脱皮

2017.04.28 Friday

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    今朝目覚めたら、私の脱皮したての抜け殻がリビングに落ちているように感じがした。

     

    この3ヶ月間、いや、特に4月に入ってからは夢遊病者のように染め続けていた。

     

    この真空パックのような時間。目覚めては染め、食事をとる時間さえもったいなくて、そして疲れ果てたら眠る。

     

    眠る時は、疲れ切った身体が地震のように震えていた。

     

    その地震のように震える身体の感覚が遊園地のようで、快感に感じるようになり、今日は震度がいくつになるだろうかと

     

    楽しみになっていた。

     

     

     

     

    しかし、今朝、目覚めたら、人間としての生活を見ていなかったんだなと、

     

    色々なことをおろそかにしていた残骸が目に入った。テレビのチャンネルを変えたように、見えていなかったものが

     

    見えてきた。水中から陸上に上がったような。または、退院して街にでも出たような眩しさ。

     

     

     

     

    何度も何度も句読点を迎え、毎日、日記を綴りたくなるような染めの日々だった。

     

    何に囚われていたんだろうか?

     

    囚われながらも、この囚われの期間というものを超えないと何も見えてこないと。

     

    登竜門と感じていて、意識不明な期間があったように感じる。

     

    umu-waka十年で生まれた色は400色以上。

     

    新しい染料で、その400色んレシピを新たに作り始める。全ての色のレシピを作るなんて短期間では

     

    無理なことで、それでいて、新しく生み出したい色も私のもう一つの角膜の上にはあって

     

    その色を染めたりと、3ヶ月であって、そして何年もの時の中にいたような、時の感覚がない真空パックの中。

     

     

    今日は、胎盤付きで濡れているような感覚でフラフラしていた。

     

    明日から人間になろうと思う。

     

     

    そしてゴールデンウィーク。金の週。黄金の休日な時間が世間にはある。

     

    ゴールドな週には、ゆっくりとお休みを取りながら、普通に仕上げをしたり

     

    この真空パックの中にあった時間を、染めを振り返り綴ろうと思う。

     

     

    なんだか今日は不思議な感覚だ。

     

     

     

     

     

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