2015年のお稽古初め

2015.01.20 Tuesday

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    昨日は能のお稽古日。

    前日は朝8時から深夜1時半までお引っ越しの荷物詰めを

    していたので、筋肉痛&腱鞘炎気味。転んで打った膝が痛む。

    お稽古できるかな?と心配しておりましたが、

    不思議とお稽古場に入るとしゃっきりします。

    そして、やっと脳のシナプスがつながったのか、

    復習の謡曲も謡いながら自分の声を聞くことが

    できるようになりました。


    そして何よりも、仕舞の新しい演目の熊野(ゆや)のお稽古、

    仕舞のお稽古を始めた頃は、

    腕を開くことさえ怖いような戸惑いがあったはずなのに、


    昨日は、身体や脳が理解し始めたのか、

    流れが見えるようになり、何となく、

    やっとお稽古をしているような感じになりました。

    一曲を仕上げると、初舞台を踏むと変わるのでしょうか?




    初舞台

    2014.11.10 Monday

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      今日は観世流能楽師・勝海登(重要無形文化財総合保持者)


      独立三十周年記念講演の舞台の後、


      私は初舞台。









      今年の新年会で、勝海先生の能のお話に感動して、雷が落ちたくらい感動して、

      すぐ、能の体験講座を受け、そのまま、能のこと、一つも何もわからないまま、

      お稽古を始めました。お稽古を始めて半年で初舞台。









      ドンくさすぎて、叱られっぱなし。


      最後に先生にお稽古を頂いた時は、まだ、形にもなっておらず、


      もう、初舞台を前に青ざめておりました。


      皇帝の舞、寿の舞。鶴亀。


      マングースを前に、亀が甲羅に縮こまって手も足も出ない!そんな亀で良いのか?









      いや!勝海先生の三十周年のお祝いのために、舞おう!


      そして、お世話になった皆さんの、これからの門出を祝って寿を舞おう。


      そう思って舞台に上がる!


      と決意したのですが、切戸口をくぐる頃は、いっぱいいっぱいで、


      お祝いのことさえ忘れていました。ごめんなさい。







      しゃみさん、おかあはんが言う、能の舞台の上で、謡の風景なんて


      見えもしませんでしたが(笑)


      お友達が撮ってくれた動画を見て、自分で驚きました。


      あ!私、堂々としてる。



      と。なんだか、よくわかりませんが、へんなことをいっておりますが、


      たくさんの方々に支えられているな。と。エアーで応援してくださった皆様。


      本当にありがとうございます。


      こんな、へっぽこ、ぽんぽん吉でも、頑張ればなんとかなります。



      みなさん、一緒にお稽古しましょう。



      ♡感謝♡ 




      能の初舞台です

      2014.10.07 Tuesday

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        師匠に御見立ていただいた初舞台用の扇です 




        日本には素晴らしい伝統文化がたくさんあります。

        日本伝統文化、大島紬を伝承するumu-wakaとして


        若山真由美として、日本文化を深めようと


        自身を深めようと今年から、能のお稽古を、


        観世流能楽師・勝海登(日本重要無形文化財総合保持者)


        のもとで始めました。


        11月9日、師匠の舞台の後、お稽古発表会で私の初舞台です。







        勝海 登 独立三十周年記念 第二十三回「海の会」


        日時: 2016年11月9日(日)午前11:oo開演


        場所:渋谷セルリアンタワー能楽堂




        能、能楽堂とは、とても敷居が高いイメージがあったり、


        中々、足を運ぶ機会がない方も多いかと思いますが、


        その神聖な空気感はずっとDNAの中にあるようで、


        何かしら感じる、そして感動があります。


        能は人間の喜怒哀楽を表現しております。


        生きる事、人間である事が楽しく感じられ


        自身の心が癒されるような場面もあります。


        そして、気づきや自身の心の方向性などを


        間接的にそこに見る。









        当日は、私の師匠の独立三十周年記念の講演ですが


        TVなどでも馴染みの狂言師・野村萬斎氏の舞台もあります。



        是非、この機会に皆様、お越し下さいませ。






        問い合わせ 


        早稲田ギャラリー 


        http://www.waseda-gallery.com/event.html#event_04



        素晴らしさを感動を表現する言葉さえ私の中にはないのです。

        2014.04.30 Wednesday

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          先日、NHKで放映された「道成寺」を見ました。


          強く迫力ある仕舞と音。


          能のお稽古を始めたばかり、


          今までの人生の中に能と触れる時がなかったので


          道成寺のその鳥肌が立つ感動を伝える言葉は


          まだまだありませんが、









          道成寺を見て


          昨日のお稽古の後のように落ち込んでいる場合じゃないな


          と思いました。



          型のひとつもできないけれど、


          これから、ひとつでも型ができるようになって


          一曲でも謡えるようになったら


          能を見る時の感動は、もっと大きくなります。



          日本に生まれて50年。


          まだまだ日本のことは知らないことばかりですが、


          知らない事ばかりであるということに気づけた事


          そして、まだその素晴らしさを自分が発せられない


          言葉では表現できない素晴らしいものと出会えただけでも


          最高なことです。



          日々、日々、練習をしながら


          もっと身近になっていく日を楽しみにして


          怠けず、がんばりましょう!





           

          左脳が猿ぐつわをかけてしまった2回目のお稽古日。あああぁ。

          2014.04.28 Monday

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            緊張するということは、自分ができないということへの


            甘えではないのか?



            2回目の能のお稽古は、初回より緊張感を3割り減らそうと


            小さな目標を持って望んだのですが、、、、、。


            またもや、新幹線で色々と数回こけ、指を火傷しながらの


            お稽古場到着。



            熱々のコーヒーもこけました。






            お稽古日の前日に、バランスポールのレクチャーを受けた時


            私の身体は普段から緊張感がいっぱいで、カチカチと。


            緊張をほぐすためには、呼吸よと言われたことを思い出し、


            前回の謡曲のお稽古の時の、たっぷり息を吸って!とのフレーズが


            記憶に大きく残っておりましたし、


            呼吸を通して集中力を!!と、様々な呼吸のワンフレーズが


            続々と脳裏をよぎり出したら、唄い初めのタイミングが


            情けない程に、できなくなってしまった。







            謡曲の教科書に書かれた


            文字は、大海原のように感じ


            様々な記号が、大きな波が打ち寄せてくるように感じ


            謡いだすことが、太平洋の真ん中で船から飛び降り


            泳ぐようなそんな感じで、不安でいっぱい。


            お稽古仲間の「頑張って!な思いも感じながら


            あまりのひどさに、申し訳なくなってしまいました。




            そして

            師匠は、

            文字に教科書に囚われ過ぎているからと



            目を閉じて


            師匠の声を聞きながら


            耳の感覚だけで、後について謡うようにと


            何度も往復です。




            幼い子供は、


            字も記号もわからない子供は、


            すぐに覚えられると。


            右脳な私が、左脳に縛られているのでしょうか?



            手取り足取り教えていただくことになった


            大きな大人です。


            大きな懐で教えていただけることに感謝です。








            しかしながら


            2時限目の仕舞にしても、


            舞台の板の間に立ったとたん、頭の回りに雲がかかったように


            何もわからなくなってしまいます。



            お稽古が終わった後は、


            自分の情けなさに、情けなさの極みで


            せつなくなりました。


            お稽古場を後にして、一緒にお稽古に行っている


            友人と軽く食事をし、友人とも別れた後、


            お腹が痛くなって、暫く新幹線に乗ることが


            できなくなったという、


            2回目のお稽古でした。



            ......................................................




            自宅に戻り


            数年前、


            10mの高さにある1本の丸太を歩いた時


            歩き出せなかったけれど


            回りが見守る中、エールを贈られ歩き出せた時のことを


            思い出したり、帆船研修の時の十数メートル上の帆先で固まって


            しまった時のことや、ブルーノートでピアノを失敗した時のことも


            思い出し、ますます下降気味な気持ちで


            テレビを見ていると


            プロゴルファーの横峯さくらさんが、


            集中し過ぎて、ギャラリーや回りを見なくなる癖を


            治したら、引退まで考えていた成績がよい方向へ転じたと。





            「 集中するなら視野を広く持つべし!!」と。





            謡曲の記号で謡い方の抑揚を現すグラフ





            「 集中するなら視野を広く持つべし!!」





            記号グラフだけしか見えなかったり


            足しか動かなくなったりするのも


            そのせいかもしれない。




            左脳ばかりで考えるから


            体全体に意識が行かず、謡うことができなくなる。


            左脳が猿ぐつわをして手足を縛ってしまうのかもしれない。


            左脳も右脳も五感も自身への視野を広く持って


            次のお稽古までトレーニングしましょう。









            これから長い修行が始まります。心して頑張りましょう。

            2014.04.18 Friday

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              節子さんより〜



              私のこの仕舞い袴は

              無事に次世代に繋がりました。


              きょう稽古初日のあの方が

              舞えなくなった私の代わりに

              立派に能舞台に立たれる日を 

              きょうから楽しみに待ちましょう。



              .......................................






              へっぴり腰で終わりました能の初稽古を終えて


              自宅に戻った時は、へっぴり腰だったことは


              すっかり忘れ、能を始められたことが嬉しくて


              興奮のまま、Facebookを開くと


              能の仕舞袴と帯をいただきました節子さんの


              タイムラインに私の初日のお稽古へのことが


              書かれておりました。




              大好きな憧れの節子さんの言葉が嬉しくて


              節子さんの仕舞の姿が美しくて、さらに大興奮。







              wakaちゃんならすぐに舞えるようになりますよ!

              最初は力が入って、まるでロボタン舞(笑)

              ある日スーッッと力が抜けるの♪

              それまで辛抱辛抱です。

              wakaちゃんに受け継いで頂いて心底うれしいです。



              「袴だけは一流!(笑)」とか

              「お前は猿か〜」とか

              師匠語録を増やした弟子でした(///∇///)

              稽古にいくたびに己れのどんくささに嫌気がさして

              何度もこりゃ駄目だわと思ったけど

              ある日その垣根を越える日がきたの。

              だからそれまでは誰でもロボタンだと思います。




              ...........................................



              そんなやり取りの中、涙がいっぱいでした。


              一人じゃなくてというか、自分一人のためだけに


              頑張ろうと思うと、苦しくなるけれど


              受け継いだ節子さんが一緒だと感じられて



              節子さんの、たくさんの経が重ねられた仕舞袴。


              きっと、その袴を着けて仕舞で舞台に立つ時には


              節子さんの経を綴る袴が、勝手に私以上に


              舞ってくれるような気がして....。


              この仕舞袴は生きている。



              ................................................................



              これから長い修行が始まります。


              心して頑張りましょう。



              勝海先生からの言葉に


              「長い修行」その言葉が嬉しくて




              これからの自身の人生と共にする。


              感謝です。






              初心忘るべからず。世阿弥5

              2014.04.16 Wednesday

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                能のお稽古初日前夜は、案の定 


                緊張感いっぱいで、眠る事ができませんでした。


                明け方、ウトウトしかかったら、子供の頃のお稽古ごとで


                覚えが悪くて母から怒られる夢を見て、天上に向かって拳を


                すくっとあげて「ちがうもの〜!!!」と叫ぶ自分の声で


                目覚め、ほぼ貫徹のまま家を出ました。



                時間に十分すぎる程の余裕を持って駅に着きましたが


                違う方向のホームでずっと待っていたために


                電車に乗り遅れ...凍りつきましたが


                十分過ぎる余裕のために、乗るべき新幹線にのることができました。


                時間の余裕って大切大切。


                家を出てからすぐさま、学びが始まります。









                新幹線の座席につき


                ほっとしたところで、心構えをと思い


                世阿弥の書を読もうと、ぱっと開いたページは


                「初心忘るべからず。」


                神様は私を見ているのでしょうか?








                お稽古はさんざんです。


                1時限目の謡曲では


                しっかりしっかり正座。


                ここ1年半で13kg太った私。正座は拷問のようです。



                足がしびれ、感覚がなくなった後の痛みは


                そうとうなものだったのですが、この「苦」を越えるところから


                お稽古が始まると信じ、「苦」の先に何かが見え始めると


                頑張るのですが、「苦」で、発声がとまどうほどに..。







                観世流能楽師・勝海登先生(重要無形文化財保持者)





                他の方のお稽古の時は


                足を崩していて良いんですよと。


                と勝海先生からお話があり、




                そして、勝海先生のお話が続く....


                私は、面をつけて舞う時は、


                面の下では、まばたきを25分しないんだよ。


                こう究極の時に、身体から発するものが


                舞いの世界をつくると。










                お話を聞きながら


                人生その物と置き換えてみる。


                仕事もしかるべしと。



                苦を越えて来たここ数年を肯定する自分がいる。











                そして


                社会に出て最初に着いた仕事のデコレーター時代。


                デコレーターの時の師匠は、私が弟子に着いてすぐに


                師匠がご懐妊となり諸事情で、何もわからないままに


                たった一人で現場でディスプレイの仕事をすることになった。


                何もわからない...。


                ディスプレイを撤去しながら、ピンの打ち方、天グスの


                釣り方、構成などを学んだ。




                大きな現場で、たくさんの先輩デコレーターと一緒の時は


                目で盗んで覚えた。


                そしてデコレーターの仕事は20数年続けた。





                染めの時は


                生多良の一呼吸、一呼吸を感じながら


                下仕事、下仕事をしながら


                あ〜でもないこうでもないと、私自身の色への想いを


                語り、こっち方向の色に行きたいとか言いながら


                一緒に染めている。








                能のお稽古は


                また、全く別な感覚です。




                しっかりと目を耳を感覚を開いて


                しっかりと観て下さいよと、正々堂々と学べるように


                開かれている。


                だからこそ、緊張するですが


                何でしょう、小学生のような清々しい「1」から学ぶ


                そこが、楽しいのです。











                しかし.......




                2時限目の


                仕舞のお稽古は..................。


                もうもうもう


                壊れたロボットのよう。


                右手に集中すれば、左足が止まる。


                貫徹の寝不足のせいではなく


                飲み込みが遅いのが私であると...。



                そして


                お稽古の3年先輩が、


                初級のどんくさい私のお稽古を見て


                お稽古の順番を待っていらっしゃると思うと


                初心の私のどんくさいところでは


                学ぶことがなくて、申し訳ない。


                退屈な時間を過ごされて


                いらっしゃるのではないか?と心配をし始めたら


                また、もっとどんくさくなる私でしたが、



                家にたどりり着く頃には


                楽しくウキウキ大喜びな私になっていました。


                .......................................


                これから長い修行が始まります。


                心して頑張りましょう。



                勝海先生からの言葉に


                「長い修行」


                その言葉に喜びが溢れました。












                素晴らしく新鮮な緊張感の中におります。明日から能のお稽古が始まります。

                2014.04.14 Monday

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                  美しい感性の先輩から譲り受けた能の袴と帯





                  明日は、


                  能のお稽古の初日です。


                  入学式前の子供のように、ドキドキしながら


                  何を着ていこうかと、洋服を取っ替え引っ替え。


                  入学式なんてないんですが....。



                  緊張感と共に、


                  清々しい新緑の風が、背中の後ろに流れているような


                  少しばかり心地よくも感じる緊張感。








                  能の仕舞の袴と帯は


                  美しい感性、柔らかで、美意識高い節子さんから譲り受けたもの。


                  ご実家が呉服屋さんで、今も呉服の仕事をてがけられている


                  節子さんは、人生の、女性としての先輩であり


                  着物の先輩です。









                  節子さんは


                  病気をしてから、ずっと続けておられた能の仕舞が


                  できなくなり、能を始める私に受け継いで欲しいと。






                  風水の素晴らしい場所で節子さんに帯と袴を着着けて頂きました。





                  大島紬のこと、


                  日本の伝統文化のこと、


                  色々と色々と、思いを受け取って頂いたり


                  共鳴したり、



                  なんでしょう。


                  とても心の肉親、そんな風に感じておりましたから


                  尊敬する節子さんの袴と帯を受け継ぐことは


                  魂が涙するほど、有り難く



                  そして


                  私自身、心が締まります。








                  仕舞をしていると


                  お舞台には、川の流れが目の前に


                  花々も咲き誇ったり、香りも現れるのよ。



                  と。


                  私も、感じられるのでしょうか?





                  節子さんから


                  能のお稽古のお話や


                  師匠の楽しいお話をたくさん伺った。




                  明日から私は、1年生です。







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