花蛹色の手紙(はななぎいろのてがみ)
2017.01.28 Saturday
花蛹色・hananagi-iro
一度、咲いた花が蛹になって、もう一度、美しく変容して咲く時を待つ色。
幼虫から蛹になると、蛹の中では液状化。人という花も変容する時は、様々な感情が溢れ揺らぐ。
感情という液体は結晶化するかのごとく新しい変容の時を待つ。
蝶が蛹から返って美しく舞う姿は、まるで芋虫だったことなんてなかったようで、
だから人も変容して蝶々になった時は、芋虫で大変だったなんて言わないから、
今だけ花蛹色の中にいる時だけ、汗と涙と一緒に、、、。
花蛹色は、水瓶新月直前の今の私の心色のよう。
新月を過ぎたら、もうじき誕生日迎える。
その誕生日を迎えたら、芋虫だった日々の悲しみなんて忘れて、言葉にしないでおこうと。
私の花蛹色のストールの中にきちんとしまっておこうと思う。花蛹色の手紙を書こうと。
感情を遠くに置いた手紙と、感情の中にある手紙を2通書いた。
そして午前0時を過ぎ旧正月。
明けましておめでとうございます。
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