umu-wakaストールができるまで・1布地との出会い&精錬

2014.11.27 Thursday

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    umu-wakaストールの布地との出会い




    大島紬の特徴は軽くて温かい。


    umu-wakaのストールは、大島紬のニュアンスを大島紬そのものではなく、


    ストールでの表現ですから、首回りで心地よく、


    そして生多良の染めるその色がピュアに染め上がるストール布地


    を捜すことは、とても大変でした。





    稀な縁で出会った布地は、極上の糸が出た時にしか織らない


    というこだわりの職人さんから頂いております。


    極限に糸を細く撚る、ありえない程、


    極細の繊維を織り上げる技術。




    しかし、しかし、こだわりの布地は、


    オーダーから半年待ちと。


    いつも染めたい色の数と、布地の本数との戦いです。




    umu-wakaストールの布地が織られている里山






    umu-wakaのストールの布地を制作して頂いている


    工場は、里山にあります。


    こちらも古くからの絹織り産地。


    かつては絹織物で栄えたのですが、海外からの低価格の


    商品に追いやられ、たくさんの工場がなくなりました。










    糸を撚る、細く撚るこの技術が一番!と織元さんは言います。





    umu-wakaのストールの織元さんは、そんな中、技術を磨き、


    日本ならではの織物をと制作しております。


    umu-wakaのストールは日本の職人さんの技で生まれています。







    少し大島紬のことをお話しましょう〜


    糊張りされた絹糸の束。1本の中に、数十本の絹糸が束ねられています。







    これは大島紬の柄の絣糸を制作するための筵(ムシロ)を


    織るために糊付された糸です。大島紬は世界一、緻密な織物


    といわれますが、緻密な絣糸、1柄の糸を染めるために筵(ムシロ)


    を織る。緻密にずれないようにと絹糸は糊張りされます。


    そして、その筵を破き、その中から絣糸を取り出すので


    大島紬は二度、織られると言います。





    筵(ムシロ)の刷り込み染めと絣糸ができるまで







    umu-wakaストール布地は特別な方法で織られています〜





    umu-wakaのストールの布地も、大島紬の糸と同じように


    糊張りされた状態で織り上がります。


    超極細の繊維を織るためには、糊張りして糸が切れないように


    布目がずれないようにと、繊細なストール布地は織られます。








    そのためにストール布地は、気が遠くなる程の


    精錬(洗い)されて届きます。






    ストール布地の精錬と正系〜

    生多良と私の仕事が始まります。











    私達の手元に届いてから、極細繊維で織られた布地を



    すべて糸目をチェックします。



    6個の目と、ルーペを使って確認して正系します。



    布目のチェックとともに、フリンジも整えます。










    ふたたび精錬〜




    そしてもう一度、


    精錬して、布地に残った汚れを洗います。










    少しでも汚れが残っていると、色にムラができますから


    一昼夜着け置きして、洗います。










    これがumu-wakaの染める前の準備、精錬の工程です。


    早く染めたい!思いがいっぱいの中、


    オーダーしていた枚数の3割りしか届かなかったり


    検品しながら、少しの織り段があったりすると


    染めることができないので、


    あらかじめ用意していた、計画していた色数と


    枚数が合わなくなるので、





    この時から、どの色を優先するか?


    何枚染めるか?計算機との戦いになります。


    そして糊を落とす、汚れを落とし洗いをかける時に


    私達もストールと一緒に、精錬されていくように感じます。











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