2017年新春雪の京都旅〜2
2017.01.22 Sunday
2017年、最初の旅は白の世界へ。
親友づくし←昨日のブログ
温泉が良くて選んだお宿もすっかり樹氷。
蟹座の満月明けのお宿での蟹鍋は
私たちに、色んなことを知らせた。
次元格差。そのテーマを深夜遅くまで、持ち込んだ飛騨白川郷の濁り酒を飲みながら語らう。
旅館のお部屋のこたつ〜座椅子があったらなぁ。
次の日は
里山に降り積もった雪が、太陽に照らされて水蒸気と共に空へと。
里山中に、里山を下った山間の道は、その水蒸気で視界が曇った。
亀岡のこの辺りでも、これほど雪が積もることは稀だとタクシーの運転手さんはいう。
この稀な美しい雪景色の中を走り、
狛犬さんも雪のランドセル。
雪が解ければ、軽やかに遊び始めるのでしょうか。
明るい太陽の光とつらら。
その美しい景色のの中、出雲大神宮に来させていただいたことが有り難く。
雪の白に
朱の色。
出雲大神宮に着いてタクシーを降りると、すぐさまに、飴屋のおばちゃんが私たちに駆け寄ってきて
「まあぁ〜可愛いお二人。」って二人とも50歳をすぎてるよ。。。。
「お山に入られるんでしょ。」と。
「スーツケースは社務所で預かってもらえばいいわよ。」と。
社務所まで案内してくれた。
仁美ちゃんは、「あの人、巫女よ。巫女。」と言う。
確かに、私たち以外の人には、お山に入るんでしょ。なんて声をかけていない。
振り返ると、急に現れる飴屋のおばちゃん。無人になってしまうお店。
なんか、きっと私たち、迎えられている〜。なんて幸せ脳みそは言う(笑)
しかし、いつも仁美ちゃんの一言は、楽しいリズムになる。
お山、ご神体山に入るには、白いたすきをかけて入る。
社務所で入山届を書いて、たすきを頂いてからお山へ入る。
こちらがたすき。
あ!
下山の時、この笑殿社の前で、
すってんころりん〜。地面に、お山にハグをするように転んだ仁美ちゃん。
大笑い。きっと神様も大喜び。
お山に入ると
一気に空気感が変わる。
コトンコトンと、樹々から何かが落ちるような音が、楽しげな感じで、あちこちこちらから響きだす。
「わ〜、お迎えされてる。歓迎されている。」と。
神様や存在さまがあちらこちらに。
樹々の間から
太陽の美しく、長い光の道が照らされ
その美しさに立ち止まる。
まるで神様の子供のように。
静かにはしゃぐ。
こちらの春日社の前では
身体中の細胞が喜びだし。
ただ手を合わせて、何度もな何度も頭を下げ、手をフリフリする。
まるで踊りを踊っているような。
磐座の前で長い時間を過ごし
お山を降り、真名井のお水をいただいて帰りました。
旅は第3話へ続く〜