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2020.03.10 Tuesday

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    冬至の王に出会う2015年

    2015.12.22 Tuesday

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      2015年12月22日、午前6時57分

      冬至の太陽を幼い頃からの遊び場だった史跡・東之宮古墳で初めて

      迎える。

      標高145メートル、朝から軽くトラッキング。

      尾張最古の前方後方墳、東之宮古墳。






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      冬至の日の出軸線上、古墳の主軸線が重なる。

      東の王の頭上から冬至の太陽が昇る。

      東の王が蘇るような、東の王と出会う瞬間。


      神々しい、力強い冬至の太陽の光の中に東の王を感じ

      手を合わせる。

      自身さえも復活再誕生するような。












      周りにいる人々と共に

      明けましてもめでとうございます。と。


      王の頭上、太陽の方へと向かう。

      未来の時を、嬉しく迎えるように。








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      2015年は、20数年ぶり故郷へ戻り

      人生共々、再誕生するかのごとくの引っ越し、安泰するまでに

      時間を要したような1年だった。




      木曽川の中央に愛知県と岐阜県の県境がある。

      木曽川を挟んで、故郷、愛知県犬山市を見渡せる

      岐阜県各務原(かかみがはら)市にアトリエを移し、

      かかみがはら=鏡(かがみ)のように

      育った犬山市を見ながら、自身の人生をも鏡のごとく

      見渡すような1年は、心も身体も忙しかったように思う。


      秋に入り、母の具合が悪くなり

      冬至を前に元気に回復した母。

      その頃、何か私の人生の引っ越しも安泰したように感じる。







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      東の王から直視できるアトリエ付近は


      王の住まいがあったそうです。



      国宝犬山城を真正面に、

      そして

      東の王が眠る東之宮古墳を見渡せる場所で1年。




      確かに

      東の王の祈りが、今もまだ強く続くこの地。

      守られていると感じる安心感。

      強い王に守られていると感じながら東の王を想像する。

      恋心にも似たような、古墳を抱きしめたいような感じさえする。






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      守られているという

      安心感からか、何か刹那的な衝動が消え

      穏やかに自身の未来を、いや、未来というか、今をどう生きたいのか?

      そんなことが考えられるようになった。


       
      今までの人生は、限りなく仕事とプライベートの境なくと、

      好きな事を仕事にしきた。

      好きな事、探求したい事に邁進し、それが仕事となった。



      仕事をして生きる時間が正義と、仕事を中心に生きてきた。

      仕事以外のこと、あそぶことも、恋愛さえも

      怠けているような.....背徳感を感じるような。

      仕事が正義と。



      そのリズムが、地元へ戻り、

      母と猫ちゃんずとの暮らしがはじまり変わった。


      そして

      日常のその営みの楽しさである事を知った。

      2015年は大きな転換の年だった。


      日常の豊かさが、きっとこれからの色も豊かにすると

      感じる2015年12月です。



       

       

      東の王に会う

      2015.12.01 Tuesday

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        インフルなみの風邪のような症状で寝込み、蘇ったかも?

        と思った、いや、蘇らせた次の日は

        幼い頃からの私の遊び場だった史跡東之宮古墳 講演会「冬至の王との出会い」

        へ参加し、東之宮古墳と、これまた私の幼い頃の遊び場、妙感寺古墳へと

        登ってまいりました。








        東之宮古墳は海抜140mほどですから、軽くトラッキングです。

        病み上がりを押してでも行きたいイベント。

        幼い頃からの遊び場で、一番のお気に入りスポット。

        大人になった今でも、獣道をもそれて、その山の中を徘徊したく

        なる、その惹かれ方。







        そして、最古最大の前方後方墳に眠る王へのファンタジーは

        いやはや、ファンタジーを越えて、感謝の祈りとなる。

        この地にいると、確かに守られて暮らしてきたことを肌に感じる。


        そして王の祈りを全身に感じる。

        その大きな祈りを後世まで、ずっとこの地に生き続けさせる

        王の力に魅了される。





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        東之宮古墳を守る御神木





        たまたま一週間前にも

        この東之宮古墳へ訪れる事となった経緯も

        風邪熱で寝込んでいる間に、赤塚先生の「幻の王国・狗奴国を旅する」

        を完読することとなった経緯も

        この11月の連休中のことも、

        この日のためにあった、起承転結のような。

        物語のようだと感じました。

        ま、その物語のような日々は、また後日にと。




        幻の王国・狗奴国を旅する 赤塚次郎 - 著




        長年、東之宮古墳を研究された赤塚先生のお話を聞き、

        そして東之宮古墳へと。

        驚きがたくさんで、「へ〜へ〜あ〜あ〜う〜う〜。」と感嘆詞ばかりで

        過呼吸気味となりましたが、




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        この地方、木曽川が作った扇状地を邇波(ニワ)と言います。

        その邇波の最初の王が眠る東之宮古墳。


        私の住まいのある犬山、木曽川の真ん中に県境がありアトリエは岐阜県

        ですが、このあたりも含めて邇波。王が治めていた地域です。

        私の住まいは、その王のお墓のお膝元。

        そして現在のアトリエは、古市場遺跡の近くにあるのですが

        このあたりに王の住まいがあったそうです。




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        古墳の主軸の延長線上に見えるアトリエ





        たくさんの古墳や遺跡がある地域で、umu-wakaのアトリエの

        ベランダからは、東之宮古墳、妙感寺古墳、犬山城、伊木山古墳、

        八龍遺跡がのぞめます。反対側の玄関からは、邇波の第三の王が

        眠る坊塚古墳ものぞめます。





        右の山が東之宮古墳




        そんな素晴らしい場所で、私は育まれていたことを

        犬山を離れ23年でUターンして戻った、その年に知るとはね。

        まだまだ初心者ですから、これから地元の素晴らしい歴史と文化


        について探索して行きましょう。




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        伊木山古墳、八大龍遺跡越しの夕日 アトリエのベランダから〜







        私のエナジーの源、東之宮古墳を特別な気持ちで訪れてから

        新たな幕開けが訪れたように感じます。

        先月先々月は、ハヤブサのような勢いで色々なことがおこり

        Uターンしてからの諸々のことを納めるかのごとく。

        11月の最後の連休前に「石と蛇」って詞が聞こえてから

        連休初日は、薬石王子、2日目はパリからのお客様

        最終日は、古くからのマブダチひとみちゃんがアトリエを

        訪れ、犬山案内コースで特別な場所を訪れ

        その後、高熱で寝込み、大浄化。

        病み上がり、クリアな私でで東之宮古墳。



        今日から12月。

        新しい2016年への助走が始まったようにも感じます。

        スペクタルなファンタジー小説のような人生。

        どんな風に描かれて行くのでしょう。

        楽しみです。





        物語の序章

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        狛犬シスター@初の犬山入り


        物語は続く。


         
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