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2020.03.10 Tuesday

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    仄紅色・honobeni-iroの中に

    2015.10.30 Friday

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      韓紅香色(からくれないこういろ)の気配を染めた仄紅色(ほのべにいろ)






      カレンダーをめくれば、あと2枚になるなぁ。

      秋本番から、冬へと向かっている。

      けれど、うっすらと私は、来春の色を思う。




      体調が戻りつつあるので

      アトリエに行き、ストール達と遊ぶ。

      来春は、春節から伊勢丹新宿でumu-wakaのストールフェアが

      待っている。

      3年前にもオファーがあったようだが、私は笑顔でやんわりと

      断ったらしい。担当者の方から聞いて驚いた。

      自信がなかったのだろうか?わたし?


      それにしても、東の横綱を断るとは、私も横綱級の大物だ(笑)

      長いメールが届き、再度のオファーに感謝感謝。

      久しぶりのデパートでのイベント。

      それも東の横綱、伊勢丹新宿店。


      どんな風に色作りをしようか?

      そんな風に描こうか?


      久しぶりのデパート。





      伊勢丹新宿店・1Fストール売り場のこの場所がumu-waka色になる来春
      2月10日(水)〜2月16日(火)






      私は、20歳の時からデコレーター(ディスプレイコーディネーター)を

      umu-wakaを始めるまでの間、22年間、現役で頑張ってきた。

      デパート、ブティック、ショーウインドウ、レストラン、ホテル、

      アパレルメーカーの展示会。衣食住すべての業種の設営のディスプレイから

      プランまで数々手がけてきた。



      あの頃は、今ごろ、クリスマスディスプレイのオブジェを仕込みながら

      春夏の洋服の展示会のディスプレイで忙しくしていただろう。



      春夏の展示会ということは、もっと前に春夏のお洋服や小物のデザインや

      企画は終わっている業界。

      umu-wakaもストールなのでファッションアイテムです。

      けれど、流行色だとか、商業デザインを無視して

      色作りをしているので、

      私の心と体が、その季節の色の粒子を感じ始めないと

      色も、色物語もデザインも何もかも生み出さない。

      自然のながれのまま。

      待つしかない。






      IMGP0729.JPG




      何か

      今回の体調崩しは、

      色んな、ほんとに色んな、細胞、DNA、髄液レベルまでの浄化だったよう

      に感じます。





      IMGP0929.JPG
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      IMGP0930.JPG




       
      ストールを染める前も、布地の精錬(せいれん)作業の行程は、
       
      たっぷり時間と水を使います。

      ストール布地の製造過程で使用された糊、

       
      油や汚れを徹底的に落とします。
       
      そうしないと、色むらが出たり、

      色の力が変わってきますから。






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      仄紅色・honobeni-iro






      少しずつ体調が戻ってくると同時に
       
      時の先に
       
      来春のumu-waka色を感じられるようになりました。
       
      まだ靄がかかっているような感じですが
       
      何だか、空中に春色の分子が振って来ているような
       
      その分子たちが、私の肉体に入り
       
      少しずつ積もっていくと
       
      新しい春色の景色が見えてくる。
       
      今、その靄の色や
       
      空中に、粉雪かチリのように降り注ぐ、その分子の色が
       
      観えます。




       
      その色は仄紅色(ほのべにいろ)
       
      韓紅香色(からくれないこういろ)の気配を染めた色です。
       
      新しい時代の本能の在処を染めた仄紅色。




      CIMG3576.JPG

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      韓紅香色・karakurenaikou-iro




      韓紅香色は、人生の移行をサポートする色として染め生まれた色です。

      新しい場所や、新しいステージに立つ。

      自身の決断で新しい環境、慣れない場所で

      不安や郷愁にかられても、

      その場所で生きて行くという想いが光り

      はかなげだけど、生命力溢れる赤が染めたいと思い、

      生多良と問答して染めた色です。



      その韓紅香色の気配の色、仄紅色を

      先の時に、仄(ほのか)に感じるなんてね。

      地球のニュアンスも、ますますこれから素敵に変わるようですし

      移行の気配の仄紅色。

      楽しみです。



      自分でも驚きました。

      新しい場所へと〜。

      まいりましょ。

      まいりましょ。





       
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