美しい人
2016.04.16 Saturday
白泥染め麻ストール
今回の神楽坂でのExhibition
北の遠くの遠くの北海道の佐呂間から美しい女性がお越しくださいました。
まるで白の妖精。
愛おしそうに白泥染めのストールを見つめる美しい女性(ひと)の姿に、私は矜持を正されました。
こんなに愛おしく慎ましやかにストールを手に取っていただくこと。
感謝。
白泥染めのストール麻、
白泥染めストールの竹、
白泥染めのストールシルク&竹、
白泥染めストールのシルクカシミアたおやか
白泥染めストールのシルクカシミアうるわし。
様々な白泥染めのストールを纏うたびに
観音様のようなニュアンスになったり、神々しく美しくと様々に変容を遂げる
美しい女性(ひと)は、羽衣遊びをする天女のようでもあり。
ギャラリーの皆々、共にあまりの美しい光景の全容を見ようと遠くまで離れ
時にその美しい変容に涙したり、手を合わせたり。
見ているギャラリーの私たちが浄化されていくようでした。
美しい映画、いや美しい次元を垣間見たような特別な時でした。
こんなに美しい時を紡ぎだすストール。
美しい心と魂で染めていくこと。
手がけさせて頂いていることにも感謝、ありがたい気持ちでいっぱいになりました。
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Exhibitionで札幌は訪れるのですが、北海道は札幌泊まりで遠くへは行ったことがありません。
美しい人がお土産と一緒に、佐呂間の案内を持ってきてくださったので
その地図を見ながら、テレビでしか見たことがない北の方の海を想像しました。
まだまだ、私が見たことがない美しい色合いが、佐呂間の海に空にはあるのでしょう。
美しい人が暮らす佐呂間が見たい。
県営の名古屋空港からは、佐呂間近くの空港への直行便があることに気づきました。
でも佐呂間へは、その空港から車で、まだまだ45分もかかるもよう。
そんな遠くから、umu-waka Exhibitionのためだけに来られたとは.....。頭が下がります。
まだ知らぬ美しい人が暮らす佐呂間。
訪ねたい。
その美しいその自然の中にある美しい人の姿を見たい。
泥を染める未来〜。
2015.12.02 Wednesday
泥のパステル。
左から〜朱泥(常滑)・黒泥(常滑)・備前(岡山)・粟田(京都)
白磁(瀬戸)。やきもの産地によって違う土の色。
泥のパステルを握ると、泥の優しさを感じます。
持っているだけで優しいお守りが手の中にあるような感じがします。
土の色は、全国、こんなに違います。
umu-wakaの白泥染めのストールは、鹿児島の白薩摩焼の原料の泥です。
島津の殿様用の白い器の原料のアルミ成分の白い泥で染めています。
アルミは1円玉でもわかるように、空気中の酸素に触れると磁波の融合
で皮膜を作ります。白泥染めのストールも、泥の成分が繊維の間に
入り込み、糸自体に強度が増し増量されます。
しかし、まとった時には軽さが増したようで羽根をまとっているかの
ごとく。自然のマジック、地球の。大地のマジックは素晴らしいですね。
各地の土
陶磁器など、土から生まれた食器は土の成分によって違いますが
イオンやラドンを発生し、器の中に入れた水などをまろやかに
させたり、なかには酵素を醗酵させる作用がある焼き物も
あるようです。
土(つち)膣(ちつ)。
土は地球が育んだ素晴らしい贈り物のようと。
来春の新作。竹の繊維で織り上げたストールを白泥で染めます。
来春は、新たに竹から取り出した繊維でストールを織り上げる予定です。
今までのumu-wakaバンブーストールとは違う、滑らかな新しい素材の
ストールです。
地球に育まれた植物を、地球の子宮の中で育みましょうと。
麻の白泥染めストール
麻の白泥染めは、神々しいニュアンスですが、新しい竹の白泥染めは
穏やかでリラックスなニュアンスです。
楽しみにしていて下さいね。
他にも、白泥染めのお洋服や、枕カバー、シーツなど
来年は制作していこうとデザインを始めました。
3月、4月頃のお披露目になると思います。
土、泥の書籍を読みあさるうちに、最近は、各地の泥でストールを
染めたらどうなるのかな?
染めてみたいな。なんて思い始めておりましたら、
アトリエのあるマンションで仲良くなり、
いつも釣り立てのお魚を下さる紳士が、染の化学者ということで
土を染める時には協力するよと。
umu-wakaの白泥染めの土をお見せしたら、速攻でアルミだね。
と言って元素記号がメロディーのように。
染めたい色、染めたい物がたくさんあります。
未来が楽しみです。
2011年に誕生した白泥染めストールの最初の嫁ぎ先は、奉納の舞い@高松です。
2013.06.17 Monday
白泥染めストールの誕生は2011年の春。
そして
初めてお客様の手元に渡ったのは
四国、高松でした。
そして
八島の舞のお師匠さんが
四国各地の
一の宮の神社での
奉納の舞で
白泥染めをまといたいからと
お買い求め頂いたのが
白泥染めストールの最初の嫁ぎ先です。
不思議ですが
あれから
白泥染めストールは
神聖なまとわれ方が
多いのです。
今週末からの umu-waka Exhibition@ 高松、
神々しい
新たな麻の白泥染めストールの奉納です。
2013年6月21日(金)〜24日(月)
10:00〜18:00 (最終日:16:00終了)
ギャラリーほとり(栗林公園 北門隣)
http://www.umu-waka.jp/
スーパームーンには地球のミネラル・白泥染ストールを〜
2012.05.05 Saturday
今回の満月は、地球に近い場所でおこるスーパームーン。
満月頂点にむかい、夜空は大海原のような〜
まるでこれがアセンションなのかも....なんぞと感じてしまうようなエネルギー。
空間の分子にスペースが生まれてきているような
満月前から感じる言葉にできない内側の内側の変化と日常の色合い。
ああああ〜そういうことね。ともうひとつの言語が理解をしていく。
このスーパームーンな今宵は、白泥染めストールをまとって眠りましょ。
はい!
眠っている間に私が、白泥染めをされる工程で蒸されて干されて
はい!白泥月染め&寝染めに入るのでございます。
朝には上ランクの仕上がりになって目覚めるのです。
白大島紬、色大島紬の中でも高級ラインの1割りぐらいでしか施されないものが
白泥染めでございます。
手間隙がかかるので、あまり施されなくなった白泥染をumu-wakaはストールに
施しております。
美しい、きめ細やかな艶やかな光をまとわす白泥染め。
糸が増量されているはずなのに、まとう以上に軽くなるその羽感。
日本の伝統の技は、神業でございます。
umu-waka Exhibition@名古屋は
5月24日〜27日までございます。白泥染の美しいまといも展示しております。
詳細はこちら→ www.umu-waka.jp
お待ちしております。
堅くなった心を柔らかくする白泥・白羽色〜☆
2012.01.20 Friday
なんだか
昨日は
むしょうに、お花が買いたくなって
どうしてもお花が買いたくて
うちの近くのお花屋さんに出かけました。
お店の軒先で
雨に濡れながら、私を待っていた鉢植えの白いお花達。
ショールームリニューアルに合わせて
仕事部屋もリニューアル中。
あ!
アトリエも.....と、
お引っ越し!!する!!ってな状況で
家の中も私の頭の中も、わやくちゃになっているせいなのでしょうか。
真っ白なものに惹かれる一日でした。
シルクカシミヤ、極々薄い、羽衣のような素材を
白泥で染めたストールをまとい
白いお花達を見ていると
心まで柔らかくなります。
明朝は雪かもですね。
でもでも、そろそろ春の香りだけ飛んできそうな時期かしらと..。
すでに冬物をしまいだした私でもございます。
taiちゃんびゅーてぃほ〜計画☆仙台と名古屋は近い???
2010.11.04 Thursday
☆地球のミネラルで染めた白泥ストール@シルクカシミヤ・うるわし〜☆
春夏のExhibitionの頃は入院中だったtaiちゃんが、先週退院した
ばかり!!!で、2時間かけて福島から仙台三越さんへ
ご来店〜☆元気そうな姿に、久しぶりに会えたtaiちゃんに
もう、胸が踊る踊る!!!!すっごく!!嬉しい〜〜〜☆
早く本ちゃん!元気になって、もっともっとtaiちゃんビューティフル
計画を遂行したいですなぁ〜。
taiちゃんは、久しぶりに見るumu-wakaの進化に胸が躍って
いたようですが、
天使の羽根のような、白泥うるわしストールを選びました。
光、浄化力〜。まとうと天使のように飛び立ってしまいそうな
umu-wakaの宝石のストールは、
taiちゃんの元気を後押ししてくれると思います。
taiちゃ〜ん☆元気になってお洒落して仙台イタリアンを
今度は食べに行きたいなぁ〜☆白泥くん神様にお祈り〜〜☆
☆左・うるわし白泥ストール&右・絹紗織り白泥ストール☆
極上の白大島紬と色大島紬の糸にだけ施される白泥染め。
umu-wakaだけでしか作ることができない白泥ストール。
うるわし白泥染めストールは、残り1本だけとなりました。
110cm X 215cm シルク60% カシミヤ40%
¥36,750-税込価格 でございます。
どうしても欲しい〜〜って方は、
ホームページのコンタクトからご連絡下さいませ。
クリック→ http://www.umu-waka.jp
カード決済OKでございます。
白の光の中の調印式〜☆
2010.08.30 Monday
聖子ちゃんが今回の演目を決めたのは、
ちょうど7月の頃。mini-umu-waka Exhibition朝花の頃。
テーマは『白』。
彼女自身の人生の経のポイントも白だったようで、白泥ストール、
白泥のミネラルを含んだ、その美しい白が驚くほど似合っていた。
☆〜由唄さんの奄美の島唄を聞く聖子ちゃん〜☆
☆〜由唄さんの唄とumu-waka色で舞う日がいつか訪れますように〜☆
☆〜大切なお友達 えぐさ由唄さん http://ameblo.jp/ayahabura/ 〜☆
白は、全ての光を集めると白になる。( 光の三原色(加法混色))
本日の舞台、『白』の中で
彼女は真っ白のドレスを着て、赤い光の中で、光の赤で染まったドレスで
赤の感情、精神、魂を彼女の肉体が感じ、赤を放出する。
高揚、躍動、情熱、嫉妬、生命のあがき、ポジもネガも〜
それこそ、彼女自身の人生の経、魂の経の放出。
そして次に、青の光の中で
静かな内面、沈静した、熟考、青の神秘、どこまでも深い自分の湖。
YES。
どちらを選ぶのか...えらぶことができないのか...。
第3のステージでは、
赤い光、青い光、すべての光を集めて白い光の中
やっと見つけた「何か」「宝」を手に
両方を手にし、自分が探し求めていた物との出会いの喜びと浄化〜。
そして......。
第4のステージは、色んな意味できっと彼女の人生の答えを
肉体、精神、感情を超えたところで踊る。
やっと見つけた大切な宝物さえ手放し、新しく飛び立つ。
私は、回遊魚だから〜という彼女の言葉のごとく
白泥のミネラルの光が、
umu-waka白泥ストールもその舞台で舞う。
聖子ちゃんが今の私をも連れ出し、人生の調印式を舞っているようです。
THE JAPAN umu-waka 泥染ストール(黒泥)
2010.05.18 Tuesday
奄美大島の赤尾木海岸に落ちた、巨大な隕石の影響で奄美の土は鉄分が
多く含まれています。宇宙のコードも含まれているのかもしれませんね。
その鉄分が多く含まれた泥の恩恵で染め上げた黒泥染ストール。
作業工程
〈赤泥色〉 〈茶泥色〉 〈本泥色〉
1:テーチ木という木のチップを、丸2日間かけて煮出し染液を取り出す。
2:染液を何度も替え、数十回染めます。
3:本場大島紬の要とも言える泥染め。泥に含まれた鉄分によって媒染(色留め)
します。
腿部まであるゴム長靴をはいて泥田に入り、泥田をかき回しては漬け
揉み込み、たたきこむことによって、絹の美しい艶感、しなやかさが生まれます。
*2番、3番を交互に繰り返すことによって色が深まっていきます。
*1週間かかって染め上げるストール*大島紬の作業工程 →http://bit.ly/aY5eli
*静電気防止効果&防虫効果もある泥染めストールです。
奄美大島の泥染職人・純兄ぃ(奄美の目上の男性を敬う呼び方・兄ぃ)
奄美の原人と言われているが、私は精霊と呼んでいるぅ。
純兄ぃ〜精霊ナビゲーション →http://bit.ly/ank7up
大島紬伝統柄の龍郷柄の中にも、黒褐色のニュアンスを感じとれます。
テーチ木染め&泥田での媒染の回数が多いほど黒褐色が強くなっていく。
【泥染グラデーションストール】
テーチ木染めの回数や、泥染の回数を重ねることによって
赤茶色→茶褐色→黒褐色へと変化していく泥染め。
その変化を楽しむ、高級感あふれるストールです。
黒の艶感の美しさは、日本の黒の美しさの最高峰。職人技の極みの色です。
2色グラデーションストール
絹100%
3色グラデーションストール
絹100%
umu-waka泥染(白泥シリーズ)
2010.05.06 Thursday
朝花の色品達〜
拝み(うがみ)とは、奄美の方言で『出会い』という意味。奄美大島の方言では、
『拝みん候らん・うがみんしょうらん』と挨拶をします。
手を合わせて出会いを引き寄せて下さった神様に感謝、出会った方を敬う。
そんな気持ちが想像できます。奄美の方言、言い回しには、敬語が基本だと
聞いています。万葉集の敬語調の言い回しで、掛け合って唄う、
奄美の島唄は万葉集のルーツとも言われます。
そんなあたたかな言葉で招かれた奄美大島の素晴らしい文化と自然の香りを
今年はお届けします。
『泥染めストール・白泥&黒泥』〜大島紬、奄美大島の色世界
今回は、たくさんお届けするものがあるのですが、そのひとつに
umu-waka の神髄である大島紬の伝統的な技法で染めた
泥染めストール・白泥&黒泥シリーズです。
素材:シルク100%( 絹紗織りの美しい光の織物)
size:85cm x 175cm
*1週間という長期戦で染め上げる!そんなストール達です。
『泥染めストール・白泥ストール』
大島紬の特別な加工法。絹の艶感を品よく仕上げるために、染料で染めた後、
白恵泥に浸け、もみ込むことによって、マット感と柔らかさを出す加工法。
今回は、奄美大島の海や山、植物や鳥達をイメージして染め上げました。
熟したアダンの色
赤翡翠色(アカショウビン)
緋寒桜色の可愛らしさは、頬ずりしたくなるほどの色合い。
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