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2020.03.10 Tuesday

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    名古屋平成中村座

    2017.06.19 Monday

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      昨日は名古屋平成中村座へ行ってまいりました。

       

       

       

       

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      幕の内弁当・松 

      幕間の30分では食べきれないほどの量だったので超特急。とっても美味しかったので、もう一度味わって食べたいと願う。

       

       

       

       

       

       

      初めての、ごひいき筋の席。

       

       

      役者の表情、役者が動けば香りを感じられ、

       

       

      幕が上がった瞬間から七之助さんの美しさに魅了され、

       

       

      勘九郎さんの影の中に勘三郎さんの息を感じる。

       

       

       

      言葉では表せない余白のある感動。

       

       

       

       

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      写真は「隠れ勘三郎」18個勘三郎さんの目がいたるところに描かれている。

       

       

       

       

       

      完全OFFの日に、平成名古屋中村座。

       

      その言葉にはできない、その感動は、私の中の要所要所のいくつかの場所へと。

       

       

       

       

       

      綿毛の日

      2017.06.02 Friday

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        今日は不思議な景色です。

         

        満月の夜に珊瑚がいっせいに産卵して沖縄の海が真っ赤になるようなダイナミックさで、

         

        何かのお花の種子、綿毛が舞い上がり続ける。

         

         

        綿毛の一つ一つがの生命が躍動し、人格でもあるように表情を持って空を行く。

         

        渡り鳥が一世に飛び立つような、

         

        川面の上を風に乗って流れていく。

         

         

        春分を過ぎたら〜MY WAY

        2017.03.23 Thursday

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          春分の前日、

           

          目覚めると寝違いをしたようで、左腕の痛みを感じる。

           

           

          早めにアトリエに着くと、カーテンの隙間から溢れた朝陽がストールにあたり

           

          真太陽色(まてりあ)のストールの上に

           

          ビックリマーク!!!!!

           

          ビックリマーク、私がびっくり!!!!!

           

           

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          所用を済ませて、家へ戻り

           

          亡き父の大工の工場の後片付け。父が亡くなって二十数年、手付かずだった工場を本格的に片付け。

           

          春分前に綺麗にして迎えたいと、痛みが走る腕を抱えながらも材木屋不要になったものを片付ける重労働。

           

          片付けをしながら、もし、30代、40代の頃なら「父の思い出」と思って、捨てるに捨てられずに

           

          いたであろうものも、50代ともなると、折り返し切ったお年頃。自分の終活の事さえ、たまに考えたりする

           

          お年頃。残りの人生を思いっきり元気に生きて、父の場所へ行く日も遥か彼方の時ではないからと、

           

          そんな判断基準ができたからか思い切って捨てることができた。

           

           

          ま!父がチョークで書いた黒板は、父の存在として残しましたが。

           

           

           

           

          さてさて

           

          次の日は45リットルのゴミ袋を20袋、ゴミ置場に捨てに行って

           

          さてさて、その後は、左腕が肘の高さ以上まで上がらなくなった。

           

          眠る時も、痛みで寝返り、布団を上げる事さえ出来なくなった。

           

          お彼岸のお墓参りに行くこともできなかった。

           

          自粛、反省。

           

          静かに、静かにしていた。

           

           

           

           

           

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          春分が過ぎたのに

           

          痛みとともに。

           

           

          私の今の運気は、こんなものなのか?と意気消沈していると

           

          電話が鳴った。大切な第二の家族とも思う生多良の息子さんからのお電話。

           

          私にとって、生多良は父親のような存在であり、息子さんは弟のようで親友でもありたくましい存在。

           

           

          4年前に、くも膜下出血で倒れ3度の手術で復活した生多良と、リハビリを兼ねながら染めてきた3年。

           

          昨年は、少し健康状態が悪くなり色々な問題が生じた。複雑な消化できないほどの重荷や色んなものに覆われた

           

          昨年の私だったのですが、その電話で、色んなものが溶けて行った。

           

          そして、そこには、「愛」、愛情たっぷりの時がたくさん続いていることを確認した。

           

          たくさんの感謝と祈り。

           

           

           

           

           

          そして、その日の夜は静かに眠った。

           

          目覚めると、腕の痛みがきれいに消えていた。

           

           

          無理は禁物と思いながらも

           

          色止め、柔軟仕上げとか、仕事がたっぷりと残ったストールの水仕事を始めた。

           

          爽やかに気持ち良かった。お天気も春らしく心も軽やかだった。

           

          そんな時、ジプシーキングスのマイウエイが流れてきた。

           

           

           

          https://youtu.be/Fsw2NQb5xSA

           

           

           

           

          ああ

           

          本当にスタートしたんだ、晴れ晴れ始まったなだと感じた。

           

           

           

           

           

          そして

           

          父。

           

          私の中の父との統合。

           

           

           

          父のような存在であった生多良、会ったことがない生みの父親の死は、生多良のくも膜下出血で復活した翌年だった。

           

          そして、23年前に亡くなった父の工場、手つかずの工場を片付けて、そして、その日の電話。

           

          なんだか、全ての父、私自身の中にある「父」という存在が全て統合されたようにも感じた。

           

           

          春分明けは、MY WAY。

           

          人生後半のステージが始まった。

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

          会社設立記念日〜本日から9年目。

          2017.01.07 Saturday

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            umu-wakaを会社にしてから、今日は9年目が始まりました。

             

             


            手がけ始めてからは11年となる今年。


            新たな世界へと向かうことを実感しています。


            たくさんのご縁のおかげ様。

             

             

             

             

            まことにありがとうございます。

             

            驚きは続くよどこまでもPart1

            2017.01.05 Thursday

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              1月2日は、岐阜の山奥、秘境の地、仙龍庵で新年会。

               

               

               

               

               

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              深い山あいを抜け、

               

              神々が近いな、なんて磁場のエネルギーを感じながら長旅運転。

               

               

               

              山あいが深いから、磁場が特別なのか?

               

               

              ナビが200mずつズレるので、道無き道を走る。

               

               

              行き止まりにヒヤヒヤしながら、畑仕事のカールおじさんが、何度も目の前を行ったり来たりする

               

              私の車を、畑仕事の手を止めて見送る。

               

               

               

              やっと

               

               

              仙龍庵にたどり着く。

               

               

               

               

               

               

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              まずは驚きの再会です。

               

               

              2週間前、タイで出会った沖縄在住のチイ子さんがいる!!!

               

               

              最初、脳が感知しなくて

               

               

              お互いに無言の沈黙!!!驚き過ぎて踊ってしまいました。

               

               

               

               

               

               

               

               

              チイ子さんとは、共通の友人が多く

               

               

              以前からお互いに名前だけは知っていた。タイで、初めて出会う。

               

               

              そしてタイの最終日、出発直前の時間、マッサージ店で目覚めたら、隣のベッドでいた。

               

               

              という、おもしろエピソードを思い出す。

               

               

               

               

               

               

               

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              その後も驚き過ぎるの再会や、

               

              アトリエにいつも来る蜂さんの謎が解けたり、

               

              こちらのお話は、とっても特別なことなので、また次回、きちんとアップします。

               

               

              そして大切な地球プロジェクトは、「沖縄」という、みんなの共通点で始まる。

               

               

               

              まま、

               

              またその先に、さらにその先に、広がる驚きの連続。

               

               

               

               

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              マクロビご飯と、猪鍋、鹿鍋と、舌鼓!!!

               

               

               

              音楽も充実。

               

               

               

               

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              ちゃんと書き初めまでいたしました。

               

               

              そうそう

               

              深田先生、オススメの言葉。

               

               

               

              謙虚な図々しさ

               

               

               

              いやはや

               

              大きすぎる驚きが、たくさんあって

               

              驚き過ぎてひれ伏すような新年、一発目の新年会。

               

               

              確かに

               

              新しい時代が幕開けた。

               

              そんな時間です。

               

               

               

               

              人生の宿場・仙龍庵

               

              ゴウスケ先生、花世音さん、ありがとうございました。

               

              そして強者の皆様、楽しいお時間をありがとうございます。

               

               

              〜ミツバチプロジェクトは

               また後日、アップします〜。

               

               

               

               

               

               

               

              あけましておめでとうございます。

              2017.01.02 Monday

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                あけましておめでとうございます。

                 

                本年もよろしくお願いします。

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                年越しは、初詣メッカの最中にある実家で迎えました。

                 

                初詣車渋滞が過ぎた頃、アトリエへ新年のご挨拶。

                 

                染め場にお供えした鏡餅の裏白は、一晩でドライとなり、もうすでに2017年が営み始めているにだと

                 

                実感いたしました。

                 

                 

                 

                 

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                実家の喧騒とは違い

                 

                 

                静かなアトリエは別世界のようで。

                 

                 

                 

                やっと自身が始まる。

                 

                 

                 

                 

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                カレンダーの表紙をめくり、

                 

                 

                新たな時を刻み始める。

                 

                 

                 

                昼間見た、不思議な初夢は、何を知らしめているのだろう。

                 

                 

                白い洋服を洗う夢を見た。

                 

                 

                 

                 

                 

                精錬

                 

                染めを始める前の洗いを、精錬(せいれん)と言います。

                 

                精錬から始まった2017年。

                 

                今年は、たくさん染めていく。

                 

                新しいものを染めていく。

                 

                そんな予感がいたします。

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

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                そして

                 

                明日の書き初めの準備をしようと、書道箱を開けると中から五十円玉が現れました。

                 

                なんとなく縁起が良い感じ。

                 

                 

                 

                今年は、松煙(しょうえん)も染めに加えていこうと思っておりましたので

                 

                松煙とは、松を燃やして作った煤(すす)。顔料や炭の原料として用いられるもの。

                 

                 

                 

                炭が入った書道箱を開けて五十円玉。

                 

                新しい分野の染めは、きっと美しいご縁を染め上げるのでしょう。

                 

                トキメキの2017年が始まりました。

                 

                 

                 

                本年も

                 

                どうぞよろしくお願いします。

                 

                 

                 

                染色家・若多良

                 

                 

                 

                 

                今年もお世話になりました。

                2016.12.31 Saturday

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                  2016年、皆様、今年もお世話になりました。

                   

                  たくさんのご縁をありがとうございます。

                   

                  皆様と共に過ごした時間が、皆様の笑う2016年の顔が、場面が浮かび

                   

                  感謝の思いが湧きあがります。

                   

                   

                   

                  今年は、取引10年目にして、初めて京都の仕入れ先の染料屋さんからカレンダーが届きました。

                   

                  来年は、しっかりと染めて行くぞと身が引き締まる思いになりました。

                   

                   

                   

                  2017年は、新しい染めの分野へも入り、作品作りから始める予定です。

                   

                  完成までに時間を、たっぷりとかける予定ですが

                   

                  ストールフェアの時に、各地で少しずつニュアンスをお見せできることもあると思います。

                   

                  新たな時代へと入り、皆様の色合いも光具合も多様となってまいりますね。

                   

                   

                   

                  umu-wakaも、美しく世界観を広げて行こうと

                   

                  今、私自身がときめいています。

                   

                   

                   

                  そのトキメキが、幸福に感じるのは、思い浮かぶ皆様の眼差し。

                   

                  2017年もお笑いを携えてまいりますので

                   

                  どうぞ宜しくお願いします。

                   

                   

                  感謝

                   

                   

                   

                  染色家・若多良  (若山 真由美)

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                  人生の宿場にて〜

                  2016.12.29 Thursday

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                    昨日は、ご縁があって深田剛史先生の整体を受けてまいりました。

                     

                    THE 職人!!!の腕と懐はでかく

                     

                    長い年月、奥底にしき積もり、封印されていた疲れや、色々なものがごそっと!!外れ、

                     

                    新月前に東北地方も大きく揺れましたが、私自身のBODYもマグニチュード7.6の大地震。

                     

                    天の岩屋戸が開くがごとく、新月開けに色々なグリッドが、きちんとハマり出し、色々なものが見えてきました。

                     

                     

                     

                     

                     

                    深田剛史先生は、古神道研究で数霊の研究の一人者でもあり、

                     

                    関ヶ原の合戦以前の、犬山城主の末裔でもあります。

                     

                    考古学、歴史研究と共に、いくつかの書籍を出版されているのですが、中にはフィクションで犬山の城下町

                     

                    を舞台にした小説も書かれております。

                     

                    深田剛史 HP

                     

                     

                     

                     

                    面白いご縁と共に、天岩屋戸開きのごとく、先に染めて行くものが明瞭に見えてきました。

                     

                    2016年の様々な出来事の意味が理解できたというのか、

                     

                    水面下、肉体下ではすでに準備が進んでいたというような。

                     

                    新月ジャストの時間が過ぎると、よりその先の輪郭が肉感的に理解ができるようになりました。

                     

                     

                     

                     

                     

                    飛行機の窓からの日の出。窓についた霜が朝陽に輝きうつくしかった

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                    染め場の掃除をしている時に

                     

                    紺色の染料を見ながら、この色と共に雲母、銀のつぶつぶを染めたいと。

                     

                    一枚のストールに、ロイヤルブルーの光と、鉱物の銀を染めたストール。

                     

                     

                    思わず、染め始めようかと思ったのでしたが

                     

                    年明けにと。

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                    今回のご縁は

                     

                    マコモ作家の田中佐和子さんとのご縁から。

                     

                     

                     

                    このしめ縄は、

                     

                    マコモは、出雲大社のDNAを持ち、

                     

                    稲穂は、伊勢神宮に奉納される稲のDNAを持つ。

                     

                     

                     

                    陰陽、ともえのしめ縄。

                     

                    昨日、佐和子さんにお願いして作っていただいた。

                     

                    umu-wakaのアトリエのしめ縄は、相当な上等品となりました。

                     

                     

                     

                     

                    しかし、

                     

                    umu-wakaを通じて出会ったご縁が広がり、昨日は佐和子さんの御宅で、深田先生のご縁で

                     

                    整体を受け、天岩屋戸が開くような、

                     

                    そして、umu-wakaのご縁で出会ったミサちゃんから、琉球ヘナ&琉球藍で毛染めをしていただき

                     

                    さらに自身の感性に透明感が増す。

                     

                     

                     

                    皆それぞれの人生の途中に、こうしてご縁が交差し

                     

                    心や体の疲れを癒し、

                     

                    そして、新たな札を持って旅に出るような。

                     

                     

                    まるで宿場のような。

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                    そうそう

                     

                    深田先生との楽しいお話の中で

                     

                    神様は、お願い事や真面目な事ばかりのお参りに飽きているからね〜

                     

                    神社参拝では、神様を笑わせる事をしたほうが良いのよ。

                     

                     

                     

                     

                     

                    そして

                     

                     

                     

                    「明るい執着」

                     

                     

                    「爽やかな嫉妬」

                     

                     

                    「謙虚な図々しさ」

                     

                     

                     

                     

                    これが必要よと。

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                    2017年の書き初めは謙虚な図々しさにしようと決めた私です。

                     

                     

                     

                     

                     

                       虚

                     

                     な

                     

                     図

                     

                     々

                     

                     し

                     

                     さ  

                       2017 wakatara

                     

                     

                     

                     

                     

                      

                     

                     

                     

                     

                     

                    二十一回忌

                    2016.12.27 Tuesday

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                      本日は父の命日。

                       

                       

                      21回忌。

                       

                       

                      時が過ぎるほど、亡き父が近くに感じはじめ、

                       

                       

                      最近は、もっと立体的に父を感じるようになった。

                       

                       

                       

                       

                       

                      毎年、12月27日は

                       

                       

                      父を思いながら、父と一緒にその一年を振り返るので、大晦日感が強くなる。

                       

                       

                      今年、一年を振り返ると一言で言うと、どんな年なんだろうとイメージすると

                       

                       

                      絞った雑巾を広げるような感じだった。

                       

                       

                      色んなねじれを解くような、綺麗なタオルではなく雑巾とはね。

                       

                       

                       

                       

                       

                      余分に背追い込んだ何かを降ろし、

                       

                      自分のために生きることを示唆されているような2016年。

                       

                       

                       

                       

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                      父の墓石の横に建てた「大工の棟梁人形」。

                       

                       

                      勤勉な職人だった父。

                       

                       

                       

                       

                      それを受け継いだのか、「極める」

                       

                       

                      物作りや、何かにつけて、深く探求する質がある。

                       

                       

                      そこそこでは、何もやっていないのと同じと。

                       

                       

                       

                       

                      「精神」

                       

                      無とは言わないまでも、息を殺して自身を「目」にして、その環境を感じ取る。

                       

                       

                      素材の声を聴き、そこに携わる人たちの心のニュアンスを聴き、

                       

                       

                      それを使う人たちの心や五感を聴く。

                       

                       

                       

                       

                       

                      だからなのか

                       

                      そうだからなのか?

                       

                      そこから発生した何か違う質をも含む私である。

                       

                      「内省」として、自身の心を正すように自身の内側の探求に、いそしんできたようにも思う。

                       

                      しかしながら、自分の「欲」と言うのか、

                       

                      「自分自身を見る」ことをしてこなかった自分を発見する自分。

                       

                       

                       

                       

                       

                      先日行った、タイ旅行での4時間以上のマッサージの時もそうだったが、

                       

                      いつも誰かに施してもらう「リラックス時間」の時でさえ、

                       

                      自分の哲学からなのか、相手を気遣って施そうとする自分がいることに気づいていた。

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                      「誰かのために」

                       

                      「何かのために」

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                      父の命日。二十一回忌。

                       

                       

                      21と言う数字は、再誕生の意味を持つ。

                       

                       

                      自分自身に自立して生き始めよう。と思う。自分のために。

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                      仕事もプライベートも

                       

                      「誰かのために」「何かのために」という文言が必要だった私。

                       

                       

                       

                      どれだけ自分が偉いんだよ?

                       

                      そして、誰かのためにと言うカクレミノ。

                       

                      ちょっとニュアンスは違うが、「誰かのせいで〜できない」と何か繋がっているように感じる。

                       

                       

                      誰かを褒め讃えることも、誰かのために頑張ることはたやすいが

                       

                      自分を褒め表現することは難しいもの。

                       

                       

                       

                       

                      だから父の21回忌、再誕生の21を機会に

                       

                      自分のために生きようと思う。

                       

                       

                       

                       

                      「自分を見る」

                       

                      内省ではなく、外省とでも言いましょうか?

                       

                      自分の本当に描きたい、送りたい人生に忠実にと。

                       

                       

                       

                       

                       

                      2017年は、もっと作りたかったアイテムや、

                       

                      新しい染めも始めようと思う。

                       

                      きっとその作品は、手に取る方にも自由が始まるはず。

                       

                       

                       

                       

                       

                      父の21回忌、

                       

                      立体的になった父との会話の中に〜。

                       

                       

                       

                       

                       

                      忘れ物サンタ

                      2016.12.25 Sunday

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                        メリークリスマスな12月24日はクリスマスディスプレイの撤去日。

                         

                         

                        大きな脚立を積んで名古屋までレッツゴー。

                         

                         

                         

                         

                         

                         

                         

                         

                         

                         

                        そうそう

                         

                        昨日のアトリエでの忘れ物。

                         

                         

                        お買い上げいただいたオブリージュの洗剤&お金も持って名古屋へGO。

                         

                         

                         

                         

                        クリスマス撤去を2件済ませ、

                         

                         

                        車のオイル&フィルター交換を済ませ

                         

                         

                        忘れ主2名に電話すると、

                         

                         

                        数時間後、その近距離でフリーになる感じ。

                         

                         

                        そうそう昨年まで23年住んでいた街の中でフリーになる感じ。

                         

                         

                         

                         

                         

                         

                         

                         

                         

                        オイル交換も早めに済んだので

                         

                         

                        待ち合わせの時間まで、馴染みのスーパー銭湯でくつろぐことにした。

                         

                         

                        一人露天風呂で、うつらうつら。

                         

                         

                         

                        この二十数年の激しい日々、この空の下で眠っていたんだと思うと

                         

                         

                        涙がじんわりじんわり。

                         

                         

                         

                        もう、この街に暮らしていないけれど、二十数年過ごしたこの土地は、フィット感がある。

                         

                         

                        今ままでの人生の半分を過ごした土地。

                         

                         

                         

                        今は、別の土地に、暮らす私は、人生バージョン、人生のテーマが変わっているはず。

                         

                         

                        サプリメントや薬は、急にやめると、反対に体を壊すとかよく言われますが

                         

                         

                        この二十数年住んだ街と、今住んでいる街、土地のエンルギーは激しく違うので

                         

                         

                        こうして、この場でくつろぐことは、穏やかに、そして更に進化できるはず。

                         

                         

                         

                         

                         

                        これからの暮らし方、人生の描き方は、新しくできるはずだよな。と。

                         

                         

                        なんのかんのと思いを巡らせながら....。

                         

                         

                        2時間ばかりのこの時間は特別なトランジットタイムとなった。

                         

                         

                         

                         

                         

                         

                         

                         

                         

                        お風呂から上がって

                         

                         

                        30代イケメンをピックアップして

                         

                         

                        私より一つ年上のレディーと待ち合わせの、シーシャバー(水タバコ)。

                         

                        bar kemuri

                         

                         

                         

                         

                        なんともたわいもない話をしながら

                         

                         

                        そうそう真髄真髄なお話。

                         

                         

                         

                        あらあら

                         

                         

                        カウンターには、白い大きな袋を担いだサンタクロースがくつろぎシーシャ。

                         

                         

                         

                         

                         

                         

                         

                         

                        あらあら

                         

                        忘れ物2件のクリスマスサンタ。

                         

                         

                         

                        なんだか

                         

                        とっても突然で、特別なクリスマスイブになりました。

                         

                         

                         

                        うん。

                         

                        等身大の特別なクリスマスイブ。

                         

                         

                         

                         

                         

                         

                         

                         

                         

                         

                        ひとつの選択

                        2016.12.20 Tuesday

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                          今回は団体旅行だったので自由時間は初日の深夜と昨日だけ。

                           

                          若い頃からフィリピンやアメリカへ仕事でディープな場所へ、

                           

                          時間の隙間まで潜り込み、探索し倒した。

                           

                          今回はそのエネルギーはない。

                           

                           

                           

                           

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                          友人が来年の春からタイへ赴任するので、

                           

                          観光も探索も友人を訪ねた時で良いかな。と。

                           

                           

                           

                          今回は、ゆっくりしようと最終日はボディーエステ4時間の選択。

                           

                           

                           

                           

                          年齢が変わったからのか?

                           

                          低価格で掘り出し物を見つけるワクワクより、

                           

                          良いものを自身にまとわせてあげたいなとも思い、

                           

                           

                           

                          「好奇心&欲」を捨てる選択。ある意味、そんな捨てる選択は初めてでした。

                           

                           

                          ホロスコープ上、大切な方角の旅の後、明日の冬至の太陽を迎える。

                           

                           

                           

                           

                           

                           

                           

                           

                           

                           

                           

                           

                          これからは丁寧に暮らして行きたいと思いながら、

                           

                          今回の旅でまた、今世の前世を見てきたような気がしました。

                           

                           

                           

                           

                           

                           

                           

                           

                           

                          2016.12.16 Friday

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                            木曽川へ越冬にやってきた鴨さん。流れる美しい川面の世界に感謝

                             

                             

                             

                             

                             


                            2016年も、あとわずかになりました。

                             

                            今年も激動の1年だったなと、ホッと一息つきながら満月を見上げていました。

                             

                            そうそう。

                             

                            ここ数年、大変な年が続いていたけど

                            今年は、鈍い痛み、生理痛のような痛みを伴うような年だったなぁと。




                            しいたけブログ〜2016年激動の年。無傷ではいられなかった〜

                            を読みながら涙とともに自身を抱きしめる。

                             

                             

                             



                            年初からの出来事が、遠くのことのように思う。

                             

                             

                             

                            しいたけのホロスコープ、星を見ても

                             

                            そしてマヤ暦も2016年7月26日から始まった青いスペクトルの嵐の年

                            大いなる変容と加速活性化のサイクルの年

                             

                             

                             

                             

                            私だけでなく

                             

                            みんな生還したんだ。

                             

                            トライアスロンのゴールを迎えるような気持ちで

                             

                            自身にもお疲れ様。

                             

                            そして隣人の皆さんにもお疲れ様。

                             

                            と労う。

                             

                             

                             

                             

                             

                            そんな時に

                             

                            書の作品、「流」NAGAREの作品とのご縁が巡ってきました。

                             

                             

                            お迎えするか、悩みながらベランダに出て空を見上げると

                             

                            大きな、流れ星が。

                             

                            けっこう長い時間の流れ星だったので、

                             

                            「幸せになる〜」と祈ることができました。

                             

                            「流・NAGARE」を思いがらの流れ星。

                             

                             

                             

                             

                            美しすぎるこの流れは、

                             

                            書家であり詩人、朗読家の天童大人氏からの素敵な贈り物か?

                             

                             

                             

                            偶然、ここから離れた兵庫県の友人が

                             

                            同じ時に、同じ方角に、同じ流れ星を見た偶然も重なり

                             

                            もうフェスティバルのようだった。

                             

                             

                             

                            そして

                             

                            一晩、考えてお迎えすることを決めました。

                             

                             

                             

                             

                            来年の自身の誕生日の節目にお迎えすることにしました。

                             

                            新たな流れと共に。

                             

                             

                             

                             

                            木曽川畔、川の流れ

                             

                            龍の気が噴き出しているという国宝犬山城を前に。

                             

                            このアトリエに来る運命のような「流・NAGARE」

                             

                             

                            2017年への贈り物。

                             

                            流・NAGARE

                             

                             

                             

                             

                             

                             

                             

                             

                             

                            大切なものを蒸溜する満月

                            2016.10.16 Sunday

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                              今宵は、10月の満月。

                               

                              すっかり日が暮れる時間も早くなり、つい先日まで着ていた半袖の洋服も箪笥の中。

                               

                              肌寒さとカレンダーの薄さに今年の暮れが間近に迫っているように感じる。

                               

                               

                               

                               

                              10月に入ってすぐ、アトリエにお客様を迎えるために、アトリエ改造計画は中断。

                               

                              実家の住まいも片付けや補修のDIYを中断し、お客様をお迎えする準備へと。

                               

                              桐の箱にしまってあったストール達と久しぶりの再会。

                               

                              元気に美しく華やぎ出すストールの色達。その力強さと親さに涙する。

                               

                               

                               

                              白泥染めストールの染めの材料と同じ、白薩摩焼の香炉に奮発して買った伽羅の香木だけで

                               

                              作られたお香に火を灯す。神聖な大切な場所に香りを供える。

                               

                              白泥染めも、絵入り白薩摩焼香炉、伽羅香木も希少価値。

                               

                              日本の文化を意識する。

                               

                               

                               

                              久しぶりのお会いするお馴染みのお客様。

                               

                              色のお見立ても、ともに時間を過ごすことの楽しさ。

                               

                              そして新しい色を、瞳の中にあるたくさんの色を、もっともっと

                               

                              この先、染めていきたい。

                               

                              そう強く願う。

                               

                               

                               

                               

                               

                              ギックリ腰とニューヨーク

                               

                              お客様を迎えた次の日の朝、実家の二階の自室でギックリ腰となる。

                               

                              「イタタぁ〜イタタぁ〜。」と階段を降りると、

                               

                               

                              「痛い痛いって言わないで。こちらまで気分が悪くなる。」と母が言う。

                               

                              長年腰や膝を患っていた母ですから、気持ちもわかりますが、

                               

                              ずっと、この数年、母の痛みの声尾を聞きながらケアを続けてきた私だったので悲しくなり

                               

                              言葉を飲んで、痛みをこらえて階段を、また登る時、涙が溢れ大泣きをした。

                               

                               

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                              泣いている私の元へ、たま子が遠くから走って寄り添い、痛い場所とは違う足首のあたりを

                               

                              モミモミとマッサージをし、一段一段、一緒に寄り添ってくれる。

                               

                               

                              年をとって、子供返りをしている母は、もともとの性格にエッジが立ち、

                               

                              実家へ戻ってからは、辛いことも多いのですが、たま子や姫子に助けられている。

                               

                              自分の体の静養は、いつも小さなアトリエのプライベートなスペースでしている。

                               

                              以前は、体調が悪くても母のケアをして頑張ってきたが、母の体の具合が良くなってからは

                               

                              自宅から車で10分ほど離れたアトリエで過ごすことにしている。

                               

                              帯状疱疹の時も、移るといけないからこないでと言う母の言葉に安心と共に、

                               

                              いつからだろう?母が私を心配しなくなったのは?と考えていた。

                               

                              腰というのは精神的に抱えた怒りや悲しみが蓄積すると痛むとも言うし...とか。

                               

                               

                              しかし、今回は、珍しく母がお茶碗にご飯を、そして卵を焼いて次の日にアトリエにやってきた。

                               

                              驚きの方が先だったけれど、これからも先々、仲良く暮らしていけるように

                               

                              自身の体や心のケアも大切にしなくてはと思う。

                               

                              同世代の友人知人も同じように、多かれ少なかれ.....みな直面している季節のお年頃。

                               

                              これも一つの稔りの季節。

                               

                               

                               

                               

                               

                               

                               

                               

                              静養中は、撮りためておいたテレビ番組を見た。

                               

                              https://youtu.be/XZv8Wel4xrE

                               

                              20歳の頃、憧れだった萬田久子さんのニューヨークの休暇を過ごす番組だった。

                               

                              57歳の萬田さんは、ルブタンのハイヒールを綺麗に履いていた。20歳の頃はもっとずっと年上に

                               

                              感じていた萬田さん。10代、20代の5歳の歳の差は、大きいものですが、

                               

                              50代を超えると、その歳の距離は近くなるものですね。

                               

                              でももっとこの先、80代とかになると、歳の距離は遠くなるような気もする。

                               

                               

                              そんな萬田さんが、番組最後でニューヨークの夜景を見下ろせるホテルのルーフトップの

                               

                              BARでシャンパンを飲みながら、「負けたくないわ〜。」と夜景に向かって言う。

                               

                               

                              ニューヨークの摩天楼のきらびやかな夜景に「負けたくない。」と。

                               

                               

                              なんだか嬉しくなった。

                               

                               

                               

                               

                               

                               

                              その言葉に、吹っ切れて

                               

                              来年の誕生日にはルブタンのハイヒールを買おうと思った。

                               

                               

                              ハイヒールを履かなくなって、ここ数年。ハイヒールを履きこなす体力と気力に満ち溢れた

                               

                              肉体を作ろう!!!ぎっくり腰なんてさらば!!

                               

                              そう思ったら、痛みも緩和したように思う。

                               

                               

                               

                              ちょっと先を行く先輩には勇気とエールをいただくものですね。

                               

                              そういえば、先日、お越し下さったお客様は72歳の若々しい美しい女性。

                               

                              身近に素敵な同性の先輩がいることにも感謝。

                               

                               

                              ギックリ腰が治ったら、スポーツクラブへ行こうと決めた。

                               

                              そして53歳の自分の誕生日にルブタンのハイヒール。

                               

                               

                               

                               

                               

                              今年最後の木曽川鵜飼

                               

                               

                              萬田さんに勇気をもらい、ルブタンを夢見て、鍼灸治療でギックリ腰は復活。

                               

                              3日後には東京日帰り出張。

                               

                               

                               

                              しかし、

                               

                              その帰りの電車の中で友人が急逝したメールが届く。

                               

                              号泣した。

                               

                               

                              私の30代は、名古屋の大きな経営者団体で経営を学んでいました。経営というより

                               

                              軍隊のような特訓とか、その会のイベントの出し物のタップダンスを毎晩毎晩、仕事が

                               

                              終わってから練習とかの記憶。その大きな経営塾は、小学校のようにクラスに分かれていて、

                               

                              苦楽を共にした同窓生がなくなった。友人は56歳で逝った。

                               

                               

                              私は、現役3年間の密な時間を終えて、私は経営者ではなく、アーティストなんだとわかった。

                               

                              そして現役を終えると、勉強会の活動も少なくなり、そしてumu-wakaを始めてから出張とかも多く、

                               

                              ここ数年、その会はお休みしていた。休塾中。

                               

                               

                              それでも長い時間、苦楽を共にしたその仲間が逝くことは大きな衝撃で

                               

                              通夜葬儀で仲間たちとも久しぶりに顔を合わせ、その尊い時間を共にしたその縁の強さを感じた。

                               

                              時を共にすることは、とても尊い事。

                               

                               

                              通夜葬儀、なんで笑顔で眠っているのかなぁ?

                               

                              若くして逝った友は笑顔で眠る。

                               

                              2日間、なんとなく眠れなかった。

                               

                               

                               

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                              亡くなった友人は、偶然にも犬山に住んでいた。私は犬山に戻ったのに、会えずじまいだった。

                               

                              お葬式を終えた日の夜は、予てから約束していた木曽川鵜飼。

                               

                               

                               

                              初夏や夏の頃とは違う静かなニュアンスの鵜飼だった。

                               

                              船上はとても寒く、ダウンコートを着て今年最後の鵜飼船。

                               

                              木曽川鵜飼は、昨日10月15日でシーズンを終えた。

                               

                               

                               

                               

                               

                               

                              午後13時頃の満月を前に

                               

                              月は大きく丸く。

                               

                               

                              今宵は満月のエネルギーに満ち溢れた夜空が、様々なものの輪郭を明らかにする。

                               

                              自身にとって大切なものは何か?

                               

                              この先の人生に大切なものを蒸溜するかのごとく問いかける。

                               

                              原点である奄美大島へ、師匠の元へと行こうと思った。

                               

                              そうしたらホームページに大島紬秋名バラの問い合わせがあった。

                               

                              改めて大島紬の美しさは原点だと思った。

                               

                              そしてまだ見ぬ新しい色をたくさん、ずっとずっと染めたい、生み出したいと思った。

                               

                               

                              日常の喜怒哀楽に心を使いながらも、

                               

                              犬山へ、故郷へ住まいも仕事場も移した時のことを思う。

                               

                              姫子&たま子を迎えた時、母と猫たちと温かに暮らしたいと思った時のことを思う。

                               

                               

                              先ほどの番組で萬田さんが

                               

                              今は黒でも、オセロのように人生の最後に白をめくっていたらそれで良いじゃないと

                               

                              言っていたことを思い出す。

                               

                               

                              アイアンレースで2位を取った強靭な友人が大好きなロードバイク中に急死。

                               

                              大好きなロードバイクを乗っていたから、こんな笑顔で眠っているのよ。

                               

                              本当にめでたい人だわと、涙に笑顔を浮かべて話す奥様の言葉を思い出す。

                               

                               

                              今を生きること。

                               

                              今を大切にすること。

                               

                               

                              過去は、

                               

                              まだその時をその時に、ずっと生き続けて、その中にまだ自分がいるように感じるが

                               

                              あの頃とは、自身も変化しあの頃のままでは今を暮らせないけれど。

                               

                              確かに、まだ存在する自身の存在。

                               

                               

                              今年は、不思議な年だ。

                               

                              この秋冬は、Exhibitionはお休みをして住まいやアトリエを整える。

                               

                              私の人生、この先に持っていけないものや、

                               

                              今まで生きてきて、ポケットに残った埃やオマケや紙くずを手放したいと思う。

                               

                              肉体にも乗っかっちゃった、脂肪や疲れも手放したいと思う。

                               

                               

                              今年は不思議な年だ。

                               

                              きっとこれからの道のために立ち止まる時点なんだろう。

                               

                               

                              2016年10月の満月は

                               

                              自身の大切なものを蒸溜して宝物を光らせよう。

                               

                               

                               

                               

                              暑さ寒さもヒガマンデ

                              2016.09.25 Sunday

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                                暑さ寒さも彼岸まで。

                                 

                                 

                                 

                                 

                                お彼岸が来るたびに、いつも思い出すことがある。

                                 

                                 

                                まあある意味、毎年2回は思い出す小学3年生の国語の時間の出来事。

                                 

                                 

                                 

                                 

                                暑さ寒さも、ヒガマンデ 」

                                 

                                 

                                クラスメートが国語の教科書の本読みで間違った「彼岸・ひがん」がヒガマンデ。

                                 

                                クラスメートみんなで笑った記憶。

                                 

                                 

                                 

                                 

                                台風浄化の後のお彼岸。

                                 

                                 

                                ヒガマンデも消えてまっさらなゼロ地点なのかなぁ〜なて思いながらお墓まいりに訪れた

                                 

                                お寺に咲いている彼岸花を見ながら昔を思う。

                                 

                                そういえば、小学生の頃、「彼岸花を摘むと頭が痛くなるから摘んじゃいけないよ!毒の花だよ!」

                                 

                                と母から言われていました。

                                 

                                美しいその赤が怪しげに感じながら登校したことを思い出します。

                                 

                                お彼岸はご先祖様を近くに感じ、幼い頃を思い出すことが多いようです。

                                 

                                 

                                 

                                 

                                 

                                 

                                彼岸花の怪しい迷信⇩の言われ

                                http://matome.naver.jp/odai/2138008603401060501

                                 

                                http://matome.naver.jp/odai/2137470534371057501

                                 

                                お彼岸前の台風

                                2016.09.21 Wednesday

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                                  お彼岸前の台風上陸。

                                   

                                  午前中は、台風はどこかへ行ってしまったのかというような空模様の中、所用で街中へと。

                                   

                                  連休明けの銀行の窓口の混雑を覚悟していったのだが、待ち時間2分。

                                   

                                  台風を警戒して待機しているのだろうか?と思っていたら、帰りしな少しだけ台風らしい風が吹き出した。

                                   

                                  アトリエに戻り、レイアウト変更のための家具移動など肉体労働。

                                   

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                                  台風を気にかけながら川面を見ると、鴨の親子3羽がゆらゆらと川面に揺れている。

                                   

                                   

                                  のんびり避難?

                                   

                                   

                                  大丈夫?

                                   

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                                  なんて思っていたら

                                   

                                   

                                  急に雨が走り出し、川が走り出し、うねり始める。

                                   

                                   

                                  その後、恐ろしい程、荒れ狂い出した。

                                   

                                   

                                  テレビのニュースで見た川が氾濫した光景とダブル。

                                   

                                   

                                   


                                  沖縄で最大級と言われる台風も経験していますが、それとは違った恐怖。

                                   

                                   

                                  もしかしたら、この部屋の中の光景も

                                   

                                   

                                  これが最後かもしれぬと覚悟をして

                                   

                                   

                                  山の麓にある住まいへと避難。

                                   

                                   

                                  川のうねる音も聞こえず、少しばかり穏やかに感じる。

                                   

                                   

                                   

                                   

                                   

                                   

                                   

                                  台風が去り、穏やかな感じになったので

                                   

                                   

                                  忘れ物を取りにアトリエへ。

                                   

                                   

                                  台風は去ったものの、

                                   

                                   

                                  木曽川は大きな龍が何匹もうねりながら川を下っているような。

                                   

                                   

                                   

                                  写真とは裏腹、恐ろしい状況です。

                                   

                                   

                                   

                                   

                                  アトリエに来る途中の犬山橋は、点検作業で大勢の人が、

                                   

                                   

                                  そして鵜飼船発着所も、鵜たちのお家も川沿いにあるので電気が煌々。

                                   

                                   

                                  アトリエ側の木曽川堤防は低いので、アトリエの前のあたりは後50cmで水が道路に上がりそう。

                                   

                                   

                                  堤防決壊?110番?119番?とまた恐怖を。

                                   

                                   

                                   

                                   

                                  木曽川畔に越してきて1年半。

                                   

                                   

                                  水の怖さをまじまじと感じた今回の台風でした。

                                   

                                   

                                   

                                   

                                  しかし、お彼岸、夏至、満月、新月の前には天気が荒れますね。

                                   

                                   

                                  今回の台風で川のうねる光景、音、もすさまじかったのですが

                                   

                                   

                                  深夜に見た、大きな龍が何体もうねりながら川を急速力で下る風景は

                                   

                                   

                                  龍がお仕事をしているんだなと感じる風景でした。

                                   

                                   

                                   

                                   

                                   

                                   

                                   

                                   

                                   

                                  大晦日の大掃除のような〜。

                                  2016.09.18 Sunday

                                  0

                                    IMG_1619.JPG

                                     

                                     

                                     

                                    9月22日からは、大きく世の中のエネルギーが変わるから、身軽になっておかなくっちゃね。

                                     

                                    そんな言葉が合言葉になっている今日この頃。

                                     

                                     

                                    別に、そんなこと全く気にしないでいたが

                                     

                                    気づくと、なんだか、そのキーワード通りのような動きになっている私。

                                     

                                     

                                     

                                    ホロスコープや、色んなエネルギーを読む人達からのメッセージが裏付けとなり

                                     

                                    変化の前なんだなと、自分のことを他人事のように感じたり

                                     

                                    思考フリーズ。内側から理屈なく動く、

                                     

                                    その本能直結アンテナに従わずにはいられない自分なんだなと

                                     

                                    やっぱり自分を笑う。

                                     

                                     

                                     

                                    IMG_2812.jpg

                                    倉庫部屋の荷物がなくなり音がこだまする部屋。

                                     

                                     

                                     

                                     

                                     

                                    先月、帯状疱疹を以降の体調不良で休養時から、少しずつ始まっていた断捨離は

                                     

                                    シンガポールから戻ってから加速し、アトリエも大改造。

                                     

                                    この分じゃ1か月ぐらいかかるかもしれない。

                                     

                                     

                                     

                                     

                                    昨年、このアトリエへ引っ越した時は、その直後の実家のリノベーション、アトリエ新築の予定

                                     

                                    だったので、次の引越しを考えて開けずにおいたダンボールもたくさん。

                                     

                                    当初の予定なら、今頃.... 。ですが、私の大殺界開けの2年後まで持ち越しですから、しばらくは

                                     

                                    この環境で、新たに染めの量を増やす必要性がある。

                                     

                                     

                                    また、

                                     

                                    新たなステージを前に、自分が心地よく染めることができる、そして心地よく日常を味わえる

                                     

                                    環境をと願うが、それ以前に、ずっと気になっていた仮住まい環境を変化させたい。

                                     

                                    そのストレスを取らない限り、前に進めないし輪郭も見えてこないと。

                                     

                                     

                                     

                                    今回は、倉庫代わりにしていた部屋を稼働させ、染めのスペースを増やし、作業部屋を確保するための

                                     

                                    大移動&棚づくり&家具作りのために、大掃除の他、電ドル片手にプチ大工さん。

                                     

                                    アトリエに泊まることも多いので、仮眠部屋にロフトベッドをこしらえました。

                                     

                                    50歳を超えての二段ベッドで眠る選択は、サバイバル感を味わいながらも

                                     

                                    子供心を思い出させ楽しいものです。

                                     

                                     

                                    IMG_2818.jpg

                                    ロフトベッドから見る景色は雲&かもめさんたち。

                                     

                                     

                                     

                                     

                                     

                                    出来上がったら

                                     

                                     

                                    私の新しい地図を見ることができる。

                                     

                                     

                                    そんな予感を感じながらストイックに間取りデザイン。

                                     

                                     

                                    と頑張っていたら、

                                     

                                     

                                     

                                    何故か同時進行で、実家も断捨離三昧。

                                     

                                    実家の断捨離は、もう四半世紀もの。

                                     

                                    天使のチアガール姫子&たま子の応援もあって

                                     

                                    大胆に封印されていた異界のものたちを大胆に捨てる。

                                     

                                    ウルトラマンだなぁ〜シュワッチなわたし・的なリズムにストイックさはなくて

                                     

                                    達成感満載!!!

                                     

                                     

                                     

                                     

                                    天使のチアガール隊・姫子&たま子2才。彼女たちの活躍に感謝〜❤

                                     

                                     

                                     

                                     

                                     

                                     

                                    「実家の断捨離」というノウハウ書籍が話題を呼ぶほど、実家の断捨離は心が苦しいものですが

                                     

                                    ウチもしかるべく。

                                     

                                    壁にぶち当たることばかりで、この世の果てではなかろうか?な日々は昨年マックスだった。

                                     

                                     

                                     

                                    もともと、母は、掃除と片付け、特にキッチン関係が苦手だったので、幼い頃から

                                     

                                    キッチンの片付けや掃除をしていた私。実家を出て二十数年、月に2度ぐらいのお掃除では

                                     

                                    保てなくて、荒れ放題。年齢を重ねて性格や行動にエッジが立った母。

                                     

                                    2年前に子猫の姫子&たま子をお迎えする時、子猫を汚れと危険から守るためと

                                     

                                    本格的に始まった実家の断捨離。

                                     

                                    そして母のためと始まった実家の断捨離でしたが、喧嘩は絶えませんでした。

                                     

                                    そして、昨年、私が地元に引っ越し、実家に滞在する時間が増えると

                                     

                                    今度は、自分のためのお掃除的な感じとなり、

                                     

                                    ほぼ毎日、戦争でしたが、最近は母も綺麗を心がけるようになったと感じる進歩。

                                     

                                    それと同時に、母の頑固さに怒りを覚えなくなっていることに気づいた。

                                     

                                     

                                     

                                    実家を含めると

                                     

                                    まだまだ断捨離&心地よい暮らし環境を整えるには時間がかかりそうですが

                                     

                                    全てのコミュニケーションが整った時に

                                     

                                    この先の人生のしっかりとした輪郭が見えてくるような気がしています。

                                     

                                     

                                    年内は

                                     

                                    その移行で終わるのかな〜。

                                     

                                     

                                    おっきく行こう〜!!!

                                     

                                     

                                     

                                     

                                     

                                     

                                     

                                     

                                     

                                    初シンガポール〜光と影を包括した自由。

                                    2016.09.13 Tuesday

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                                      ひとつ大きな決断をして、ひとつ手放したらシンガポール旅行ご招待のgiftがやってきた。

                                       

                                      初のシンガポール。

                                       

                                      この旅行は、大きな句読点、節目になるような気がしていました。

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                      有効期限が切れていたパスポートを新しく更新し、国内用のスーツケースしか持っていなかったので

                                       

                                      新しく真っ白なスーツケースを購入。

                                       

                                      プライベートで飛行機に乗ることは久しぶりです。

                                       

                                      行き帰りは機内泊。行きも帰りも飛行機の中では一睡もできず、中日も興奮で眠れず、

                                       

                                      少し体調を崩しましたので、最終日はホテルの部屋で延長、うとうとと。

                                       

                                       

                                       

                                      寝不足のぼんやりとした視界、じっとりとした暑さと異国の香りは日本に戻ってからも残像として

                                       

                                      脳内に残っていたので、戻ってからの数日間は、まるで、シンガポールという水槽の中に

                                       

                                      頭を突っ込んだままの様な感じでした。

                                       

                                       

                                       

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                                      私の初めての海外旅行はフィリピンのセブ島でした。

                                       

                                      当時のセブ島は木造の様な空港で、その後も現地でお仕事をする機会もあり、かなりディープな街並みや

                                       

                                      現地の結婚式に出席したり、ホテル以外の現地のお宅に宿泊しておりましたので

                                       

                                      初のシンガポールの、独特の香りは懐かしくも感じました。

                                       

                                       

                                       

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                                      初のシンガポール。画像でしか見たことがなかったシンガポール。

                                       

                                      飛行機が乗っかったようなマリーナべイサンズホテル宿泊、マリーナベイサンズといえば、

                                       

                                      屋上の絶壁のプールが有名で、人に溢れたプールはまさにカオスでした。

                                       

                                      そして思ったより小さかったマーライオン。

                                       

                                       

                                       

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                                      案内されたのは、よじ登らないと枕にたどり着けない背の高いベッドに大きなお部屋。この大きな部屋に一人宿泊〜!!!

                                      と思ってお風呂から出ると、ホテルの手違いで、即移動!!!お友達と同室のツインのお部屋へと〜。

                                       

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                                      断崖絶壁プールの景色抜群のコーナーは、スマホ片手に撮影大会&恋人たちのラブラブシーン。夜景の中で泳ぐのは私たちだけ。

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                      異国情緒あふれたアラブ街、インド街。

                                       

                                       

                                      インド街は、ちょうどガネーシャのお祭りの時期と重なって、とても盛り上がっていました。

                                       

                                       

                                      活気があって、そして優しい人々。そんな印象です。

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

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                                      いろいろな宗教が混在するシンガポール。ガネーシャにお供えするお花やお菓子が異文化を象徴。

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

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                                      東インド会社、

                                       

                                       

                                      コロニアルスタイルの中に感じるイギリス植民地時代。

                                       

                                       

                                      その時代を感じる風が流れるラッフルズホテル。

                                       

                                       

                                       

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                                      異国の制服男子に弱い私を再確認いたしました。久しぶりにドキドキしました❤

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                      第二次世界大戦中は、日本が占領。

                                       

                                       

                                      複雑な歴史のあるシンガポール。

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                      マレーシアから追放された後、水源もなく何もないところから、我らの手で作り上げた自由。

                                       

                                       

                                      自由の喜びを感じるシンガポール。

                                       

                                       

                                      光と影が共存し、歴史や過去、他民族、過去も未来も包括した上での自由。

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                      都市化された金融街も風水の力を感じる。

                                       

                                      一昨年行った香港で見た、香港の金融街とは違って人間の息づく、人の脈を感じた。

                                       

                                      そして上海、他のアジアの国とはまったく違う器の大きさを感じました。

                                       

                                       

                                       

                                      マリーナベイサンズの噴水ショー

                                       

                                       

                                       

                                       

                                      そしてPENという雑誌の9月号は、シンガポールをアート&建築を巡る旅。

                                       

                                      実際に洗練されたアートの数々。

                                       

                                      想像以上でした。

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                      光と影。

                                       

                                      洗練された新しいもの&古き歴史を保った景色。

                                       

                                      まだまだ客観的な言葉にできないのですが

                                       

                                       

                                       

                                      温かな躍動感がある「自由」。

                                       

                                      国を作るという、そのクリエイティビティの面白さやロマンを知る。

                                       

                                      新しい視点と視野にワクワクした。

                                       

                                       

                                       

                                      光と影。

                                       

                                      自身の時の流れを重ねて観る。

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                      道すがら〜。

                                      2016.08.28 Sunday

                                      0

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                                        北海道からトウモロコシがたくさん届きました。

                                         

                                        シャイニングコーンホワイト、ピュアホワイト、恵味コーン、ゆめのコーン、ゴールドラッシュ。

                                         

                                        なんとも縁起の良いネーミングのトウモロコシ。

                                         

                                        三度目の正直、やっと体調が、今度は、絶対に昇り調子になるぞと感じた朝に届いたトウモロコシは

                                         

                                        天からの快気祝いのような。

                                         

                                         

                                         

                                         

                                         

                                         

                                         

                                         

                                        ハードな人生の最終章は畳み掛けるように、ヘビーなカードが全て開いたこの数年。

                                         

                                        凄まじい。驚くようなあの日々は、何かもう既に、液体の中に終われた(しまわれた)

                                         

                                        ような、不思議な緑の液体の中にあの暑い日が終われたなと。

                                         

                                        2016年8月のこのサナトリウムのような日々に、全てガラスのジャーポットに

                                         

                                        その緑の液体を注ぎゴールドの蓋をしたような。

                                         

                                        そんな切り替わり感がある。

                                         

                                         

                                         

                                         

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                                        今日の木曽川は、不思議な色合い。

                                         

                                        昨年、こちらへ引っ越してきて初めて見る現象。

                                         

                                        川面に油が浮いているのではなく、光の現象で川面に銀色の道ができていた。

                                         

                                         

                                         

                                         

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                                        今日はベランダの片付けや、整理整頓。

                                         

                                        昨年、こちらへ越してきてからは、何か違うことのために頑張ってきた。

                                         

                                        いろんな計画も二転三転した。

                                         

                                         

                                         

                                        今日はベランダの片付けや、整理整頓。

                                         

                                        そして旅支度。

                                         

                                         

                                         

                                        何だか、初めて、自分のためにお掃除や片付けをしている感じがした。

                                         

                                        自分のための人生が始まりだしたように感じた。

                                         

                                        ほっとくつろぎながら、今宵も自宅で夕食の準備。

                                         

                                        何だか格別に美味しいカレーライスとゴーヤーチャンプルができましたよ。

                                         

                                         

                                         

                                         

                                         

                                         

                                        無重力の中にあった夏

                                        2016.08.23 Tuesday

                                        0

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                                          オリンピックも終わり、空も高く秋空。

                                           

                                          遠くに入道雲と

                                           

                                          遠くに鳴き盛る蝉の声。

                                           

                                          暑い昼間の太陽は、まるで夏の名残を燃え尽くすがごとく。

                                           

                                           

                                           

                                           

                                           

                                          8月に入ってすぐ、体調を崩し帯状疱疹。

                                           

                                          帯状疱疹が治り、少し良くなったからと動き出したらまた熱が上がってしまった。

                                           

                                          ついでに、胃を悪くしたり、喉が腫れたりと。

                                           

                                           

                                          何気に新しい人生の季節を前に、今までの時の中に溜まっていた

                                           

                                          疲れをを燃え尽くすような。

                                           

                                           

                                           

                                          ああ〜

                                           

                                          今年の夏は、夢の中にあったようだなぁと、秋を覆い始めた空を眺めながら

                                           

                                          そう思う。

                                           

                                           

                                           

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                                          8月の夏は

                                           

                                          家にいたら動いてしまうしまうので、アトリエで療養。

                                           

                                           

                                           

                                          木曽川花火大会も今年はアトリエで一人。

                                           

                                           

                                           

                                          ずっと床につきながら、オリンピック中継を見る。

                                           

                                          ドラマティックな場面が多いオリンピック。

                                           

                                           

                                           

                                          始まりと終わり。変容。バトン。そんなことをも感じる。

                                           

                                          そんな場面が走馬灯のように流れる。

                                           

                                           

                                          そしてスマップ解散と。。。

                                           

                                           

                                           

                                          微熱続きだったの、うつらうつらの意識の中にあった夏の景色が

                                           

                                          今は、無重力の中にあったように感じる。

                                           

                                           

                                           

                                          その無重力の中で

                                           

                                          自身の時間を遡りながら、テレビの画面とともに見ていた。

                                           

                                           

                                           

                                           

                                           

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                                          これはumu-wakaを始めるにあたっての、私の矜持の品。

                                           

                                          2008年7月15日。

                                           

                                          山口伊太郎氏の遺作展の時に購入した、伊太郎氏が使っていた物差しのレプリカ。

                                           

                                           

                                           

                                          この頃は、月に2回、京都まで染めを習いに行っていた頃。

                                           

                                          umu-wakaが、まだ種だった頃。

                                           

                                          生多良と一緒に、色を始めた頃だった。

                                           

                                           

                                           

                                          この日は

                                           

                                          教室が終わった後、指先に何色か染め色を残したまま

                                           

                                          山口伊太郎展へ走った。

                                           

                                           

                                           

                                          山口伊太郎氏は、もともと京都、西陣の織元。

                                           

                                          70歳で一線を退き、70歳を機に、西陣織で源氏物語絵巻を作り始めた。

                                           

                                          そして最後の糸の色を作った後、105歳で亡くなった山口伊太郎氏。

                                           

                                           

                                          絵巻はそれはそれは圧巻で、何色も染め上げた糸の山々。

                                           

                                          美しく繊細な色の重ねの後、

                                           

                                           

                                           

                                          後半、視力が衰えた後の鮮やかな色合いで織られた絵巻の激しい色使い。

                                           

                                          その鮮やかな色合いは、激しく命の息吹を感じた。

                                           

                                          その言葉にない、その鮮やかな色合いに涙が溢れた。

                                           

                                           

                                           

                                          IMG_2696.JPG

                                           

                                           

                                           

                                          この先、ずっと先のumu-waka、

                                           

                                          生多良の視力が衰えたり、体に変化があった時、

                                           

                                          師匠の生多良の季節の色は、どんな色を語るのだろうか?

                                           

                                           

                                           

                                          そんな時をも、私は携えられますようにと

                                           

                                          自身の志として、このレプリカのモノサシを買った。

                                           

                                          ずっと自身の精神の中にある「このモノサシ」に執着していないだろうか?

                                           

                                          自身だけではなく、

                                           

                                          誰かをも不自由にさせているのではなかろうか?

                                           

                                          そんな風に考えをめぐらせたりした。

                                           

                                           

                                           

                                           

                                           

                                           

                                           

                                           

                                          そういえば、今春、桜が始まる前に書いたブログの中でも、山口伊太郎氏のことを綴っていた。

                                           

                                          http://umu-waka.jugem.jp/?eid=1520

                                           

                                           

                                           

                                          若い枝たちに命を託した古枝の命の美しさを染めた枯淡桜茶色(こたんおううちゃ)

                                           

                                          ........................................................................................................................................................................................................

                                           

                                          http://umu-waka.jugem.jp/?eid=1520

                                           

                                           

                                           

                                          いろんな時を思い出しながら

                                           

                                          無重力の中、ボイジャーが宇宙を好きなように漂うように

                                           

                                          銀河に委ねようと感じ始めている。

                                           

                                           

                                           

                                           

                                           

                                           

                                          帯状疱疹と共に〜

                                          2016.08.17 Wednesday

                                          0

                                            IMG_2683.jpg

                                             

                                             

                                            8月4日の大きな選択を一つしてから、不整脈、微熱の後、帯状疱疹となりこの2週間、休息しておりました。

                                             

                                            帯状疱疹は、ストレスと疲労が重なった時に発症するものと。

                                             

                                            心と体というものは、こんなに顕著にあるものと。つくづく感じました。

                                             

                                             

                                            大きな選択の前に今年は年初から抱えていることと、ずっと向き合ってきたことがありました。

                                             

                                            今回の大きな選択の前に、すでに大きなストレスがあったというベース。

                                             

                                            大きな石ころを外したら、もっとその奥に長く抱えていた負荷が、どっと流れ出した。

                                             

                                            全て、神様のおぼし召し。すでにシナリオが出来上がっていたかのように思います。

                                             

                                            体調が徐々に回復するとともに、その時間軸が遡るかのように、その案件を理解し、感謝。

                                             

                                            真に、新しく始める自身の扉を開ける決意へと誘われました。

                                             

                                             

                                             

                                             

                                            大きな決断〜2016.8.4

                                             

                                            今年の4月頃、秋にumu-wakaのイベントの開催依頼のお話がありました。

                                             

                                            話題のスペースの50メートルある壁面をumu-wakaで表現。

                                             

                                            日本、umu-wakaの表現を、umu-wakaだけでなく、私の知人友人の日本を表現するアーティストと

                                             

                                            共にと、新しい展開が始まったと喜んで引き受けました。

                                             

                                             

                                            その後、担当部署が変わり、新しい担当者との打ち合わせに行くと、開催期間を1か月。いやそれ以上に

                                             

                                            なる可能性があると。そしてストールの巻き方miniファッションショーなども楽しそうねと、

                                             

                                            そんな打ち合わせの後、マネキンさんのスケジュールを1か月抑え、他にもお手伝いをお願いする方

                                             

                                            表現をするアーティストの方々への打診と。

                                             

                                            1か月の長期間。エネルギーの使い方、自身のスケジュールの青写真などを整えながら

                                             

                                            先方からの連絡を待っておりましたが、開催日まで1か月を切っても連絡がないので、

                                             

                                            不安に思い連絡をすると、初めてお願いするような口調で「8月24日から2週間、お願いします。」と。

                                             

                                             

                                            あっけにとられ、言葉が出ず、他の詳細も決まっていることがありましたら、詳細を送ってくださいと

                                             

                                            だけしか言えず、電話を切りました。

                                             

                                            即、お願いをしていた方々へのお詫びの連絡。マネキンさんは、繁盛期です。1か月も抑えて申し訳なさ

                                             

                                            過ぎです。あちこち誤っているうちに心が折れ始めます。

                                             

                                            そうこうしていると、開催内容のデータが送られてきました。

                                             

                                             

                                            その内容が、umu-waka自体のインフォは、具体的な間違いが多く、内容も理解不能な曖昧なもので

                                             

                                            目を通すと意気消沈。やる気モードマックスゼロ。になるようで、ファイル全部に、目を通すまでに

                                             

                                            2日間、かかるほど。ファイルは送られてきただけで、補足の連絡さえなく、もやもやは続きます。

                                             

                                            ちょうど、umu-wakaを古くから手伝ってもらっているKさんと、umu-wakaの制服の試着を兼ねての

                                             

                                            打ち合わせ日があったので、彼女に背景を説明すると、「wakaさん、断ったら?」

                                             

                                            心がYESと言わない仕事で2週間とは、心にも体にも悪い。

                                             

                                             

                                            「1週間に短縮させていただくか、ご辞退をお願いします。」と、それまでの経緯を前担当者も含めて

                                             

                                            メールをしました。そこまでのメールを書くまでに心を尽くし大きなことでした。

                                             

                                            速攻で、前担当者、今回の担当者の上司から連絡が入りました。

                                             

                                             

                                            丁寧なお詫びと心ある会話。そしてその後、好条件を頂くことになるのですが、どうも心が着いていかない。

                                             

                                            「私は、要領が悪いので即答ができません。しばらく待っていただけませんか?

                                             

                                             しかし、開催期日も迫っているので、開催方向で心を持ってまいりますのでお待ちください。」

                                             

                                            そう伝えると、心が決まるまで、こちらからは連絡を入れませんので、ご連絡をお待ちしますと。

                                             

                                             

                                            その後も、丁寧なメール。心ある、行間にも人となりが感じられるメールが、上司の方からも

                                             

                                            前担当者の方からも頂き、心は揺れました。

                                             

                                            盆休みを挟んでの短期間での新しい企画。

                                             

                                            ゴリをしで、形作ることはできると思った。でも、自身が描こうとしているきめ細やかな内容には

                                             

                                            ならない。魅力的な好条件。その場で描かれたumu-wakaを見てみたい。担当の方は優しい。

                                             

                                            悩みに悩んで、古くからumu-wakaを手伝ってくれているKさんにも相談したり、生多良の息子さんにも

                                             

                                            相談したり。。。。。

                                             

                                             

                                             

                                             

                                             

                                            IMG_1241.JPG

                                            檸檬王子色(れもんおうじいろ)

                                            どちらが良いか悪いかではなく、自身が美しいと思われる潔い選択

                                             

                                             

                                             

                                            潔い選択の前には、潔くないドロドロとした悩みの時。

                                             

                                            誰か、私の代わりに選択して欲しい。そんな時に背中を押してくれる檸檬王子が現れますようにと

                                             

                                            願って染めた色が「檸檬王子色」ですが、檸檬王子が現れたかどうかはわかりませんが、

                                             

                                            相当のカロリーを使って、決断し、長いメールを書きました。

                                             

                                            ビジネスライクではないですよね。

                                             

                                            そして、その後、担当の上司の方にも電話を入れ気持ちを組んでいただきました。

                                             

                                            前担当者の方からも懸命な選択ですと。

                                             

                                            前担当者の方は、元々、umu-wakaファンの方。またExhibitionにも伺いますし、また改めて

                                             

                                            umu-wakaのイベントをお願いしたいと。

                                             

                                             

                                             

                                            ほっとしたところで、

                                             

                                            相当の疲労が私を襲い、またまた不整脈が始まってしまったなぁ。休息をしなくてはと思っていると

                                             

                                            左太ももに、クラゲが何匹か食いついたような痛みが続きました。

                                             

                                            インターネットで症状を調べると、帯状疱疹です。発疹も少しばかり始まっています。

                                             

                                            過度のストレスと過度の疲労が原因と。

                                             

                                            治療法を見ると、「抗鬱剤」「抗生物質」などなど。帯状疱疹の治療薬の副作用は、肝臓にも副作用が出ると

                                             

                                            記されておりまし足し、「抗鬱剤」とは。。。。。

                                             

                                            薬害で母も大病をしましたし、金曜の夜でもありますので、土日の間、「免疫の上がるサプリ類」と

                                             

                                            リラックス系のエリックエッセンスなどを10倍以上服用し、ひたすら眠りました。

                                             

                                             

                                             

                                            一つ手放した後、即座に「シンガポール招待旅行」が舞い込みました。

                                             

                                            一つ手放すと、新しいものが入ってくるんだなぁと。

                                             

                                             

                                             

                                             

                                             

                                            休息を取りながら、眠り続けながら、一つずつ、一つずつ、紐解かれるように

                                             

                                            心と体に抱かえ続けていたものが、大きく鮮やかに目の前に。

                                             

                                             

                                            そのために、肉体も心も使っていた、ここ半年間の重さを知る。

                                             

                                            今回の大きな決断は、その奥にある、もっと大きな重いもののを導き出す突破口。

                                             

                                            まるで、それは最初から決まっていた道筋のように感じる。

                                             

                                             

                                             

                                             

                                             

                                             

                                            もっと大きな決断〜

                                             

                                             

                                             

                                             

                                             

                                            2012年5月に生多良が、くも膜下出血で倒れ、3度の手術で復活。

                                             

                                            日常生活を送るには問題がないほどに生多良は回復し、その後はリハビリを

                                             

                                            兼ねながら一緒に染めてきた。

                                             

                                            2015年の春のExhibition「気配」の中では、

                                             

                                            マゼンタばかり、たくさん染めた。1週間、ずっと幾色かのマゼンタをたくさん染めた。

                                             

                                            生多良の言葉の表現が戻ってきた。

                                             

                                            そして、私はこの先、本能の在り処が変わっていくと、そのマゼンタなの中に言葉を観た。

                                             

                                            体力がなくなっても、ある色が認識できなくなっても、それもひとつの季節の色語りであると

                                             

                                            ずっと、一緒に染めてきた。

                                             

                                             

                                            源氏物語錦織を70歳から製作し始めた山口伊太郎氏の遺作展を

                                             

                                            2008年に見た時、視力が衰えた後からの色使いの息吹に生命力を感じ涙した時に、私は、

                                             

                                            この先、生多良が同じように視力が衰えたり体力が衰えた時でも、その中から美しいものを

                                             

                                            見出し、umu-wakaの色が美しく変容し生き続けると誓っていた。

                                             

                                             

                                             

                                             

                                             

                                             

                                            しかし、

                                             

                                            今年の初めの染めから、ありえないことが続いた。

                                             

                                            77枚のストールがムラやシミ、スレ、穴開きとなりダメになった。

                                             

                                            何度も何度も、ルーチンワークやシステムを進めたり

                                             

                                            この半年、染め直し、色留めのし直しの熱処理、再度仕上げ。

                                             

                                            一緒に染めながらのサポート、遠隔での細かいシステム。

                                             

                                             

                                            ストール届くたびに、「もうできないよ。」という師匠からの手紙のように感じた。

                                             

                                            たくさんの残骸。

                                             

                                            ありえないことが起き続ける。

                                             

                                            それでも、それでもと頑張った。

                                             

                                            それでも、それでも、届くことは変わりなく。

                                             

                                            師匠であり、父親のような存在。

                                             

                                            今年の春の東京のExhibition前は、本当に辛い状況が続き、スーパーマーケットで「牛肉全品2割引」の

                                             

                                            札を見ながら、感情もなく、涙がボロボロと溢れた時は、自分がおかしいって思った。

                                             

                                             

                                             

                                             

                                            高松、札幌のExhibitionが続く。

                                             

                                            持っていくストールを全て、オブリージュで洗い、再度、仕上げをした。

                                             

                                            「これもダメ。あれもダメ。」

                                             

                                            追加の染めは、悲しみに追い打ちをかける。

                                             

                                            洗いをかけながら、前に進めない辛さから、

                                             

                                             

                                            新しく色を染めようと、瞳の中のパレットの上で染料を調合し染める。

                                             

                                            深く、強い良い色が生まれた。良い色が生まれると悲しくなる。

                                             

                                             

                                             

                                            今年前半、何度も何度も電話でも話をして、会議をしてルーチンをした。

                                             

                                            これ以上、ダメになっているストールのことを

                                             

                                            知らせることが躊躇われた。

                                             

                                             

                                             

                                            これ以上、ダメになった結果を伝えるのは、落ち込ませるのではないか?

                                             

                                             

                                             

                                            ずっとこの半年間、ずっと毎日、ストールの直し。毎日毎日。

                                             

                                            先に進めない。使い物にならないストールの数は増えていく。

                                             

                                            そのストレスも、ずっと溜め込んでいたんだろうね。私。

                                             

                                            織元さんから送られてきた布地の織り段で返品するものも含めて100枚になった時、

                                             

                                            この状況を手紙にして送った。

                                             

                                            この手紙を送ることも、すごく勇気がいった。

                                             

                                            生多良の生きる希望をなくすのではなかろうかと。

                                             

                                             

                                            7月の末にその手紙を送った。

                                             

                                            その直後、今回のイベントの辞退事件があった。

                                             

                                             

                                             

                                             

                                             

                                             

                                            帯状疱疹で休養を取りながら、

                                             

                                            一つずつ、一つずつ、消化した。

                                             

                                             

                                            回復していく流れの中で

                                             

                                            理解と覚悟が見えてきた。

                                             

                                             

                                             

                                             

                                             

                                             

                                             

                                             

                                             

                                             

                                             

                                             

                                             

                                            普通のこと

                                            2016.07.03 Sunday

                                            0


                                              今晩は、アトリエで眠ることにした。

                                              しかし、何かが、物足りない。

                                              一年半前までは一人暮らしで、家の中に人の気配がないことが

                                              普通のことだったのに、今じゃ、その気配がないことが普通ではなくなった。

                                              一日の締めくくりが、母、姫子&たま子と共にが普通のことになっている。

                                              1年半前に地元に戻り、仮住いな感じでアトリエと実家を行ったり来たり。

                                              一人暮らしが長い母と私はお互いのペースが違うので、

                                              イザコザが多くストレスばかりだったのに、

                                              不思議だなぁ。


                                              人生、暮らし方は幾度か変わった。

                                              幼い頃の家族勢揃い、住み込みの大工見習いの兄ちゃんや

                                              ペットも勢揃いの頃が、一番賑やかであったが

                                              今は、父も他界してしまったが、大工の父が自ら建てた古い家で

                                              母と可愛いたま子&姫子と暮らす今の暮らしが

                                              今までの人生の中で、二番目に温かな暮らしの時のように感じる。

                                              益々、温かな暮らしになって行きますように。

                                              祈りは目に見えない次元との交流〜長崎の鐘〜辻幹雄・11弦ギターコンサート〜

                                              2016.06.20 Monday

                                              0

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                                                昨日は

                                                 

                                                長崎の鐘・辻幹雄 11弦ギターリサイタル。

                                                 

                                                出かける前、どんな色のストールも自身にフィットせず白泥染めの麻ストールしか似合わなかった私。

                                                 

                                                それは、このコンサートが魂の鎮魂式であったためと。

                                                 

                                                 

                                                 

                                                祈りは目に見えない次元との交流。

                                                 

                                                 

                                                 

                                                 

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                                                今まで何度か先生のコンサート、音を聞かせていただきましたが、今回は不思議な感覚。

                                                 

                                                魂の鎮魂の式でした。

                                                 

                                                曲の間に間に、朗読の間に間に、気づくと般若心経を唱えながら意識は上へと天へと送る。

                                                 

                                                 

                                                 

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                                                時の感性が未来も過去も堺がないと。

                                                 

                                                過去を繋げるのではなく未来のものを繋げる。

                                                 

                                                龍神の舞という曲の時に言葉が聞こえる。

                                                 

                                                 

                                                 

                                                 

                                                 

                                                 

                                                人の念は、それを見ただけで、その祈り、その思いはそれに乗ると。

                                                 

                                                朗読をされた敬子さんがこさえたハワイのレイは

                                                 

                                                この先、岡山、広島、長崎のコンサートへと祈りを乗せていく。

                                                 

                                                 

                                                 

                                                 

                                                 

                                                ふりーだむな誕生日。

                                                2016.06.08 Wednesday

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                                                  2016-06-08 21.11.11.jpg
                                                  二人で二人の新しい人生を祝う〜





                                                  今週末のumu-waka Exhibition 粒子@札幌。

                                                  明日の設営を前に札幌入り。

                                                  思い起こせば、初めて北海道のに入ったのは2011年umu-wakaストールフェア@丸井今井百貨店。

                                                  当時は、三越伊勢丹グループのデパートへ本部からの依頼で出向いていた。

                                                  自分で選んだ訳でもないのに、友人の友人がいる場所へと。ご縁のある土地ばかりに行く事になった。

                                                  お客様が、皆、友達になる。戦友のような同士も増える。





                                                  私の第二の人生はumu-wakaと共に。

                                                  新しい人生ってのは、今のままじゃ進めないって身体の奥が知らせて、何か新しい人生の表現がスタートする。

                                                  第二の人生となったのは、umu-wakaから。

                                                  序奏曲はある。序奏曲はたいそうしんどい物で、それは花火の後に来る。


                                                  ジャスト、今日は仕切り、節目として第三の人生の誕生日にした。

                                                  この半年間は、たいそうな序奏曲。

                                                  それは、修子さんも同じだった。いや、この数年、出会ってから「人生大変デパート」だなな二人。

                                                  今朝、急に今晩の宴が決まったのだが、ベストタイミング。

                                                  北海道の美味しすぎる海鮮に舌鼓を打ちながら、ここ半年間の序奏曲の答え合わせ。

                                                  そして、もう、祝うしかないって。





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                                                  お互い修子さんも私も20代の頃はフリーのデコレーター。

                                                  愛知の私に、札幌の彼女。

                                                  女性だけの、ちょいと、そういう世界が苦手な二人は、一匹狼でその時代を過ごし、

                                                  一つの場所では納まりきれない二人は、新しい、険しい道へと走り出す。

                                                  そんなところも似ていたのだろうが、背負う質も、とめどなく走る根性も同じよう。

                                                  自由奔放そうで、自分より誰かのため意識が強し。



                                                  今日は

                                                  そんな二人が、同じようにここ数ヶ月、序奏曲を迎え、同じような着地点があったため

                                                  お互い、頑張って来た半生を讃え、スィーツの店でローソクを1本、お願いしてお祝いをした。



                                                  明後日からは彼女がオーナーを勤めるスペースでExhibition。

                                                  楽しく緩やかに頑張り過ぎないでumu-waka Exhibition 粒子がスタートします。





                                                  13393918_1179682415415873_8667399605563618518_n.jpg13344605_1179682408749207_890289496388798391_n.jpg



                                                   

                                                  美しいということは苦しいこと。

                                                  2016.06.06 Monday

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                                                    美しいということは苦しいこと。「氷の花火 山口小夜子」

                                                    その言葉が今も私の心の中に存在し続ける。


                                                    5年もスケジュールが合わなくて、やっとこの日に心理学占星術ザビエのセッションが、映画のすぐ後に待っていたのに

                                                    映画を見終えた後、すぐには席から立つことができなかった。







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                                                    山口小夜子といえば、私が10代の頃、世界のクチュールのショーのフィナーレを決める日本初のファッションモデル。

                                                    その当時は、ファッション業界もデザイン業界も今より、遠く高い位置にあったように感じる。

                                                    デザインを勉強し始めた多感な少女だった私の感覚でもあるが、この映画の中では、当時の蒼々たる顔ぶれの登場。

                                                    現役で活躍し続ける彼らの今の姿に懐かしさと、自身の今、先へのエールをもらいながら、その当時の「トンガッタ」

                                                    その種子が、トンガッタ種子だからこそ、時を重ねて美しく生き続けていくことができるのだろうと思いながら

                                                    穏やかな味わい深い彼らの表情を見る。











                                                    資生堂、セルジュルタンのCM。

                                                    クチュールのファッションモデルも印象的だが、この資生堂、セルジュルタンのPHOTOは

                                                    永遠の憧れでもあるような。

                                                    映画は、ドキュメンタリー。

                                                    彼女の本棚の中には、世阿弥まで。その書籍のコレクションの中に表現者としての痛いほどの探究心を感じた。

                                                    資生堂との契約が終わるとともに、山海塾へと。

                                                    ミューズの表現の先をドキュメンタリーは追う。彼女の表現は時の経が続き、一つの表現の先に、その表現の発酵の上に

                                                    新しい表現が熟成されていく。57歳でこの世を去った山口小夜子。

                                                    最後のステージとなったファッションショーのステージの、その一瞬、一瞬が

                                                    完結したような劇場であった。


                                                    一つの表現の先に、またその表現をと重ね続ける。生き続けることで生まれる人生そのもののアート。














                                                    美しいということは苦しいこと。


                                                    美しいと言うことは苦しいこと。彼女の言葉、映画の中のテロップが、まだまだ私の心の中に存在し続け語りかけている。




                                                    表現〜

                                                    生き方、暮らし方、自身の精神、それをも超えた内側なのか、外側なのか魂なのか?本能なのか?

                                                    何か自身に、自身の「真実」に忠実であればあるほど、苦しいこともしかりで

                                                    その忠実さは、一寸も自身に嘘がないそのものを追いかける。だからこそ苦しいものだと。

                                                    今も直面する自身の何か、ずっと向き合い続けている何かを思い出さずにはいられなかった。


                                                    若い頃からの仕事に対する、表現に対する真実は、いつもその先を見たがるので

                                                    いつも苦しい方の選択しかできなかった私。

                                                    これは、もう質だから仕方がないのだろう。これからも自身の好奇心、探究心へと続くのであろう。

                                                    しかし、苦しさからは脱出して穏やかに暮らしたい、生きたいとは思うのだが。





                                                    生きること〜


                                                    生きること。その美しさは、何かしら自分でこさえた「その正義感」に忠実であることが「美しくあること」

                                                    であったように思う。その正義感の奥には「ルーツ」があったりと。

                                                    この正義感は、生き方、心の視点のあり方を変えることで、苦しさからは遠くなるように思う。

                                                    これは、映画の後に受けたザビエのセッションを終えてから、住み分けが出来るようになった。

                                                    この日は、この映画とザビエのセッション。この二つがセットで、このタイミングで起こることが

                                                    ずっと前から決まっていたように思われるような。全てのカードが開かれカードが揃った「今」のタイミングを

                                                    待っていたような。そんなストーリー。


                                                    ザビエ・ベトコート



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                                                    まだまだ

                                                    私の中で波紋が続いている。


                                                    表現の美のミューズからの投げられたそのものは、

                                                    まるで氷の花火だ、何故、映画のタイトルが「氷の花火」なのか改めて思ったが、


                                                    この映画は、花火のように、私の心の中で打ち放たれたように、自身の中にあるものを浮かび上がらせ

                                                    そしてこの先、この映画は、美のミューズが放った光は

                                                    私の先の私の心の中を浮かび上がらせるのであろうと。

                                                    まるで氷の宝石の中で、永遠に開く花火のように〜。






                                                     

                                                    美しい色を、こういう時だからこそ、美しい色を奏でるのです。2011年3月、223色のストールと共にあった日を思い出します。

                                                    2016.04.16 Saturday

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                                                      2011年3月、東日本の震災の直後、3月16日から1週間、私はumu-wakaストールフェア

                                                      のイベントで三越松山店に入ることが決まっていました。


                                                      地震直後、テレビのニュースに心を痛めながら、ストールフェアの準備で美しい色の

                                                      ストールたちをパッキングしていると、自分が不謹慎なことをしているようで、

                                                      たくさんの美しい色の中にある自分にさえ心を痛めていました。

                                                      当時のブログ→http://umu-waka.jugem.jp/?eid=497






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                                                      けれど、こういうう時だからこそ、元気がある地域は明るく日常の営みや仕事をして

                                                      日本を盛り上げていくことが大切と、親しい人に言われ、その通りと思い

                                                      223色のストールを持って三越松山店へと入りました。

                                                      http://umu-waka.jugem.jp/?eid=501






                                                      百貨店の店頭に立つと、お客様も同じような気持ちの方がたくさん。

                                                      法事、お使いものでデパートに買い物に来たけれど、こんな状況の中でデパートに来る

                                                      自分が許せないと涙するお客様。




                                                      テレビのニュースで鬱病になってしまった友人を、デパートで綺麗な色を見せて

                                                      元気付けようと来られたマゼンタ&ブルーの双子のようなマダム。


                                                       http://umu-waka.jugem.jp/?eid=503








                                                      だからこそ

                                                      元気に店頭に立ち、umu-wakaの美しい色たちで復興と思い、松山の後も

                                                      街灯の消えた新潟のデパートの店頭に立ったこと思い出しました。



                                                      だからこそ

                                                      今、この時に美しい色をたくさんアップしようと思います。





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                                                      星の砂

                                                      2016.04.16 Saturday

                                                      0






                                                        辻幹雄先生の11弦ギターのコンサートの後、屋外で潮風のなか、特別なライブとなりました。

                                                        波音、鳥のさえずりと心地良く潮風に吹かれ、雲の流れと戯れていると、全てが一つに溶け合うような

                                                        そんな尊い時間を過ごしました。

















                                                        umu-wakaがご縁で辻先生の美しい音色と出会い、umu-wakaがご縁で交流が深まった


                                                        皆さんと、鳥羽で開催される辻先生の11弦ギターのコンサートツアーに出かけました。



                                                        大学時代からの友人も今回は誘い、楽しく美味しく緩やかにと。








                                                        コンサートの前日には

                                                        二見興玉神社での禊、伊勢神宮と参拝してからのコンサート。

                                                        美しい流れの中〜。







                                                         

                                                        アセンション&タイムトラベラー

                                                        2016.03.12 Saturday

                                                        0

                                                          middleサイズ(45cmX220cm)2枚でピエロアレンジ。
                                                          高楼色(こうろういろ)&薄高楼色(はくこうろういろ)






                                                          2016年3月9日、新月の雨の日にAPPLEコンピューターまでMACを修理に持って行った。

                                                          再会を誓って、手術入院をするMAC君に励ましの言葉。そしてまた一緒に仕事をしようねと。

                                                          同日、softbankへ行き、iphone契約終了、携帯乗り換えの手続き。

                                                          次の日は、docomoへ行き、母と私のガラケー、乗り換えのiphone、アトリエのネット環境もdocomoへ移行。

                                                          料金シュミレーションをして、たくさんの書類を書いてで半日かかった。


                                                          世間の通信環境が変わると、自身の環境もシェイプアップ。

                                                          時代ってこんな風に変わって行くんだなと。



                                                          数日、書類書き、設定変更が続く。

                                                          新しい時代への申請書。










                                                          新しいiphoneの設定をしながら、同時についてきたミュージックアプリで、懐かしい音楽を。

                                                          soul,R&B。懐かしさに深夜まで踊る。爪先立ちになっているのは、当時は高いヒールで踊っていたということ。

                                                          近々、開催される懐かしのディスコ&クラブイベントは、久しぶりにヒールを履いてみようか。



                                                          ドライブデート、大人の恋をイメージして深夜に聞いていた曲。

                                                          次々と音楽サーフィンをするたびに、懐かしい顔、声、空気、温度、匂い。その時代へとタイムトラベル。

                                                          iphoneからデザリングで音楽を飛ばす先はBOSEのスピーカ
                                                          ー。



                                                          アナログから地デジにテレビが完全シフトしたごとく、インターネット環境も音楽環境もアセンション。

                                                          青春時代のお洒落なお店のスピーカーはBOZEだったな。













                                                          懐かしいそれぞれの時代の曲を聞きながら温かくなる。


                                                          楽しい思い出も、辛い思い出も、この世の終わりがずっと続くのか?と思った程の思い出も全て温かく感じる。

                                                          思い出は発酵して温かくなるのだろうか?その継続が人生なのか?



                                                          今から30年前の20代前半。

                                                          今から30年後は80代か。。。。。



                                                          50代になって死生観は変わったが、80代の頃は死生観なんて考えることもなくなっているのだろうか?





                                                          スクリーンショット(2016-03-12 22.22.08).png





                                                          macを修理に出した新月の晩は、20代の友人と美味しい美味し過ぎる和食ディナーの後、水パイプのBarへ遊びに行った。

                                                          初めての「水パイプ」ナイスな音楽の中、恋のことなんか話しながら、久しぶりの夜遊びは楽しかった。



                                                          20代の頃は、朝まで踊っていたな。まるでスポーツクラブ活動のごとく。これも私らしさなんだな。と。



                                                          今年の書き初めは、「遊」だったから、また夜遊び解禁。



                                                          30年後、80才に突入したら

                                                          また思い出して、真夜中に水パイプを加えて、軽く踊っちゃおう。


                                                          なんか、ここへきて、今まで手にしていた人生地図を新たに書き直す。

                                                          そんな気配がする。






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                                                          今回の新月から、タイムトラベラーです。

                                                          生きながら幾つもの前世を確認、アセンション。









                                                          三億円強奪事件のようなケースに入ってMacは修理から戻りました。



                                                          Macも無事に戻った本日。

                                                          本格的に再誕生がはじまった。







                                                           

                                                          蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)な高齢出産

                                                          2016.03.06 Sunday

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                                                            蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)

                                                            CIMG9947.JPG
                                                            小さな紙袋に2匹で潜り込む姫子&たま子




                                                            たま子さんの深夜のラブラブ攻撃、、、、。

                                                            何故、私の上を歩く?左肩の辺りでニャンニャン。胸元を歩いて右肩辺りでニャンニャン。

                                                            頭上で髪の毛をまさぐり〜30分。1時間おきのラブラブ攻撃。


                                                            CIMG9946.jpg



                                                            明朝、姫子さんの壁登りダイビングの地響き。

                                                            箪笥の上からもダイビング。

                                                            たま子も加わりオーケストラ。




                                                            CIMG9957.jpg
                                                            たま子さんのシッポは、あんばい良く出ております。





                                                            そして早朝、母のなくしもの大騒ぎ。

                                                            財布がない。携帯の充電器がない。。。





                                                            蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)。。。。。。






                                                            睡眠2時間で、犬山城下で開催される犬山朝市へ

                                                            朝食用のつきたてのよもぎ餅を買いに行く。





                                                            蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)

                                                            犬山城下の樹々は、節々にもエネルギーがみなぎり、辺り一面が生命の活力で満ちている。何よりの魂の朝ご飯。



                                                            IMG_7505.jpg



                                                            母にお餅を焼いて具沢山のお味噌汁を作り、


                                                            たま子&姫子には缶詰&煮干し&鰹節。

                                                            陽光に誘われて戸外に出ていた母もたま子も姫子もお腹がいっぱいになったら、また眠るなり。




                                                            蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)から、春眠暁をおぼえずに進行形。



                                                            高齢出産後の子育てしながら仕事をしているようだな。


                                                            蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)きたいが、睡眠不足で仕事なり。


                                                             

                                                            龍の髭と20年ぶりの奇跡の再会です〜Dragon's Beard Candy

                                                            2016.03.01 Tuesday

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                                                              umu-wakaストールフェア@伊勢丹新宿店の時に、お客様から頂いたお土産。韓国の皇帝のお菓子クルタレ




                                                              20年前、香港空港で出会ったお菓子が、ずっと忘れられなかった。

                                                              香港の広い空港の真ん中あたりで実演販売していた、白いお菓子。昨年、香港に行った時は、もうその実演販売のお店はなかった。

                                                              確かお砂糖か蜂蜜のお餅みたいなものを、そうめんのように伸ばして丸めたCANDYとかの記憶。食感が面白くて美味しかった。









                                                              百貨店では、夕方近くになると従業員搬入口で、デパ地下のお惣菜やケーキ、お菓子が賞味期限が近いものが社員に向けて格安で

                                                              販売される。今回のumu-wakaストールフェア@伊勢丹新宿店で、お楽しみのケーキやお菓子の販売と遭遇。



                                                              もしや、もしや、この朝鮮飴は、あの香港で出会った忘れられないあのお菓子かもしれない!!!と速攻、購入。

                                                              しかしホテルに帰って、うきうきで箱を開けると全く違うもの。


                                                              同じように白い粉にまみれたお菓子は求肥のお菓子でした。







                                                              残念、残念と冷凍庫へと。



                                                              こうなると更に愛おしくなる、20年前に出会ったあのお菓子。。。。





                                                              今回宿泊した部屋は長期滞在型のホテル。最終日は頂いたお土産で冷凍庫が満タンになりました。感謝感謝




                                                              伊勢丹でのストールフェア中、毎日、たくさんのお菓子の差し入れをいただきありがとうございます。

                                                              この日も、たくさんのお菓子を頂き、持ち帰ったお菓子を広げる楽しみがまっておりました。


                                                              朝鮮飴残念を忘れて、お土産袋に心は集中!!!





                                                              なんとなんと、奇跡の再会!!!!!



                                                              が待っておりました。


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                                                              ん??

                                                              もしや?


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                                                              20年前に食べた

                                                              忘れられぬ、あのお菓子です!!




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                                                              こんな

                                                              素晴らしい物語のような

                                                              奇跡のようなことが

                                                              起こるのですね。








                                                              20年前に香港で見た実演販売はこれです。

                                                              最近は日本でも購入ができることもわかり、幸せ幸せです。

                                                              ありがとうございます。


                                                              さてさて、このお菓子の白い糸のような部分は、龍の髭と言われています。

                                                              umu-wakaのスペースはこの後、色んな再会やご縁の花が咲き誇りました。








                                                              umu-wakaには惜縁花色(せきえんはないろ)という色があります。

                                                              惜縁(せきえん)とは、ご縁に感謝する心の在り方という意味。

                                                              ご縁とご縁が出会い、夢の花が咲き誇りますようにという祈りをもとに生まれた色なのですが、

                                                              初めてこの色を染めた時、釜から上げる時に撮った写真はまるで龍のよう。

                                                              したたる染液は、まるで龍の髭のようです。


                                                              umi-wakaのスペースは、開催中、お客様同士が再会に喜んだり、会いたい人に会えるというご縁の花が咲き誇りました。




                                                              惜縁花色・sekienhana-iro         惜縁夏色・sekienn-nakka-iro






                                                               

                                                              214愛の部屋から〜櫂流色・kainagare-iroへと

                                                              2016.02.28 Sunday

                                                              0



                                                                今回の宿泊で滞在したホテルの部屋番号は「214」

                                                                春節開けに滞在し始め、そして滞在中に2月14日はバレンタインデイ。

                                                                もしやホテル側の粋な計らいか?それとも、神様からの愛のメッセージか?


                                                                2月14日は珍しく夢を見ました。リアル体験をしているような夢だったので、目覚めた時は、一睡もせずに朝を迎えたような気分で

                                                                今日は仕事に出かけられるかな?体力は持つかな?と心配になるほどでした。

                                                                その夢は、二つの恋に揺れる夢でした。

                                                                前日に愛しのcharさまの歌をYoutubeで聞いてから眠ったせいなのか?恋に揺れる夢。


                                                                その夢はリアル体験的だけではなく、夢占い、夢の心理学的に観てもシンボリックな夢でした。

                                                                恋が始まるのか?



                                                                愛しのcharさまと石やんのbaho。昨年、石やんは亡くなりbahoのライブを見ることはできなくなりました。石やんと会って話した時
                                                                その優しさと大きさに惹かれた私がおったことを思い出す。






                                                                二つの恋の始まりの予感。真逆のタイプ相手に揺れる私。そして一つの恋を選択した私。

                                                                どちらを選択したのか、全く覚えていないけれど。選択する際には、昔の恋人が同席していたことは覚えている。

                                                                そして大きな川を中くらいの船、犬山のライン下り、鵜飼舟ぐらいの大きさの観光船に、ひとつの恋の始まりの相手と乗った。

                                                                ただその相手の顔は見えず、存在は透明で存在することだけは確認できているような。


                                                                川を下る時に左手の川岸付近には、小さな船がゆっくりと漂いながら「酒と泪と女」をギターを弾きながら歌っている。

                                                                歌っているのは河島英五??その歌い舟を見送りながら明るい先へと、私の船は進んで行く。


                                                                川や船って人生を表すシンボリックなもの。

                                                                私は、この先の人生を誰かと進むのだろうか?決して大きな豪華客船ではないが、景色や風を感じながら進む観光船のように


                                                                日々を楽しみながら進むのだろうか?

                                                                豊かで大きな安定した川を誰かとともに。







                                                                伊勢丹新宿店でのイベント中に頂いたチョコレート達。すでに食べてしまって写っていない生チョコやケーキもあったのですが...ごちそうさま♡




                                                                川は、幾つもの小さな流れが合流して大きな川へとなっていく。

                                                                そして、あちらの田んぼへ、こちらの工場へと用水路へと別れたり、新たな川の道が合流したり

                                                                新たな川が生まれたり。そして最後は海へと流れ着く。


                                                                上流のような急勾配な生き方は、これからすることはないであろうが

                                                                今、静かに景色を見ながら二つの選択が用意されている。季節柄でもあるが。。。。。

                                                                ただ、その景色を、流れを、受け入れるだけ。






                                                                櫂流色・kainagare-iro 船を漕ぐ櫂(おーるのようなもの)を手放し、流れるままに。
                                                                流れなき時は自身が船になる。




                                                                214の愛の部屋からumu-wakaストールフェアへと通った10日間。

                                                                帰ってから、今のところ恋の選択は見当たりませんが、

                                                                揚々と流れるなか、ひとつの選択をしようとしているわたしがいる。

                                                                感情という水が美しく清らかに流れ、その先の流れという櫂に委ねようと思っている。