入学式から卒業式。
2016.03.03 Thursday
今回の新色セット・たおやかslimストールset / 春仕様の十二単のようです。
伊勢丹新宿店のフェアを終えて戻ったストールのメンテナンスが、お雛さんの日にやっと終了。長くかかりました。
そして少しずつ、今月25日から始まる神楽坂でのExhibitionの準備を始めながら
それとともに、ここ数年、自身にしわ寄せがきていた仕事の諸々、家庭の諸々が、雲が晴れ行くように
紐解けて行くようです。
今回の伊勢丹新宿店は、本当にumu-wakaを始めてからの原点をも巡るような日々でした。
たまたま通りがかったお客様が、偶然、生多良の染め上げた大島紬、グランプリ作品を5点
お持ちになられる方と出会い、紬の親方さんの話で盛り上がる。
そして大島紬、奄美大島繫がりですが
最終日に奄美大島の島唄の唄者のえぐさゆうさんが、遊びに来てくれた。
メールのやりとりや、facebbokで近況を知ってはいたものの
お会いするのは5年ぶりぐらいでしょうか?
彼女との出会いは、2009年、twitterで知り合いました。2010年の春のExhibitionのタイトルは「朝花」
そのタイトルを知り、彼女はExhibitionへ蛇皮線とちぢんを持ってライブをしにきてくれました。
朝花節は、奄美大島の島唄。島唄の掛け合いの始まり、一番最初に唄われるのが「朝花節」です。
神ぬ引き合わせに、稀稀汝きゃば拝でぃ(こうしてあなたと出会えたことは、きっと神様のお引き合わせでしょう)
と始まる島唄。
まさに奄美大島の神様のお引き合わせです。
あの夜は、東京三宿のスターポエッツギャラリーが奄美大島になりました。
みんなで輪になって島唄に合わせて円陣をくみ踊りました。
大島紬、奄美大島は、私の原点。umu-wakaを走る原動力となった。
あの頃はumu-wakaもよちよち歩き、そして苦難な時代。けれど、思い出すと心が温かくなる時代です。
そしてまた、
最終日は、umu-wakaが最初に百貨店デビューとなった、そのご縁を頂いた三越伊勢丹のバイヤーのKさんが
休日にも関わらず、伊勢丹新宿店へと遊びに来て下さいました。
涙なしには、語れない、あの日のことを思い出します。
古いブログより〜
Kさんから始まった百貨店物語は、小説にでもできるほどのこと。
いつか、この苦難からのumu-waka物語を小説にでもしましょうか?と....。
三越星ヶ丘店・初日のブログです→http://umu-waka.jugem.jp/?eid=266
あの頃から、ずいぶん、umu-wakaの色も増えました。そして伊勢丹新宿店でお客様と盛り上がっている
そんな姿をKさんに見て頂くことができて嬉しかった。
そしてKさんも、とてもとても喜んで下さいました。
感謝感謝です。
そして閉店も間近の込み合う伊勢丹新宿店。
ロシアみたいな毛皮の帽子をかぶった天童さん。
umu-wakaが誕生するいなや?な時代から谷底の時代までも知る天童さんがumu-wakaの店頭へ。
幻かと思いました。嬉しかった。そして、初めて「よく頑張ったな。」と。
そしてそしていつもの調子で辛口のアドバイスをして風のように去って行く天童さんの後ろ姿は
とても温かかった。
今回の伊勢丹新宿店、umu-wakaストールフェアは、百貨店時代にアルバイトで一緒に回っていたかよちゃんが
アルバイトで店頭に、そして、震災後のすぐ後に入った百貨店へお手伝いに来てくれたRちゃんも
私の身体を気遣いながら差し入れを持って......。あ!Rちゃんと一緒に入った高松三越で、今回、伊勢丹新宿店へ
の開催へとお声がけを下さったバイヤーのKさんと出会った。
いやはや、いやはや......ドラマだわ。
ひとつの時代の卒業式のようだったumu-wakaストールフェア@伊勢丹新宿店。
私にとっても、そしてずっと支えて下さるumu-wakaファンの皆様共、お祭り。感謝。
さらなる未来のお祭りに向けて
またひとつひとつ進んでまいりましょう。
肩の力をゆるめながら〜。
マゼンタから始まる新しい本能の在処
2015.04.14 Tuesday
今回の染めは、
その蓄積されたumu-wakaをはじめてからの
8年間の恩寵を感じるものでした。
地層のように留まり続けた
その存在する色や様々なこと...。
だから見えてきた色世界。
ゲーテの見えないマゼンタの世界を
可視化させたような。
特別な幕開けをマゼンタで始まる。
2013年の春にくも膜下出血で倒れた生多良。
3度の手術で後遺症もなく復活。
2014年は私が人生のルーツの出血。
2015年、今年は体力も合わせて緩やかにと。
様々な色合いのマゼンタばかり染め続けながら、
何かしら私たちの中に留まったその色たちがいる。
生多良が退院してから
いつもより長い晩酌の語り合いの時を
言葉にならない時点でした。
良かったことも、悪かったことも、
辛かった辛すぎて立ち上がれそうにもなかったことにも
全てに感謝した時点でした。
新しい時代が始まったと
新たに生まれた色達の中に見る。
今週末から始まるumu-wakaストールフェア。
染めたてのストールを持ってまいります。
札幌
2015年4月18日(土)&19日(日)
11:00~19:00
札幌市中央区南一条西24丁目1-17カーニバルビル3F
ユナイテッドプロデュース
沖縄
2015年4月29日(祝)
沖縄県宜野湾市大山2-27-2 TEL:098-963-9603
Essence963
Squareさんのバレンタイン企画
この色は4つの目がないと染められないね〜。
2014.12.05 Friday
Exhibitionの資料を作りながら、生多良の写真を見てほっこりする。
この写真が一番好きです。
「良い感じに蒸し上がったね〜。良い色だね〜。」
って二人でストールを取り上げた時の写真。
この写真を見ていたら、涙が出てきました。
2年前、クモ膜下出血で倒れた時のこと、
闘病中のこと。
若多良を襲名した時の生多良の笑顔。
今は元気に復活して今月も一緒に染めた。
二人でしか生みだせない色ばかり。
「この色は、4つの目がないと染められないね〜。」
と、生多良の言葉。
大島紬誕生地、奄美大島の島唄に「朝花」があります。
♪〜神ぬ引き合わせに 稀稀 汝きゃば拝んでぃ〜♪
こうしてお会いできたことは、神様のお引き合わせでしょう。
umu-waka Exhibition~気配 開催いたします。
2014.10.17 Friday
umu-waka Exhibitionのご案内です。
2014年は東京神楽坂での開催のみとなりますが、
日時:
*12月12日(金)11:oo〜19:oo
*12月13日(土)11:oo〜19:oo
*12月14日(日)11:oo〜16:oo(最終日1
場所:
〒162-0805 東京都新宿区矢来町41
TEL&FAX 03-6265-0630
http://
素敵なイベントも只今計画中です。
こっそり..
2014年、初春〜新たな時へと〜。
2014.01.06 Monday
皆様、今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
新たな年が始まり
2014年、umu-waka、そして私自身
今年は、新たなスタイルで進んでまいろうと思っております。
誕
umu-wakaは、今年、物づくりの年にしようと考えています。
季節に寄り添い、自身の心に寄り添い
春夏秋冬、風の流れに音色を肌で感じながら
ゆっくりと色を愛でる色づくり。そしてumu-awakならではの
銘、色の名前と物語を生みだしてまいりたいと思っております。
そして
umu-wakaの大島紬の製作。
大島紬は、二度織られると言われますように、絣糸(かすりいと)1本を染めるために
筵(むしろ)を織り、筵を破り、その中から糸を取り出し、そして糸を整え
織り出すという180工程の緻密な流れで生まれます。
そこに携わる職人も数多く、職人たちの高齢化、
そして継手もありませんので
確実に、この10年で大島紬は織る事ができなくなります。
一工程の職人さん、一人でもかけてしまったら大島紬は作る事ができないのです。
今しか大島紬は作る事ができません。
1本の絣糸(かすりいと)を染めるために織られた筵(むしろ)
そしてumu-wakaをスタートさせてから、
この夢に乗った!っと、多くの大島紬の職人さんたちに
助けられumu-wakaを続けてまいりました。
個性溢れ過ぎる大島紬の職人の心の豊かさ、人間力の色合い
言葉のひとかけら、ひとかけらが人生で愛で。
そんな愛しい職人さんたちと一緒にumu-wakaの大島紬が作りたい。
そして
今しか作ることができない大島紬、その作り手達がそばにいて
私が作りたいと思っていたデザインの色合いの大島紬を
作る事ができる環境が今、ここにある。
と
いうことで、2014年は学び、そしてデザインをしようと
思っているわけでして
また、大島紬のお財布やバッグなどumu-wakaオリジナルな
大島紬の小物の製作も
そして
白泥染めのお洋服も作りたいと思っています。
Exhibitionは、今年後半に少し開催するかもしれません。
年内の予定としては
私自身の50才の誕生日を記念して
ハーフセンチュリーライブを5月後半に東京で開催予定。
その時に、50才の心色を染め
ライブ会場で、少しばかり展示と販売を考えております。
しばし、
公な場面に登場する機会が少なくなりますが
名古屋のサロンでは、予約を頂き
ストールをお選び頂く。
そんな2014年のスケジュールです。
また、
私的には、
昨年の後半に、生後1年半で養女に出た私の実父が亡くなり
今まで知らなかった、雲の中にありました
自身の生まれた背景、そして実父の人生が
今、明らかになり
今、その時を埋める、拾い集めることをしています。
ずっと雲の中にあった
ずっと雲の中にしまっておこうと思っておりました
そのコト。自身の半生のその生き方、心の在り方が
しまっておいた自身の古い心が、今、時をたどりながら
その半生を癒し、そして愛しながら自身の色合いを
見つめています。
実父の壮絶な人生の中に、ずっとこの50年あまりの時の間、
私を忘れる事なく、ずっと愛し続けていたその生き様は
ひとつひとつ、自身の中に噛み締めるには
とてもとても時間がかかるようで、
そして
その、私の父と母との時を共に育み暮らしたその愛の時間と
見えない、もう一人の父の愛の時間を溶け合わせる。
今、
そんな大切な、とおとい時の中にあります。
この時を溶け合わせる事で
本来の素の若山真由美、私自身が誕生、
再誕生するのだと思っております。
2014年、2月17日はカイロンリターン。
人生に一度訪れるカイロンリターン。
生まれた時と全く同じ星の配置となる特別な時。
それは大きな癒しの時となるそうです。
何か、そこに向けて色々な人生の時が流れているようで。
生多良は、
生多良も、私と同じように生後間もなく
両親の元を離れて育ちました。
いきさつや背景は違うのですが、生多良も多く心を重ねた人生。
以前、実父の話をした時に、
「wakaさんも会っておいで〜。色合いが変わるがぁ〜」
「生多良は、会ってね〜色合いが変わったがよぉ〜。」
と、生きている時には会えなかった父ですが
年末、30日に初めて父の写真を見ました。
きっと
この時を埋め、心がたどりついた時、
私の色、ストールに生みだす色合いもかわることでしょう。
新たな
美しい、人の心に人生に寄り添う色を生みだすでしょう。
この、今の時と寄り添いながら新たな色へと。
2014年は、
時と心に寄り添いながら
新たな物づくりへと
新たなumu-wakaへと彩って参ります。
皆様、どうぞ宜しくお願いします。
生多良の大島紬が2013年もグランプリ受賞で6連覇でございます。
2013.07.24 Wednesday
生多良〜くも膜下出血からの復活です!!!!!
2013.07.12 Friday
umu-wakaの「waka」は私、若山真由美の「waka」。
umuとwakaの4つの目で染めあげるのがumu-waka。
生多良の復活を示すかのように〜梅雨明け宣言!桜島もにっこり。
その生多良が、今年の5月25日、くも膜下で倒れました。
天と地が繋がるという5月の特別な満月の日。
12時間におよぶ、大手術は成功したものの
術後10日間は安心できない状況も越え
7月3日、
再度、回復を早めるための手術も成功。
生多良が育った奄美大島から到着のフェリー
7月の末に奄美大島慰安旅行をする予定でした〜☆
倒れてすぐ、沖縄のExhibition前に鹿児島へを諦め
沖縄から戻った後に2度行く予定が
事故とかで行くことができなくなったりで
クリック→鹿児島へ行けなくなった時のblog
今回、
やっと
やっと
七夕の日に
鹿児島へ行って生多良と会うことができました。
そして
これから、よくなるだけ!な状態にまで復活したことを
確信しました。
確信した次の日は、梅雨明け。
暈雲がかかっていた桜島もスッキリした顔で
私を見つめます。
病室で一緒に過ごす時間は、ゆったりしていて
温かくて、帰りたくありませんでした。
ずっとずっと、心が緊張していて
やっと生多良の顔を見て、お話をしてほっと
心が休まりました。やっと。やっと。
「良くなっていくだけの病気なんて少ないのよ!」
日に日に元気に回復して行く生多良が嬉しい。
復活を確信した夜のディナーは涙涙。
シチューの一口の刺激に、ドレッシングの刺激までが涙を後押し
心配の涙を堪えながらの
この一ヶ月と10日。
生多良の復活を「信じること」を体現するには
いつも
生多良が言う
「wakaさんの良いところは、カーニバルよぉ〜」
ずっとカーニバルな私で
Exhibitionもカーニバルして
カーニバルして、元気にしてることが
生多良の復活!!って頑張ってたから
やっと会えて、一緒に笑って時を過ごした
その晩は、おもいっきり泣いた。
やっと、今まで溜め込んでいた涙をいっぱい流すことができた。
病院近くのホテルで〜伸び伸び温泉タイム〜
ほんとね、
病院から離れること、辛くてね
一緒に病室にいると、穏やかで一緒に休暇を
取っているようで、
お家にいるようなね、
ほんとね、
生多良は
父親であり兄。
親分は夏休み中なので、子分の私も、暫く夏休みしましょ〜☆
umu-wakaロード、実労しはじめましたが....脳内フルマラソン状態でございますの。
2013.01.28 Monday
皆様に支えられてumu-waka5周年。本当に全国の皆様〜ありがとうございます。
2013.01.06 Sunday
みんなの神様とLOVEな想いでつくられるのでございますね。それがArtなのでございましょうね。
2012.12.07 Friday
ELLE オンラインブログにumu-wakaちゃん〜☆
umu-wakaの御布〜魂の息づかい
2012.04.28 Saturday
幸せのアルバム〜☆
2012.04.07 Saturday
umu-wakaスタートから6年。夢の向こうです。
2012.03.14 Wednesday
umu-waka初の試みでございます。3/6〜19札幌丸井今井本店・大通り館5階で開催中です。
2012.03.08 Thursday
umu-wakaの心情−1
2012.01.20 Friday
時の変容〜Party気分でわいわいわ〜〜い☆
2011.11.24 Thursday