや

     

    色を吐き出させるための煮込みの長い時間、火の前にいて手を動かし続ける時の虚しさ、虚しさを超えて

     

    怒りさえ湧いてきたこともあった。そんな自分の感情の扱いに困惑する時もあった。

     

    臭いを伴うハイドロでの色消し。過去の時を抹殺するかのごとく。その中に、古い時の足取りの真実を発見し

     

    脱力する。誰にも訴えることができず胸がいっぱいの時も、何日も過ごす時があった。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    それでも、気づくとターコイズブルーだけでも、こんなにたくさん染めていた。

     

    まだ、この先に色止め、イオン処理などなど3工程の染めと仕上げが待っているのだから

     

    それもターコイズだけでなく、赤群、ピンク群、桃群、オレンジ群、珊瑚、赤紫、青紫、ボルドー、グリーンと

     

    掛ける倍々だと思うと、またわっしょいなんだが。

     

    日常をずっと、染めの濃厚な時間を過ごした分だけ先に進んでいた。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    そして

     

    今日の午後、ある力強い紫色を2色、2枚染めた。

     

    全く新しいエネルギーの強いストールが生まれた。

     

    断然、今までの格とは違う。私ではないほどのクオリティ。色だけでなく、その布地自体が超合金だった。

     

    新しい段階へ入ったと、確実に感じ、窓の外を見ると

     

    トンボがアトリエを除いていた。勝ち虫のトンボだ。

     

    トンボは前にしか進まない勝ち虫。

     

     

     

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    古い過去の色直しは手放して、自分が染めたいように自分色で進もうと決めた時でもあった。

     

    今のエネルギーと違っても、色の吐き出し、色重ね染めは、

     

    自身のミスや直しはしても、自分以外の染めの直しは、今は手放そうと思った時でもあった。

     

    (「限界は幻想」手放せば、限界!!!という弱音は消える。)

     

     

     

     

     

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    前にしか進まないトンボは、

     

     

    近づいても羽を触っても全然、逃げなかった。

     

    そういえば、昨年もトンボを呼んだら指の上にちょこんと座った。

     

    トンボを指に乗っけて温泉に入ったんだった。

     

    トンボと私は、内在する言葉で会話をしているのであろうか?

     

     

     

    今日は記念すべき「先」への始まりだった。

     

     

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