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2020.03.10 Tuesday

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    蓮華妃紫色と染井吉野

    2017.04.11 Tuesday

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      桜雨の一日。

       

      朝一番に染めたくなった色は、蓮華妃紫色。

       

       

       

       

      町は桜色でいっぱい。犬山の町は桜でお腹がいっぱいになる季節。

       

      今朝も自宅前の桜のトンネルをくぐってアトリエへ着いた。それなのに染めたくなった色は赤紫色の蓮華妃紫色。

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

      この色は、蓮華水葉色、蓮華香色、蓮華蝶羽色、蓮華妃紫色など、色の濃淡で何色かシリーズ化している色。

       

       

      そして6年前に生まれた色で、禅の言葉から生まれた色です。

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

      今年に入って、今までよりも丁寧なモノづくりをするために、染めの工程だけでも3工程増やし、

       

      今までは、1釜に3〜5枚染めていたストールも、1釜に1〜2枚と枚数を少なくして

       

      染める時間もいつもの倍以上、一つの色を入れるだけで1時間ぐらい釜の前に立つことにしている。

       

      ゆっくりと優しく、沸騰させないように90度を継続させながら。

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

      濃色の染液は、温度を上げてから40分ほど経つと、その残りの残液は染井吉野のような

       

       

      薄い桜色になった。

       

       

      この色の配合は、woo-me色の調合した染液と、花掛紫色の調合した染液を更に調合させて作った色。

       

       

      最後に染液に残った色は、woo-meの残り香のようで、woo-me!私を愛して!という想いが残っていた。

       

       

       

       

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      woo-me色は、初の英語色名で、woo-me!とは、私を愛してという翻訳がある。

       

      花掛紫色は、変化は始まったばかり女優のように新しい自身を演じながら変化を楽しむ色。

       

      その2色から始まる蓮華シリーズ。

       

       

       

       

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      光の加減で、woo-me色のニュアンス、花掛紫色のニュアンスが見える。

       

       

       

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      桜雨の日は、ストールが乾くにも時間がかかる。

       

      ベランダ越しに犬山の桜模様を見る。

       

       

       

      ストール越しに、染井吉野を見る。

       

      先ほど、最後に入った染液と同じ色だった。

       

       

       

       

       

       

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      蓮花蝶色・rengechou-iro 浪花節は〜おいときましょうね〜。

      2013.07.01 Monday

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        蓮花蝶色・rengechou-iro





        「私、昔からずっと蝶だったの。生まれた時から蝶だったの。」



        と言って、翔びたつ。













        蝶はね、


        「昔ね、私はね〜芋虫だったのよぉ。」



        なんてヒトコトも言わないの。



















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